キツネ小説一覧
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「私、男ですから」
女子として育てられ、王の十三番目の愛妾としての御披露目の席で、複数の男性と関係したあげく不義の子を身籠もったと糾弾されたレティシアは、自分が男だと真っ平らな胸を見せて、人々を驚かせた。
そこで突如、起こった公爵の反乱。二十歳なのに子供の姿のままの王のロシュフォールを守って、レティシアは奮闘空しく追い詰められたが、そのロシュフォールがいきなり大人の美丈夫になって公爵を倒し、危機は脱せられた。
男の姿に戻り、王の参謀となったのはいいけれど、ロシュフォールが「愛している」と求愛してきて?
※この世界の人間には獣の耳と尻尾がついてます。
※第二部から男性妊娠要素はいります。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
文字数 282,952
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.23
身体が弱く昔から外に出ることがほとんど無い第三王子のウィリアムはいつも窓の外を眺めていた。そんな時、ウィリアムのもとに新しい世話係として狐面をつけ、男物の着物を着た女が入ってきたのだった。
その日を境にウィリアムの生活は変わっていったのだった――――
文字数 19,957
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.02.24
指でキツネを作った人は数知れず、でも何故片耳が小さいのか?そこには哀しくも優しい理由があった。
ひとりぼっちの男の子・カンジの前に現れたのは、キツネのお面を被ったギンコと名乗る少女。
二人は短い間であるが一緒に遊んでいた。カンジは、もういない祖父との思い出を思い出す。
そんな中、カンジを見つめる視線がある。
山の中でギンコとの別れを経験するカンジは前を歩き出す。
拙い文章ではありますが、読んで頂けると幸いです。
文字数 5,901
最終更新日 2021.11.30
登録日 2021.11.30
産まれた時から長いしっぽのキツネのキィータは、村人からいじめられていました。
しっぽは成長し続け、扱いに困ったキィータは首に巻き付け暮らしていました。
ある日、川でおぼれる村の子どもに遭遇したキィータは、自分をいじめていた子ども太郎吉だと気づきました。
でも、見捨てることが出来なかったキィータが決断したこととは・・・
文字数 4,421
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
キツネが生まれて初めてもらったプレゼントは、人間の女の子からのハンカチだった。
しかし、キツネがうたた寝している間にハンカチがなくなってしまう。
探しても見つからず、諦めかけるキツネ。
そこへ現れたのは、フクロウだった……。
*カクヨムにも掲載しています。
文字数 6,559
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.14
あるところに心やさしい若者がおりました。
彼が歩いていると、木の根にはさまれて、身動きのとれない白ヘビを見つけました。
かわいそうにと、助けてあげた若者。
すると、その夜更けのこと。
トントン、家の戸をたたく音がする。
こんな時間にいったい誰だろう?
若者は小首をかしげるも、戸をあけます。
するとそこには……。
これは善良な若者の身に降りかかった幸運でもあり、不幸でもある物語。
文字数 2,054
最終更新日 2018.12.27
登録日 2018.12.27
人間の子供に化けて夜の森を歩くキツネのコウと、タヌキのゼン。互いの正体を知らないまま友達になる2匹。互いの正体がわかっても、2匹の気持ちは変わりませんでした。
文字数 2,698
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.26
陰陽寮に所属する前の大舎人時代。
安倍晴明は宿直帰り、怪しい気配の元へ向かう。
幼い頃に賀茂氏から修行をつけてもらっていたので、閉反で浄化していくと、瘴気を発していた原因と話をすることになった。
文字数 7,824
最終更新日 2021.01.08
登録日 2021.01.05
ようこそ、まとまりのない我が家へ。ここは「本物」になり切れないものたちが集まる家です。
本物の人間、本物のウサギ、本物のダンサー。目指すものは人それぞれ。
本物になるまでは、「一応〇〇」として仲良く暮らしましょう。
家族が頑張る姿を見て、自分のモチベーションも上げるのが狙いです。
さあ、新しい家族をご紹介します。
文字数 6,551
最終更新日 2022.10.14
登録日 2022.10.14
村一番のお人好しの男。逃げてきたキツネをかくまう。その翌日。男の元に美しい花嫁が訪れた。
男の優しさに心惹かれ人間の姿へと变化したのだ。男は、その正体を知りながらもキツネと共に暮らす。
ほのぼのとした、童話のようなお話です。
文字数 2,115
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.06.12
母親を亡くした子狐「ハク」はひょんなことから「クマ」にその命を救ってもらう。その後二人は一緒に生活を初めたが、ある日……。
少しですが「流血表現・子供のおもらし表現」があります。(工口なことではないです)
苦手な方は回れ右でブラウザバックをお願いします。
※誤字脱字はコメントでお知らせください
「累計1000PT ありがとうございます」
「累計2000PT ありがとうございます」
文字数 8,308
最終更新日 2022.10.03
登録日 2022.10.03
1人暮らしを始めることになった主人公・紗季音。
アパートの近くの神社で紗季音が出会ったあやかしは、美形の妖狐!?
妖狐の興恒(おきつね)は、紗季音のことを「自分の恋人」が人型に変身している、とカン違いしているらしい。
紗季音は、自分が「谷沼 紗季音(たにぬま さきね)」というただの人間であり、キツネが化けているわけではないと伝えるが……。
興恒いわく、彼の恋人はキツネのあやかしではなくタヌキのあやかし。種族の違いから周囲に恋路を邪魔され、ずっと会えずにいたそうだ。
「タヌキでないなら、なぜ『谷沼 紗季音』などと名乗る。その名、順序を変えれば『まさにたぬきね』。つまり『まさにタヌキね』ではないか」
アパートに居すわる気満々の興恒に紗季音は……
文字数 123,701
最終更新日 2023.01.31
登録日 2019.12.01
「この夏は、父さんの実家に里帰りしよう」
いきなり帰省を父から提案された、小学五年生の八尋。
里帰りってどうして? いつも僕をほったらかしにしてる罪滅ぼしのつもりか?
戸惑う八尋が連れてこられたのは、超弩級の田舎の家。
ゲームもできなければ、涼をとるためのエアコンもない。
ヒマでヒマで、退屈で。
グダグダ、ゴロゴロするしかない八尋。
そんな八尋に父が再び提案する。
「祭りに行かないか?」
祭りぃ!?
こんな田舎に祭りなんてあるのか?
不思議に思う八尋に父がキツネのお面を渡す。
「いいか。このお面は絶対外しちゃいけないぞ。でないと、食われてしまうからな」
――は? ナニイッテンダ?
いぶかしむ八尋。お面をつけた父が連れてきたのは、台所にある、古い冷蔵庫の前で。
「さあ、行くぞ」
冷蔵庫の扉を開け、グイッと八尋の手を引いた父。無理やり連れ込まれた冷蔵庫の中――のはずなのに。なぜか、そこは祭ばやしが鳴り響いていて?
ここ、どこなんだよ! ってか、誰か説明してくれよ!
十歳の少年、尾崎八尋の人生が激変する。
文字数 11,249
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
文明が発展し、住処を奪われた化けタヌキと化けキツネ。
両者は協力し合う事で現代まで人間社会に溶け込み生き残ってきた。
そしてまた現代に、タヌキとキツネは会談していた。問題はタヌキの娘の婿選びである。
どうしても人間と結婚したいという変わっている娘の婿を探すため、両者は知恵をしぼり久々に人間を化かして肝試しをすることにした。
カクヨムとノベルアップにも投稿しています。
文字数 1,669
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
ここは逆さ虹の森。
いたずらなリスと、お人好しのキツネが遊んでいると、リスが「クマの怖がりを直してあげよう」と言い出しました。キツネは訝しみながらも、リスについていきます。そこでリスが提案した方法でクマが大変な目に!?
文字数 3,644
最終更新日 2018.12.20
登録日 2018.12.20
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