長屋暮らし・中世小説一覧

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ある日、いつもの日常である出城の警備を気だるげにしていた伝四郎の許へと兄である進一郎が一通の手紙を持ってきたのだが。その手紙がなんと以前伝四郎がお付き合い……。それも将来を結婚するとまで約束をした幼馴染でもある、お蝶からの手紙だった。 でッ、そのお蝶なのだが、伝四郎と結婚の約束まで交わしていたほど仲の良い女性だったのだが、何故か急に伝四郎に、「伝ちゃん、別れよう……』と告げてきたので。伝四郎も慌てふためきながら、『な、なぜ、俺と別れるのだ。お蝶?』と、訊ねると。『あのね、私、伝ちゃん以外の男性と結婚をするからごめんね……』と、一方的に別れの言葉を伝四郎に漏らし、彼の許を後にして結婚をしたはずなのだが。何故か数年ぶりに幼馴染……。 と、言うか。元彼女からの手紙に困惑をする伝四郎なのだが。それでも取り敢えず自身の気を落ち着かせて、手紙を拝見してみると。 『おとうさま、母上と姉上に内緒で、初めて手紙を書きますが、わたしはおとうさまの実娘の江ノ妃と申します。実は母上がおとうさまと逢い暮らしたくて仕方がないようでございます。できれば、そろそろ、わたしたち家族と一緒に暮らしていただくと助かるのですが』と。 まあ、こんな感じの内容が手紙に書かれていたのだよ。
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文字数 10,589 最終更新日 2020.01.28 登録日 2019.04.02
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