ドール小説一覧
7
件
文字数 32,256
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.07.03
ライシ・ヴォルトは魔法の名家の出でありながら、まったく魔法が使えない落ちこぼれだった。
ある日彼はある奇病を患い深い眠りについてしまう――目が覚めた時に事のあらましを聞かされたライシは酷く狼狽するのであった。
祓御雷志はどこにでもいる現役高校生である。
雨が降るその日、彼は一人の女性と出会う。【夢幻の如き遊戯場】というドールショップを経営している彼女に案内されるが、まま、そこで数多くの作品を見ることに。
若干の不気味さを感じつつ、帰路に着いた雷志は――気が付けばまったく知らない世界にいた。
異世界にいると思っていた彼であったが、メイドのエルトルージェより夢現症候群という奇病を患っていたこと、その奇病は発症した者の記憶を改竄してしまうという事実を教えられる。
今まですべて夢の中での出来事と知った雷志は現実を受け入れられずにその場から飛び出してしまう。
エルトルージェになだめられ、雷志はライシ・ヴォルトとしてではなく、あくまで祓御雷志として生きていくことを固く決意するのであった。
文字数 44,651
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.03.27
兵器「自動人形」
設計理念と言う作り物の本能に抗えぬ哀れな生き物。
ある者は災いと成り、ある者は恐怖の対象となった。
またある者は剣や盾と成り、ある者は秩序となった。
その中でも珍しい自動人形がいた。その者は愛を求めたのだ。
それら全ては名を知られることを恐れ、それら全ての兵器が記される書物「兵器全書」を忌み嫌った。
西暦2000年。一体の自動人形が一人の少女を守る。
兵器全書の所持権を不運にも引き継いでしまった少女の名は、八雲恵美。
人形達は少女を恐れ、書物の名を「八雲の帳簿」と呼び変え、彼女と書物を狙うのであった。
400年を生きる無敵の自動人形レティ。彼女は親友との約束を守るため、恵美の剣となり書物を狙う多くの敵を斬る。
これは人に愛されたかった人形と不運な少女の物語である。
文字数 41,830
最終更新日 2020.12.30
登録日 2019.03.10
これは、世界が一度滅んだ後の話……。
今は未来。君たちの生きている世界の二百何世紀は経っているであろう世界。
人間の文化は一度滅び、君たちの生きていた場所、科学、記録などはもうほとんど消えていた。少なくとも残っているのは、君たちの知らないような未知の科学のみ。
その中で現在でも有名な「くじら」という物が残されていた。
くじら、この世界でいう無人の飛行型自動船。
くじらはこの世界に5機しかないといわれる、今では古代の乗り物。それを見たら一生幸せになれる、という噂がたつほど、地上ではとても珍しく有名な、世界の七不思議のような存在。
くじらを動かすには、ドールという少女達が必要となる。これは、その少女達と少年、そして「くじら」の物語。
さあ始めよう。世界を揺るがす者達の物語ーーファンタジーーーを。
※作者の集中力が全くもって0のため、制作スピードがとてつもなく遅いです!!
文字数 34,281
最終更新日 2019.11.17
登録日 2019.03.04
7
件