仮面舞踏会小説一覧
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仮面舞踏会でなし崩し的に身体を繋げた想い人は朝、眼が覚めると双子の姉の名前で求婚してきた。
ああ、まただ。
姿形で好意的に声をかけて姉ではないと気づくと掌を返すように離れていく。余りに慣れすぎて傷つく事などなくなっていた。
体型や顔はそっくりだがまとう雰囲気のせいで似ていない双子の姉妹。
姉は溌剌としていながらも淑女の鏡と称され誰もが彼女に恋をする。
だけど、昔些細なことで恋に落ちずっと好きだった。だから貴方に抱かれたのに。
夢のような天国から突然の転落。
もうここにもいられない。だって貴方と姉が仲睦まじく暮らすのなんて見たくない。
文字数 9,752
最終更新日 2021.01.25
登録日 2021.01.20
★番外編③あり★妖精王の娘である私、フィオーレは、20になる年になっても番(つがい)が見つからない。次期妖精王になる者には20才までには番は見つかっているはずなのに。国中番となるだろう相手を探してみたところで、私の番は見つからない。でも突然、従兄であるジョエルが、私の番だと言い出した。違うと思うのだけど、私はジョエルとの婚約を、しぶしぶ飲むしかなくなった。だけどやっぱり、気分はやさぐれている。
そんな時、友達のパメラから、人間界には仮面舞踏会なる催しがあるらしい、と聞いて、面白そうだと、仮面舞踏会を開いて気分転換をしようと思いついた。
※アルファポリスのみの公開です。
文字数 22,010
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.10.10
私はナツキ・グローリー。男爵令嬢です。ある日父から領地を援助して貰う為に伯爵家に嫁に行くように言われる。行きたく無いわっ!!最悪嫁に行く事になったとしても、1度位はキチンと恋愛したいのっ!!とりあえず弟に身代わりしてもらって、恋愛するわっ!!だってちょっとの間だけでも幸せになりたいもんっ!!
弟視点の話しの進み具合により投稿が遅くなるかもしれません。
文字数 3,730
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.13
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