婚約破棄 小説一覧

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1

婚約者は病弱な令嬢だけを選び続けました。もう十分ですので婚約をお返しします

「リゼットは強いから大丈夫だろう」 その一言で、私の心は終わってしまいました。 侯爵令嬢リゼットは、公爵家次期当主セドリックの婚約者。 しかし彼は、病弱な伯爵令嬢クラリスを優先し続け、約束も、公務も、社交界で隣に立つことさえ、すべて彼女へ譲っていきます。 「彼女は病気なのだから仕方ない」 「君だけは理解してくれ」 そう言われるたび、私は笑って我慢してきました。 けれど、誰も私を選んではくれなかった。 だから私は静かに婚約を返上し、公爵家を去ります。 すると、私が陰で支えていた公爵家の経営と人脈は少しずつ崩れ始め、彼らはようやく私の存在の大きさに気付きます。 一方、新天地で出会った侯爵カシアンは、私の能力だけでなく、一人の女性として私を大切にしてくれました。 「もう一人で耐えなくていい」 その言葉に救われた私は、新しい人生を歩き始めます。 今さら「戻ってきてほしい」と言われても、もう遅いのです。 これは、誰よりも我慢し続けた令嬢が、本当に自分を大切にしてくれる人と幸せになり、彼女を失った人々だけが静かに後悔していく逆転ラブストーリーです。
恋愛 連載中 長編
感想数 5 文字数 48,522 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.13
2

幼なじみの方が大事だと言われたので、私は婚約者を降ります

伯爵令嬢リシェルは、侯爵令息エドワードの婚約者として、長年彼を支え続けてきた。 社交の調整、侯爵家との付き合い、夜会での立ち回り。 婚約者として必要な役目を果たしてきたつもりだった。 けれど、エドワードが最優先するのは、いつだって乳兄妹のフィオナだった。 体調を崩したと聞けば予定を変えて駆けつけ、夜会でも当然のように隣へ立つ。 「昔から家族同然なんだ」 そう言って、エドワードは何度もリシェルへ理解を求めてきた。 侯爵夫人だけは、そんな息子を何度も諫めていたけれど――本人は、自分がどれほどリシェルへ甘えているのか、まるで分かっていなかったのだ。 そして、ある日。 「フィオナは俺にとって特別なんだ。君とは違う」 その言葉を聞いた瞬間、リシェルはようやく気づく。 ああ、この人は最初から、私を一番に選ぶつもりなどなかったのだと。 ですから、もう結構です。 そこまで乳兄妹の方が大事なのでしたら、私は婚約者を降ります。 リシェルが去ったあと、エドワードは少しずつ思い知っていく。 自分がどれほど彼女に支えられていたのかを。
恋愛 連載中 長編
感想数 767 文字数 229,261 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.05.06
3

辺境伯夫人の座に相応しくありませんので

王宮の夜会で王子に婚約破棄された公爵令嬢に、北の辺境伯が求婚を申し出た。 王子に捨てられた令嬢が美しい辺境伯に手を差し伸べられる。そんな舞台の一幕のような光景に誰もがうっとりと見惚れていた。 会場中が運命に結ばれた二人を祝福する中、端の方で参加者の一人が呟く。 「辺境伯様には……婚約者がいらしたはず」 そう、なんと辺境伯には故郷の領地に婚約者がいたのだ。 辺境の地で帰りを待つ婚約者、クリスタ。彼女の運命は誰も予想しない方向へと転がり始める──。
恋愛 連載中 長編
文字数 25,213 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.14
4

お心のままに動いた結果でしょう?

お心のままに動いた結果でしょう?
「アンネリーゼ・フォン・アルバ公爵令嬢!」 「……はい、お呼びでしょうか。殿下」 王立学園の卒業パーティーの最中、筆頭公爵令嬢であるアンネリーゼは、婚約者であるフェリクス王太子殿下に高らかに名前を呼ばれた。 「アンネリーゼ。君は『妹』であるアマーリエ・フォン・アイヒェン侯爵令嬢を虐げた。いくら父親が違うとはいえ、血の繋がった『妹』に対する態度ではない。君との婚約は破棄する!」 異父妹を『妹』と呼び続け、心を移した王太子。 その結末がどうであれ、貴方が心のままに動いた結果でしょう? ※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。 ※ ご都合主義ですので、ご了承下さい。 ※ 画像はAIで作成しています。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 227 文字数 113,758 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.05.29
5

「君なら我慢できるだろう」と義妹を優先されたので、婚約を白紙にしました

伯爵令嬢アリアは、婚約者カイルとの食事の約束を二時間待たされていた。 理由は、カイルの義理の妹セレーネの体調が悪化したから。 セレーネは聖女候補で、体が弱く、国を救う力があるから仕方がない。そう言われ、アリアは何度も自分の約束を後回しにされてきた。 けれど、その日、アリアはついに告げる。 「婚約は白紙に戻しましょう」 翌日、王都の神殿では、セレーネが正式に聖女として認められるための認定式が開かれる。 アリアはいつものように補佐席へ案内されるが、そこで足を止めた。 「本日は、補佐に入りません」 これまでアリアは、正式な辞令も報酬もないまま、善意でセレーネの祈りを支えてきた。 だが、婚約を白紙にした今、彼女を支える理由はもうない。 神官たちは「一人欠けても問題ない」と式を進める。 しかし、セレーネの祈りは失敗した。 魔力供給記録を確認した第二王子レナードは、衝撃の事実を明らかにする。 セレーネの祈りのほとんどは、アリアの魔力によって支えられていたのだ。 さらに、セレーネの体調不良は嘘だった。 彼女はカイルの一番でいるために体調不良を装い、アリアとの約束の日を狙って彼を呼び出していた。 偽りの聖女候補は資格を失い、カイルもまた、アリアを軽んじ続けた責任を突きつけられる。 一方、アリアは王子レナードから正式に請われ、結界を安定させる。 力を認められたアリアに、レナードは手を差し出す。 「もしよければ、私の傍にいてくれないか?」 婚約者におざなりにされてきた少女はその日、ようやく自分だけを見てくれる人の隣に立つことになるのだった。
恋愛 完結 長編
感想数 5 文字数 100,501 最終更新日 2026.07.16 登録日 2026.07.04
6

どうぞ、これからも王女殿下を優先なさってください

伯爵令嬢のエリーゼには幼い頃から婚約者がいた。 相手は伯爵家の嫡男であり、王女殿下の護衛騎士であるアルベルト。 彼はいつだって王女が最優先。 「王女がお呼びだから」と、約束は何度も破られ、エリーゼは後回しにされ続ける。 政略とはいえ、この婚約に意味はあるのだろうか。 王女を優先し続けた婚約者に心を閉ざしていくエリーゼ。 失って初めて気づいても、もう遅い――。
恋愛 連載中 短編
文字数 2,299 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.19
7

10年ぶりに再会した幼馴染を優先する婚約者と、選ばれなかった私

世界樹を管理する聖公爵家の令息ロインズの婚約者として、メイジーは彼を支え続けてきた。 しかし、ロインズは十年ぶりに再会した幼馴染を優先するようになっていき、メイジーは嫉妬のあまり世界樹を燃やしてしまう。 「あなたたちだけ幸せになんてさせないから!!」 だがその炎の中で前世の記憶を思い出し、そこが小説の世界であり、自分が悪役令嬢だと理解したメイジー。婚約者がヒロインに出会って恋をする未来は決まっている。 だから、ロインズの愛を求めず新たな幸せを探すことを決意したのだった。 ――婚約者様、さようなら。好きな人とお幸せに。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 20,366 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.07.14
8

婚約破棄されたので復縁はお断りです ――謝罪もなしに元通り? もう心は冷めきっております

「国王陛下の御前で婚約破棄。――殿下、思ったよりずっと勇敢ですわ。主に、自滅方面に」 卒業記念パーティーの壇上で、王太子アスレイから一方的に婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シェリア。 だが、その場で男爵令嬢ミリアムの持つ魅了魔道具が発覚し、アスレイは「自分も被害者だ」と主張する。 問題は、その後だった。 治療を終えて魅了が解けても、謝罪の手紙は一通も届かない。 それどころかアスレイは、当然のように「元通りでよいだろう」と復縁を求めてきた。 十年間、王太子妃候補として己を律し続け、傷つけられても、踏みにじられても耐えてきたシェリアは、今度こそ自分の意思で未来を選ぶ。 「気安く触れないでくださいませ。心底からお断り申し上げます」 謝罪のできない王太子には、相応の結末を。 シェリアには、父の悪友である豪快な辺境伯と、遠慮なく言い合えて、なぜか毎日笑ってしまう日々を。 謝罪もなしに元通りですか? もう心は冷めきっております。 ※元王太子ざまぁ複数あり/ハッピーエンド
恋愛 連載中 短編
感想数 5 文字数 61,289 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.14
9

【完結】そこまで幼なじみが大切なら、私は婚約者でなくて結構です

侯爵令嬢エルセは、幼い頃から婚約者である次期公爵ラインハルトを支え続けてきた。 社交界での根回し、商会との交渉、領地経営の補佐――。 不器用な彼に代わり、誰にも気づかれない場所で公爵家を支えてきたのは、いつだってエルセだった。 けれどラインハルトが最優先するのは、体の弱い幼なじみの男爵令嬢ミーナ。 「ミーナは家族同然なんだ」 「君は聡明なんだから理解してくれるだろう?」 その言葉を何度も聞かされるうちに、エルセの心は少しずつ冷えていった。 そして十八歳の誕生会の日。 主役であるはずの自分を置き去りにし、ラインハルトはまたミーナのもとへ駆け出していく。 ――もう、十分です。 翌朝、エルセは婚約指輪と大量の書類を残し、静かに去った。 その後、公爵家では次々と問題が噴出。 商会は離れ、人材は流出し、社交界の評価も急落していく。 一方、新たな土地で能力を認められたエルセは、彼女を一人の人間として尊重してくれる侯爵アレクシスと出会う。 失って初めて気づいた後悔。 けれど、もう遅い。 これは「都合のいい婚約者」を辞めた令嬢が、本当の幸せと愛を手に入れる物語。
恋愛 完結 長編
感想数 17 文字数 187,007 最終更新日 2026.07.17 登録日 2026.06.20
10

愛されない私は別れを選びます

婚約者の隣には女性がいた。 私という存在がありながら、どうして他の女性と一緒にいるの?
恋愛 完結 短編
文字数 11,071 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.06.18
11

貴方が要らないとおっしゃった馬鹿な女はもう居ませんのでご安心ください

 学園生活が半ばに迫ったある日。  ベラ・アルコットは学園の裏庭で婚約者であるゴードン・サラーから婚約破棄を言い渡される。 「俺より馬鹿な女と婚姻するつもりはない」  そんなセリフと共にゴードンはベラの前から立ち去った。 「馬鹿は要らない、ですか」  ベラはそう呟いてため息を吐いた。  ベラとゴードンのテスト結果はそこまで変わらなかった。  ゴードンがが学年上位の成績を収めていればその言い分も理解できたが、そんなことはない。要はそういう理由を付けて新しい婚約者を迎え入れたかっただけ。    そう言われた瞬間にベラは理解していた。都合のいい言い訳だと。    しかし、ゴードンは知らなかった。  馬鹿と言った相手が本当はそうではなかったことを。  
恋愛 連載中 短編
感想数 6 文字数 63,060 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.06.30
12

自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路

令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。 しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。 「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」 エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。 ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。 「さようなら、ヴィンセント」 縋りつかれてももう遅いのです。
恋愛 連載中 短編
文字数 125,370 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.03.06
13

「君の代わりはいくらでもいる」そうなので、もう婚約者を降りさせていただきます

伯爵令嬢クラリスは、侯爵家嫡男アレクシスの婚約者になってからというもの、彼のために努力を重ねてきた。 社交界での根回しも、帳簿の整理も、取引先との交渉も。 表に立つアレクシスの陰で、クラリスはいつも彼を支え続けた。 けれどなにかある度、アレクシスはクラリスよりも、可愛らしい遠縁の男爵令嬢ミリアを優先する。 クラリスの献身は、彼女が勝手にやっているだけだと、まともに見ようとしない。 婚約者として、黙って耐えていたクラリスだったが、そんな彼女にアレクシスは悪びれもせず言い放つ。 「君の代わりはいくらでもいる」 その瞬間、クラリスは静かに彼を見限った。 ――それならもう、彼を支える必要はない。 クラリスの支えを失ったことで、アレクシスの立場は徐々に落ち込んでいく。 そして彼は思い知る。 自分が誰に支えられて、立てていたのかを。
恋愛 連載中 短編
文字数 83,598 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.06.22
14

思い出話に花を咲かせていたら、婚約破棄されました

夜会で再会した懐かしい異性の友人。 思い出話に花を咲かせていると、そこに婚約者が現れ、浮気したと決めつけてきた。 必死に誤解を解こうとするも、婚約破棄されてしまった。
恋愛 完結 短編
文字数 10,988 最終更新日 2026.07.16 登録日 2026.07.16
15

「君は翻訳だけしていればいい」と言われましたが、翻訳係とともに信頼まで失ったようです

「君は翻訳だけしていればいい」と言われましたが、翻訳係とともに信頼まで失ったようです
「君は翻訳だけしていればいい」  若き外交官エドガーにそう言われ、私は婚約を解消された。  辺境伯家の娘である私は、彼の補佐として各国との交渉を支えていた。  もっとも、私がしていたのは翻訳くらいのものだ。少なくとも彼はそう思っていたらしい。  婚約破棄後も、エドガーは順調に出世した。  だが、その頃から王国の外交には少しずつ違和感が生まれ始める。  今まで問題にならなかったことで不信を買い、なぜか話が噛み合わない。  誰も気に留めなかった小さな違和感は、やがて大きな外交問題へと発展していった。  そして調査を始めた若き外務卿ルシアンは、一つの事実に辿り着く。  失われたのは翻訳係だけではなかったのだと。
恋愛 連載中 長編
文字数 33,149 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.11
16

茶番には付き合っていられません

私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。 婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。 これではまるで私の方が邪魔者だ。 苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。 どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。 彼が何をしたいのかさっぱり分からない。 もうこんな茶番に付き合っていられない。 そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
恋愛 完結 長編
文字数 215,860 最終更新日 2024.10.01 登録日 2024.07.19
17

妹に婚約者を奪われ追放された公爵令嬢ですが、祖母の遺産を継いだら最強の公爵家に望まれました

家族のために公爵家を陰で支え続けてきたクラリッサ・ヴァレンシュタイン。しかし父はその努力を認めず、妹エレノアに婚約者まで奪われた末、家から追放されてしまう。 絶望の中で彼女に託されたのは、唯一味方だった祖母が遺した莫大な資産と人脈。そしてその才覚は、国内屈指の名門・エーレンベルク公爵家当主レオンハルトに見出される。 正当に評価され、新たな居場所で愛されながら、その手腕で次々と成功を収めるクラリッサ。一方、彼女を追い出した実家では、誰も気づかなかった"本当の支柱"を失った代償が少しずつ表面化し始めていた――。 これは、すべてを奪われた令嬢が誠実さと実力だけで幸せを掴み、彼女を見捨てた者たちが遅すぎる後悔を味わう、痛快ざまあ逆転ラブストーリー。
恋愛 連載中 長編
感想数 1 文字数 109,267 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.07.04
18

親同士の決め事でしょう?

伯爵令嬢であるリリアーナは学園で知り合った侯爵令息のアルフレッドから婚約を申し込まれる。 リリアーナは婚約を喜んで受け、家族からも祝福された。 長期休みの日、彼の招待で侯爵家へ向かう。 するとそこには家族ぐるみで仲良くしているらしいカレンという女がいた。 「あなたがアルの婚約者?へえー、こんな子が好みだったんだあ」 「いや……これは親同士が決めたことで……」 (……ん?あなたからプロポーズされてここへ来たんだけど……) アルフレッドの、自称一番仲のいい友達であるカレンを前にして、だんだんと疑問が溜まってきたころ。 誰よりもこの婚約を不服に思うリリアーナの弟が、公爵令息を連れて姉へと紹介しにくる。
恋愛 連載中 短編
文字数 163,650 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.02.06
19

婚約者に浮気されたので、肩代わりしてた公務その他をお返しします

婚約者の浮気を知ってしまった侯爵令嬢。 婚約者である王子は男爵令嬢の誘惑にハマり、侯爵令嬢のことを悪役に仕立て上げたい様子で。 どうやら彼らは、数か月後に控えるパーティーで婚約破棄と新婚約を宣言するつもりだとか。 そういうことでしたら、こちらも黙っていませんよ。
恋愛 連載中 長編
文字数 191,558 最終更新日 2026.07.18 登録日 2025.12.19
20

前世で社畜だったので今世は婚約破棄されたら田舎で薬草カフェを開きます〜役立たず令嬢と笑われましたが冷徹公爵様が毎日通ってきて帰ってくれません

前世で社畜だったので今世は婚約破棄されたら田舎で薬草カフェを開きます〜役立たず令嬢と笑われましたが冷徹公爵様が毎日通ってきて帰ってくれません
「リディア・フォルナー。君との婚約を破棄する」 舞踏会の真ん中で、婚約者からそう告げられた伯爵令嬢リディア。 しかも彼の隣にいたのは、愛され上手な妹ミリアだった。 家族には「お姉様なんだから」と我慢を強いられ、婚約者には仕事も社交も押しつけられ、便利な婚約者として使われ続けてきたリディア。 だが彼女には、前世でブラック企業に勤め、過労死した記憶がある。 だからこそ、婚約破棄された瞬間、リディアは思った。 ――これは、退職の好機では? リディアは婚約破棄を受け入れ、慰謝料代わりに辺境の古い屋敷と薬草園を受け取る。 そして王都を離れ、小さな薬草カフェ「ひだまりの匙」を開くことにした。 雨漏りする屋敷。 荒れ放題の薬草園。 信用してくれない村人たち。 それでもリディアは、前世の知識と薬草の才能を使い、少しずつ自分の居場所を作っていく。 そんな彼女の店に、ある日、冷徹公爵セドリックが現れる。 戦場帰りの彼は長年不眠に苦しんでいたが、リディアの薬草茶を飲んだことで、数年ぶりに深く眠ることができた。 以来、公爵様は毎日のように店へ通ってくる。 「公爵様、ここは宿屋ではありません」 「知っている。私は客だ」 「毎日来る客は、もはや半分住人です」 一方、リディアを役立たずと笑った実家と元婚約者は、彼女がいなくなったことで仕事も社交も回らなくなっていく。 もう戻ってきてほしい? 家族なのだから助けろ? 申し訳ありませんが、私はもう婚約者業も、お姉様業も退職済みです。 捨てられた転生令嬢が、田舎の薬草カフェで幸せを掴み、冷徹公爵に不器用に溺愛されながら、彼女を軽んじた人々を後悔させていく逆転ざまぁ恋愛ファンタジー。
恋愛 連載中 長編
文字数 82,669 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.16
21

妹に婚約者を奪われた令嬢は、王太子妃教育ごと隣国へ亡命します

婚約破棄された夜、私はすべてを失ったと思っていた。 けれど本当に失ったのは、私を捨てた王太子の方でした。 公爵令嬢アデライドは、王太子ディルクの婚約者として王太子妃教育に耐えてきた。 だが卒業舞踏会の夜、義妹ロザリンドを選んだ彼に婚約破棄を告げられる。静かに身を引いたアデライドが王宮の補佐をすべて返上すると、国は少しずつ崩れ始めた。 一方、隣国公爵レオンハルトは彼女の真価を見抜き、尊敬と愛をもって迎え入れる。妹を選んだ王太子が後悔する頃、彼女はもう新しい未来へ歩き出していた。捨てられた令嬢の逆転愛。
恋愛 完結 長編
文字数 93,716 最終更新日 2026.07.07 登録日 2026.06.28
22

【完結】追放された元・大聖女の行方は誰も知らない。

「本日をもってお前との婚約を破棄する。大聖女の称号も剥奪し、王都からの追放を命ずる」 ユリアナは平民ながら強い癒しの力を持っていた。1000年に一度現れるとされる大聖女の称号を得て、婚約者となった王子リッドと共に魔物討伐に邁進する日々を送っていた。 だがリッドはユリアナを休ませることなく働かせ、ユリアナの癒しの力を濁らせていた。 そんな時に圧倒的な力を持つ上級魔物が、王国北部に襲来する。 ユリアナは全力を尽くしたものの、多くの犠牲を出してしまった。 ユリアナはその責任を押し付けられ、大聖女の称号を剥奪される。リッドからの婚約破棄に加え、王都からの追放を命じられた。 それから一年。ユリアナはユーリと名を改め、顔を隠し、新たな職に就いていた。
恋愛 完結 短編
感想数 5 文字数 22,198 最終更新日 2026.07.12 登録日 2026.07.11
23

婚約破棄、はい喜んで。失意の旅に出ている間に王家がなくなっていました

王太子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢フリージアは、あっさりとうなずいた。 「はい、喜んで」 泣いて縋る必要も、相手の新しい恋人を責める必要もない。 婚約者として過ごすはずだった時間が空いたのなら、以前から行きたかった西方へ旅に出ればいい。 フリージアは家族へ、旅先から手紙を送り始める。 宿の煮込みは豆が多かったこと。東へ向かう職人を見かけたこと。 揺り籠や鍋、鶏まで積んだ荷車が増えたこと。パンが一人一つになり、宿の馬が減ったこと。 本人は、目についたものを書いているだけだった。 けれど、その手紙を日付順に並べた父と、国境を預かるアルセイド辺境伯ローゼルは気づいてしまう。 西方で、人と物資が動き始めている。 王宮が婚約破棄後の体裁と新たな婚約話に気を取られている間にも、職人は消え、馬と穀物は集められ、国境へ向かう道は少しずつ塞がれていく。 ……そして「失意の旅」を続けていただけのフリージアが帰る頃、彼女を捨てた王家は、もうどこにも残っていなかった。 ※初日以外は6時・17時の更新となります。  王家や制度は独自のものなのでご了承ください。 
恋愛 連載中 長編
感想数 1 文字数 10,877 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.19
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【完結】婚約者の席を奪われた令嬢は、王太子との破局を望みます

王立セントリディア学院で「微笑みの公爵令嬢」と呼ばれていたエレノア・ローゼンベルクは、王太子レオナルド・グランヴィルの正式な婚約者だった。 青のスカーフを持つエレノアは、氷と結界魔法に優れ、誰に対しても穏やかに微笑む令嬢。昼休みの白薔薇の中庭、舞踏会の最初の一曲、式典で王太子の隣に立つ役目 それらは恋人同士の甘い約束ではなく、未来の王太子妃として彼女が大切に守ってきた場所だった。 けれど、白のスカーフを持つ伯爵令嬢セリーナ・アシュフォードが編入してきた日から、学院の空気は少しずつ変わり始める。 セリーナは王太子を親しげに「レオ様」と呼び、エレノアが用意した茶菓子を食べ、婚約者だけが座る席に当然のように腰を下ろした。 エレノアは嫉妬ではなく、学院の礼節として彼女を正す。 「セリーナ様。その席は、王太子殿下の婚約者である私の席です」 しかし、セリーナが涙を浮かべた瞬間、レオナルドは困ったようにエレノアを止めた。
恋愛 完結 長編
文字数 138,808 最終更新日 2026.06.27 登録日 2026.06.17
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「私は死にたくない」と叫んだのに、王国は私を「皆のため笑顔で死んだ聖女」にした〜奈落で生き延びた境界術師は、奪われた声を取り戻す〜

「私は死にたくない」と叫んだのに、王国は私を「皆のため笑顔で死んだ聖女」にした〜奈落で生き延びた境界術師は、奪われた声を取り戻す〜
「私は志願していません。死にたくない!」 崩壊する帰還門を前に、十四人の遠征隊は一人だけを奈落へ残す投票を行った。 十三枚の投票札に書かれていたのは、すべて境界術師リディアの名前。 だが、リディアは自分へ投票していない。 必死に拒絶する彼女を、婚約者エドガーは背後から押さえつけた。 聖女マリエルは、リディアが生還するための脱出石を力ずくで奪った。 十三人は地上へ帰り、リディアだけが奈落へ捨てられる。 その後、王国が発表したのは、あまりにも美しい嘘だった。 ――リディアは仲間を救うため、自ら笑って奈落へ残った。 ――婚約者へ国民の未来を託し、満足して命を捧げた。 空の墓が造られ、リディアは「献身の聖女」として祀られていく。 けれど、彼女は生きていた。 奈落で出会ったのは、言葉の通じない少女フィアと、最深部の牢につながれた角人族の男ラウル。 婚約者は、愛していると言いながらリディアの拒絶を奪った。 一方のラウルは、危険が迫る中でも「助けを望むか」と彼女自身の意思を確かめた。 地下には、リディアより前にも同じように置き去りにされ、英雄へ仕立て上げられた人々の記録が眠っていた。 奪われた脱出石。偽造された投票。最初から仕組まれていた事故。 「笑って死んだ聖女でいろと言うなら、その名は返します」 これは、生贄にされた境界術師が奈落から生還し、奪われた声と人生を取り戻す逆転の物語。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 48,567 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.15
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浮気するような女はお断りだと婚約破棄されたら、王子と婚約することになりました

浮気ではないと説明しても信じない婚約者は、やはり問題がありました。
恋愛 完結 短編
文字数 10,518 最終更新日 2026.07.16 登録日 2026.07.16
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捨てられ令嬢、森の端で小さな石鹸工房を始めます 〜肌荒れ令嬢の手作り石鹸が、王都の貴婦人たちと無口な辺境伯の心まで洗ってしまいました〜

捨てられ令嬢、森の端で小さな石鹸工房を始めます 〜肌荒れ令嬢の手作り石鹸が、王都の貴婦人たちと無口な辺境伯の心まで洗ってしまいました〜
婚約者を義妹に奪われ、実家からも追い出された元伯爵令嬢リリアーナ。 「地味で、香水もまともにつけられない令嬢など恥だ」 そう笑われた彼女には、誰にも認められなかった得意なことがあった。 それは、薬草と油と花の香りを使った、肌に優しい石鹸作り。 肌が弱かったリリアーナは、幼い頃から自分のために石鹸や香り袋を作っていた。 けれど貴族社会では、高価な香水をまとえない彼女は「みすぼらしい令嬢」と見下されるばかり。 居場所を失ったリリアーナは、亡き母が残した森の端の小屋で、小さな石鹸工房を始める。 最初のお客様は、手荒れに悩む村の洗濯女。 次に訪れたのは、戦傷と肌荒れに苦しむ無口な辺境伯。 やがてリリアーナの石鹸は、肌荒れに悩む貴婦人たち、香水が苦手な令嬢、汗の匂いを気にする騎士たちの間で評判になっていく。 一方、リリアーナを捨てた元婚約者と義妹は、彼女の商品が王都で流行し始めたことに焦り始める。 「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅い。 私はもう、誰かの顔色をうかがう令嬢ではない。 これは、捨てられた元令嬢が、手作り石鹸で人々の悩みを洗い流しながら、王国一の香り職人へと成り上がっていく、明るく優しいものづくり恋愛ファンタジー。 無口で不器用な辺境伯の静かな溺愛つき。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 397,634 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.05
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「何故、聖女の仕事の引き継ぎができていなかったのか」などと、強引に追放した私に聞かれても困ります。

聖女であるセスティアは、王国から追放されることになった。 彼女は国王に逆らったことで反感を買い、国から追い出されたのである。 そんな彼女は、隣国の王太子であるライゼルに保護されていた。 多少の問題は起こりつつも、セスティアはそちらの国で穏やかに暮らしていた。 ある時、セスティアの元にある情報が入ってくる。 それは故郷の王国の危機であった。セスティアの故郷の王国は、彼女を強引に追放したことにより、そのしわ寄せが起こっていたのである。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 21,108 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.14
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妹から奪われ続けた地味の私はやめましたから今日から自分らしく生きようと思います。

悲恋の小説の中で前世の記憶を思い出したアナスタシア…地味で暗く言いたい事が言えずに胸の内にしまいとうとう心の病になった時、夢の中で前世の女性と知り合い…自分の体を渡す事になった。 『自分の代わりに幸せになって欲しい…』それは、何もかも失ったアナスタシアの願いでもあった。 誤字脱字があります。更新不定期です。 よろしくお願いします。
恋愛 連載中 短編 R15
文字数 5,764 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.07.17
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【完結】婚約者は妹を選んだので、私は隣国の叔父の家を継ぎます ~新天地で見つける新しい出会いと居場所~

【完結】婚約者は妹を選んだので、私は隣国の叔父の家を継ぎます ~新天地で見つける新しい出会いと居場所~
婚約者は妹を選んだ。 それなら、それで構わない。 そう思ったはずだった。 けれど、婚約破棄の直後、父が告げたのは予想外の言葉だった。 「セシリア、お前は隣国ベルンハルト王国のアレクシスに預ける」 子のいない叔父が率いる大商会。 そこで始まった新しい人生は、失うばかりだと思っていた私に、多くの出会いをもたらしてくれた。 豪快だが誰よりも聡い叔父。 新しい仲間たち。 そして、自分の能力も弱さも正しく見てくれる人。 数字を読み、人を繋ぎ、商いを支える力は、やがて商会だけでなく国を動かす仕事へと繋がっていく。 一方、私の代わりに婚約者を選んだ妹もまた、自分なりに努力しながら前へ進もうとしていた。 これは、婚約者に評価されなかった令嬢が、新天地で居場所と家族、そして本当の幸せを見つけていく物語。 ※まもなく完結予定。14日以降1日1話ずつの投稿となります(夜予定)
恋愛 完結 長編
文字数 110,131 最終更新日 2026.07.17 登録日 2026.06.12
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妹に婚約者も名誉も奪われましたが、私は王宮中の弱みを知っています 〜泣き寝入り令嬢の静かな復讐が、冷血宰相の執着を呼びました〜

妹に婚約者も名誉も奪われましたが、私は王宮中の弱みを知っています 〜泣き寝入り令嬢の静かな復讐が、冷血宰相の執着を呼びました〜
「お姉様が、私を押したの……?」 王宮夜会の大階段から落ちた妹セレスティナは、涙ながらにそう呟いた。 その一言で、公爵令嬢リディアはすべてを失った。 婚約者である第二王子エドガルは、彼女を信じることなく婚約破棄を宣言。 両親は妹を抱きしめ、使用人たちは「やはり冷たい姉だった」と囁いた。 けれど、誰も知らなかった。 リディアが公爵家の実務を支え、王宮の書類を整え、第二王子派の失敗をすべて裏で処理していたことを。 そして彼女が、王宮中の弱みと社交界の不正を、誰よりも正確に把握していることを。 「泣けば許される人生は、今日で終わりにしましょう」 すべてを奪われた夜、リディアの前に現れたのは、冷血宰相と恐れられる王弟ギルベルトだった。 「君を救いに来たわけではない。君が持つ証拠を、王国のために使いに来た」 悪女にされた令嬢と、冷血と呼ばれる宰相。 二人は手を組み、妹の涙、母の偽善、婚約者の無能、貴族たちの不正を静かに暴いていく。 これは、泣き寝入りをやめた令嬢が、奪った者たちから一つずつ居場所を剥がしていく物語。 そして、誰にも信じてもらえなかった彼女が、たった一人だけに怒りを許され、愛されるまでの物語。
恋愛 連載中 長編
文字数 250,785 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.04
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十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。

碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。 宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。 対極のような二人は姉妹。母親の違う。 お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。 そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。 天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。 生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。 両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。 だが……。運命とは残酷である。 ルビアの元に死神から知らせが届く。 十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。 美しい愛しているルビア。 失いたくない。殺されてなるものか。 それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。 生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。 これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 409 文字数 262,508 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.02.22
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そんなに幼馴染が大事なら、幼馴染と結婚したらいかがでしょう

「ダニエル様、ようこそおいでくださいました。今、お茶をご用意させますわ」 「いや、いいんだ。今日はヴィオラも一緒に連れてきているからね」 ダニエルが半歩身を引くと、その背後から、同じく十四歳の少女がひょっこりと顔を出した。 亜麻色の髪を可憐に揺らし、大きな瞳を輝かせたヴィオラ・レクスン。 ダニエルの従兄の娘であり、幼い頃から彼を「お兄様」と慕って片時も離れない幼馴染だ。 「ロクサーヌ様、ごきげんよう! お邪魔しちゃってごめんなさい。でも、ダニエルお兄様が『ロクサーヌの顔を見に行く』っておっしゃるから、私、どうしても付いていきたくて!」 ヴィオラは人懐っこい笑みを浮かべ、許可も得ずに東屋へ足を踏み入れると、ロクサーヌの隣の席に滑り込んだ。 その遠慮のなさに、ロクサーヌの頬は引き攣る。 さて、私はいつまで我慢しなければならないのでしょうか?
恋愛 完結 短編
文字数 31,195 最終更新日 2026.06.17 登録日 2026.06.17
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妹に婚約者を譲ったので、王都で小さな焼き菓子屋を開きます 〜泣き虫令嬢の幸せレシピが、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまいました〜

妹に婚約者を譲ったので、王都で小さな焼き菓子屋を開きます 〜泣き虫令嬢の幸せレシピが、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまいました〜
公爵令嬢リリアーヌは、妹に婚約者を奪われた。 「お姉様はしっかりしているもの」 「君には華がない」 家族も元婚約者も妹を選び、リリアーヌは何もかも譲ることになる。 けれど、泣きながら屋敷の厨房で焼いた最後の蜂蜜クッキーを、使用人たちは涙ぐみながら食べてくれた。 「お嬢様のお菓子が食べられなくなるのが、一番つらいです」 その一言で、リリアーヌは決める。 貴族令嬢として必要とされないなら、自分の手で誰かを幸せにしよう、と。 屋敷を出たリリアーヌは、王都の片隅で小さな焼き菓子屋「月うさぎの焼き菓子店」を開く。 最初は誰も来ない小さな店だったが、泣き虫令嬢の焼く素朴なお菓子は、疲れた騎士、悩める侍女、恋に傷ついた令嬢たちの心を少しずつ癒やしていく。 やがて店を訪れたのは、冷徹王弟と恐れられるレオンハルト殿下。 「この菓子を作ったのは誰だ」 「わ、私です。お口に合いませんでしたか?」 「……合いすぎて困っている」 リリアーヌの焼き菓子は、王弟の孤独まで溶かしてしまう。 一方、リリアーヌを追い出した実家と元婚約者は、彼女が陰で支えていた社交、贈答、屋敷運営を失い、少しずつ崩れていく。 でも、もうリリアーヌは戻らない。 彼女には、甘い香りのする新しい居場所がある。 これは、婚約者も家も妹に譲った泣き虫令嬢が、王都の小さな焼き菓子屋から幸せを焼き上げ、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまう、明るい再出発の物語。
恋愛 連載中 長編
文字数 638,878 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.06.21
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『婚約者を妹に奪われ、王宮から追放されたモブ令嬢ですが、全員の秘密を握っているので静かに復讐します』

『婚約者を妹に奪われ、王宮から追放されたモブ令嬢ですが、全員の秘密を握っているので静かに復讐します』
子爵令嬢リディア・アーヴェルは、王宮記録院で働く地味な書記官だった。 誰も彼女の名前を覚えない。 婚約者も、家族も、王宮の上司たちも、彼女を便利な道具のように扱っていた。 ある夜、リディアは婚約者エドガーから婚約破棄を告げられる。 理由は、妹セレナを愛してしまったから。 さらに翌日、王宮での仕事までも妹に奪われる。 「お姉様の仕事くらい、私にもできますわ」 そう笑った妹は、リディアが十年近く支えてきた王宮記録院の仕事を三日で破綻させる。 一方、家も仕事も婚約者も失ったリディアの前に、冷徹と恐れられる王弟カインが現れる。 「君を探していた。王国には、君が必要だ」 だがリディアはもう、誰かのために自分を犠牲にするつもりはなかった。 彼女の手元には一冊の手帳がある。 そこには王宮、貴族、家族、元婚約者たちの秘密がすべて記されていた。 誰にも覚えられなかったモブ令嬢が、静かに王国を揺るがしていく。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 450,359 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.06.14
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婚約者の私より幼馴染の方が好きと言われたので、皆に知らせてから別れます

伯爵令嬢のメリナは、婚約者のガルーザ王子から蔑まれていた。 ガルーザは幼馴染で侯爵令嬢のマインが好きなようで、メリナと別れることを目論んでいる。 評判を落とそうと嫌がらせをしてくるガルーザに対して、メリナは我慢の日々を送っていた。 そして誕生日の前日に「お前よりマインの方が好きだ」と言われたことで、メリナは行動する。 ガルーザがマインを好きだと皆に知ってもらい、婚約破棄が決まった。 その後ガルーザは、メリナがいなくなり後悔することとなる。
恋愛 連載中 短編
文字数 17,946 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.11
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恩人の彼の勘違い

レニファは従姉妹のアルチェにいつも頭を悩ませていた。彼女から謀られてレニファは蠱毒令嬢などと学園で呼ばれている。 ある日とうとう我慢の限界が来た。 家族とともに反撃を! なんて思っていたけれど、アルチェはレニファが何もしなくても勝手に自滅していった。 それには隣国からの留学生エルマールの存在があった事を知る。 次第に彼に惹かれるレニファだが、彼はレニファにとことん塩対応だった。 ※作者の妄想の産物です 海よりも広い心でお読みください ※なろう様にも投稿始めます(7/6) 今回見切り発射です。 短編にするつもりではありますが途中長編に変更になりましたらごめんなさい*ᴗˬᴗ)⁾⁾
恋愛 連載中 短編 R15
文字数 75,036 最終更新日 2026.07.19 登録日 2026.07.04
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婚約破棄された令嬢のささやかな幸福

 田舎の伯爵令嬢アリシア・ローデンには婚約者がいた。  しかし婚約者とアリシアの妹が不貞を働き、子を身ごもったのだという。 「結婚は家同士の繋がり。二人が結ばれるなら私は身を引きましょう。どうぞお幸せに」  婚約破棄されたアリシアは潔く身を引くことにした。  婚約破棄という烙印が押された以上、もう結婚は出来ない。  ならば一人で生きていくだけ。  アリシアは王都の外れにある小さな家を買い、そこで暮らし始める。 「あぁ、最高……ここなら一人で自由に暮らせるわ!」  初めての一人暮らしを満喫するアリシア。  趣味だった刺繍で生計が立てられるようになった頃……。 「アリシア、頼むから戻って来てくれ! 俺と結婚してくれ……!」  何故か元婚約者がやってきて頭を下げたのだ。  しかし丁重にお断りした翌日、 「お姉様、お願いだから戻ってきてください! あいつの相手はお姉様じゃなきゃ無理です……!」  妹までもがやってくる始末。  しかしアリシアは微笑んで首を横に振るばかり。 「私はもう結婚する気も家に戻る気もありませんの。どうぞお幸せに」  家族や婚約者は知らないことだったが、実はアリシアは幸せな生活を送っていたのだった。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 5 文字数 6,867 最終更新日 2025.01.04 登録日 2025.01.04
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婚約破棄された悪役令嬢は、ざまぁなんて興味ありませんでした

 ――王城の大広間。  きらびやかなシャンデリアが輝く中、貴族たちの視線は一斉に一人の令嬢へ向けられていた。 「リリアーナ・エヴァンス! 私は今この場で、お前との婚約を破棄する!」  高らかに宣言したのは第一王子、アルフレッド。  その隣には涙ぐむような顔をした平民出身の少女、エミリアが寄り添っている。 「リリアーナ様は私を何度もいじめました……。皆さんの前では優しく振る舞っていましたけど、本当は……」
恋愛 完結 長編
文字数 14,223 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.07.18
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冤罪を回避して今度は私から求婚します

婚約者と彼の浮気相手に陥れられ 婚約は解消という名の破棄となった。 自分より倍以上の男の世話と慰めのために 婚姻を命じられた。 昼間は介助、夜は夫の意のままに。 そんな生活の中でも夫の不器用な 優しさを知った。 だけど夫は殺され、 私は犯人にされて処刑されたのに 婚約を破棄される1年前に戻ってきた。 今度は夫を守れるだろうか。 * 作り話です * 5万文字前後を目指します * 暇つぶしにどうぞか
恋愛 連載中 長編
文字数 55,176 最終更新日 2026.07.18 登録日 2026.06.26
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