婚約破棄小説一覧

婚約者の王太子に裏切られた侯爵令嬢のカロリーナは、処刑される寸前だった。なんとか危機一髪で処刑を回避したが、身一つで王宮から追い出され下町で生活を送ることに……。前世を思い出したことで、平民として難なく生活を送り、いつしか地味な暮らしに馴染じ始めていた。しかし、どうしても裏切った二人を許すことができない。なんとかもう一度、王太子妃に返り咲こうと計画を進めていく。カロリーナは、策略通りに王太子妃に戻れるのか!?
文字数 46,975
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.15
私、きっと幸せになるわ。第二王子レイモンド殿下に愛されて。
けれど、私の願いが叶うことはなかった。公爵令嬢シアラ・クアンタは財産目的で男爵令嬢と結託したレイモンドに裏切られ、婚約破棄された挙句全てを奪われ地獄に突き落とされた。
そんな中、迷い込んだ森の中で魔族の王子ディオニシスと出会う。ディオはシアラを最初こそ仕方なく助けるが、復讐に突き進むシアラに、次第に恋をし始める。
その後、実はシアラがディオの番だと判明するも、心を壊したシアラはそのことに一向に気づけないのだった。
文字数 49,323
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.15
金目当てで婚約破棄を繰り返すクズ貴族ジョルジュ。新たな婚約者を捨てた夜、彼は祝杯をあげながら、愛人にかつて捨てて死なせた婚約者リリーのことを悪びれもなく語る。
しかし、その愛人こそ復讐のために現れたリリー本人だった。彼女は正体を隠したままジョルジュを誘惑し、「強壮薬」と偽った薬で彼を追い詰める。過去の罪が暴かれるとき、男は恐怖の絶頂で裁きを受ける。女たちの恨みを晴らす痛快な復讐の物語。
文字数 3,744
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.20
「何これ、雑巾?」
”番が見つかった”という理由で幼馴染に婚約破棄された男爵の娘、リリィ・フローレンス。
彼女は領地で農作業に明け暮れていた。
ある嵐の夜。玄関先に大きなボロ雑巾____かと思いきや、瀕死の青年が落ちていた。
必死に看病した数日後、ようやく目を覚ましたボロ雑巾、もとい青年は開口一番「番だ」とリリィに向かって言った。
「”つがい”ってあの番!?」
しかも、この男は記憶を失っているらしい。
名前も、何も分からないという青年に戸惑いながらもリリィは少しづつ心を許していく。
こんな日々がずっと続きますように。
けれど、そのささやかな幸せは、冷たい青色の目の魔女の手によって一瞬の内に崩れ去っていく。
「お前のその愛。どれほどのものか試してやろう」
深く傷ついたリリィは決心する。
「番なんてもう二度と信じないわ」
傷ついた少女と記憶を取り戻した青年。
二人の描く”番”を越えた物語の結末は_____。
うたた寝をした時に見た夢を好き勝手書いてます。
※完結まで毎日投稿するつもりですが、ストックが無くなったら売り切れごめん!残念無念!
※後半かなりシリアスです・・・多分予定では。
文字数 14,793
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.18
王太子妃の座を聖女に奪われ、婚約破棄――
その瞬間、人生が転落するはずだったはずの私に差し伸べられたのは、王弟アレクシス殿下の手でした。
「私の共犯者になりませんか?」
――冷徹王弟と、権謀術数渦巻く王宮を生き抜くことに。
次々と巻き起こる国内派閥争い、聖女礼賛派の思惑、外交王族による求婚劇――
舞台はやがて、盤上の恋愛戦争へと変わっていく。
◆政略結婚から始まる恋愛駆け引き
◆冷徹王弟 × 才色兼備の元王太子妃候補
◆溺愛・腹黒・じれじれ・外堅内甘要素あり
冷静だった共犯関係は、やがて本物の愛に――
今、一国の均衡を賭けた新たな政略婚が動き出す。
※毎日21時更新
※画像はAIが作成しました。
文字数 50,386
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.08
エレノアは表ではしがない文具屋を営み、裏では婚約破棄の代行を生業としている見目麗しい女店主。
そんな彼女の元には様々な事情を抱えた依頼人が訪れる。断罪された令嬢、虐げられた姉、白い結婚を言い渡された男などなど。
しかし、彼女たちの依頼には裏があって――?
エレノアはその頭脳を駆使して数多の恋にまつわる事件を解決していく。
■case1.断罪された女
伯爵令嬢アメリは卒業パーティで婚約者ウィラードに断罪され、婚約破棄を言い渡されてしまう。それも、彼が愛する子爵令嬢キャサリンを虐めたという身に覚えのない罪で。しかし、全ては子爵令嬢キャサリンが仕組んだことだった。
キャサリンに婚約者を奪われたアメリは彼を取り戻すべくエレノアの店を訪れるが、エレノアはアメリにおかしな点があることに気づき、彼女の身辺調査を始める。果たして、アメリの真の目的とは。
※現在case5まで執筆済み(20万字程度)。
※小説になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
文字数 134,013
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.13
シャトレ侯爵家の嫡女として生まれ育ったアルウェンは、婚約者で初恋の相手でもある二歳年上のユランと、半年後に結婚を控え幸せの絶頂にいた。
しかし皇帝が突然の病に倒れ、生母の違う二人の皇子の対立を危惧した重臣たちは、帝国内で最も権勢を誇るシャトレ侯爵家から皇太子妃を迎えることで、内乱を未然に防ごうとした。
本来であれば、婚約者のいないアルウェンの妹が嫁ぐのに相応しい。
しかし、人々から恐れられる皇太子サリオンに嫁ぐことを拒否した妹シンシアは、アルウェンからユランを奪ってしまう。
失意の中、結婚式は執り行われ、皇太子との愛のない結婚生活が始まった。
孤独な日々を送るアルウェンだったが、サリオンの意外な過去を知り、ふたりは少しずつ距離を縮めて行く……。
文字数 72,377
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.23
婚約破棄された没落寸前の侯爵令嬢セシリアは、冷酷無慈悲と噂の公爵カイルと契約結婚することに。
「夫婦だからこそ、歩み寄るべきです!」と奮闘するも、カイルは氷のように冷たい。
しかし、彼を観察して気づいてしまった――
「この人、貴族としては完璧だけど、人間としては未熟では……?」
ならば、私が 「公爵様を人間らしくする計画」 を実行するしかない!
趣味を持たせたり、笑顔の練習をさせたり……少しずつ変わっていく彼に、私の心も揺れ始めて――?
「あれ……カイル様、少しずつデレていませんか?」
無自覚に甘くなっていく公爵と、彼を育てる(?)公爵夫人のラブコメストーリー!
文字数 404,058
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.04.02
痛がり聖女が結婚式を逃亡(初夜なんか無理!)。魂だけ異世界転移を果たした。しかし、聖女エマの魂が入った器からはじき出された魂が入ったのは、聖女エマの身体。
聖女エマ中身はキララという地球生まれの日本人。体育大学に通う体育教師を目指す女子大生。
サーカスのアクロバットに憧れ、体操クラブに入ったキララは、身体を動かすのが大好きな明るい体育会系。筋肉大好き娘。
そんなキララが転移して聖女の体に入ったものの、中身が、キララな為か聖女の力どころか魔力まで0に。
第三王子に婚約破棄され、北の辺境伯に嫁入りさせられたが、夫になったのはエマのドストライクな筋肉マッチョ。
夫を推しまくりのエマは、両片想いからの本当の夫婦になります。
文字数 138,459
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.04
オースルンド伯爵家の令嬢カタリーナは、幼馴染であるロヴネル伯爵家の令息ステファンを心から愛していた。いつか結婚するものと信じて生きてきた。
ところが、ステファンは爵位継承と同時にカールシュテイン侯爵家の令嬢ロヴィーサとの婚約を発表。
「君の恋心には気づいていた。だが、私は違うんだ。さようなら、カタリーナ」
ステファンとの未来を失い茫然自失のカタリーナに接近してきたのは、社交界で知り合ったドグラス。
ドグラスは王族に連なるノルディーン公爵の末子でありマルムフォーシュ伯爵でもある超上流貴族だったが、不埒な噂の絶えない人物だった。
「あなたと遊ぶほど落ちぶれてはいません」
凛とした態度を崩さないカタリーナに、ドグラスがある秘密を打ち明ける。
なんとドグラスは王家の密偵であり、偽装として遊び人のように振舞っているのだという。
「俺に協力してくれたら、ロヴィーサ嬢の真実を教えてあげよう」
こうして密偵助手となったカタリーナは、幾つかの真実に触れながら本当の愛に辿り着く。
文字数 22,473
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.20
貴族のための名門学園「セント・グロリアーナ学園」に通うクラリスは、長年婚約者であるレオンからぞんざいな扱いを受けてきた。
レオンはクラリスが誘っても、従妹のメリッサばかりを優先するのだ。
そんな扱いに耐えかねたクラリスは、学園のど真ん中で堂々と婚約破棄を宣言。
「あなたとの婚約は破棄させていただきます」
だが当のレオンは、破棄された理由が全く思い当たらない。
「いったいどういうことだ!?ちゃんと説明しろ、クラリス……!」
「どうもこうもありません。さようなら、レオン様」
こうして新たな人生を模索し始めるクラリスに、婚約者のレオンは――。
元婚約者 vs. 自由を手に入れた令嬢――二人の恋の行方はいかに!
【全43話完結済み・小説家になろうにも掲載中】
※残念ヒーローがヒロインをひたすら追いかける描写を書きたかったがために書いた作品です。
※当作品のキャラクターはかなりヘイトを集めやすくなっております。ご承知の上お読みください。
※従妹へのざまぁはありません。ご注意下さい。
文字数 50,101
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.11
公爵家の令嬢イリアは、王子のエリックと結婚を約束していた。
しかし、彼の突然の告白により破談となる。
「幼馴染のロザミアを妊娠させたため、君との結婚はもう無理だ。別れてほしい」
そう告げられ、心を打ち砕かれる。
数週間後、イリアはエリックに呼ばれたが、そこは彼女の断罪の場だった。
「婚約破棄はイリアの浮気が原因だ! ロザミアは、悲しむ私に静かに寄り添い、温かい言葉をかけてくれた。そのことにイリアは逆恨みをして、ロザミアの妊娠を妬んで、ロザミアにひどいことをした!」
エリックとロザミアに嘘を広められ無実の罪を着せられた。
文字数 25,409
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.19
第一王子であるカリオスの元婚約者だったシオン・アディシアは、代償と引き換えに他者を癒す力を得た聖女である。ところがカリオスの新しき婚約者であるアメリーに聖女を騙られてしまう。そのせいでシオンが個人で雇っていた使用人たちを除き、長らく何も知らない者たちに気味の悪い令嬢として忌み嫌われてきた。
それでもアメリーや王国に利用されるままに聖女として代償を払い続けた。
その結果自分の命が随分と短くなったことを自覚したシオンは、聖女頼りの皆のために全ての真実を明かすことを決意する。
「間もなく聖女は死にます。聖女頼りの無茶は、もうなさらないほうが宜しいかと」
もはや全てが手遅れになった彼らの後悔に、何の意味もありはしない。
文字数 47,194
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.28
文字数 64,086
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.05.20
私、エリカはルミエール王国の辺境、ブロワ侯爵家で、領主の愛人の娘として生まれ、
それなりに甘やかされて育った――あの日までは。
嫡子だった異母姉が突然失踪し、私が跡取りに。
そこから周囲の態度は一変し、容赦ない領政の訓練漬けの日々が始まった。
魔法学園では、貴族子女との差に打ちのめされながらも努力を重ね、
いつか領地を立て直そうと決意していた――その矢先。
婚約者に「他に好きな人ができた」と告げられ、婚約を一方的に破棄されてしまう。
傷心のまま帰郷した私を待っていたのは、魔獣のスタンピード、そして重傷を負った父。
制圧のため王都から派遣されたのは、魔獣討伐専門の第四騎士隊。
その中にいたのが――かつての王太子、ヴィクトル殿下。
ある事件で廃嫡され、「ポンコツ王子」と陰口を叩かれているという殿下。
だけど、私は気づいてしまった。
──あれ? 全然“ポンコツ”じゃなくない?
光魔法を使いこなし、結界も治癒もこなすその姿は、魔獣に悩まされるブロワ領にとってはまさに“救世主”。
王宮で冷遇されているなら、いっそ――うちのお婿さんになってくれればいいのに。
でも殿下はまだ、王太子として返り咲くことを諦めていないみたい。
だったら籠絡してあげる。
──ねえ、殿下。
私に、堕ちてきて。
♡*がついている回はR18です。
♡「逆ハーエンドかと思いきや『魅了』は解けて~5年後、婚約者だった君と再会する」のスピンオフ作品です。(未読でも楽しめます)
♡ムーライトノベルズ 日間女性向け (連載中) 4位 (2025/7/3)
♡ムーライトノベルズ 週間女性向け (連載中) 8位 (2025/7/9)
文字数 40,185
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.28
「貴様には、王都からの追放を命ずる」
“偽物の聖女”と断じられ、神の声を騙った“魔女”として断罪されたリディア。
地位も居場所も、婚約者さえも奪われ、更には信じていた神にすら見放された彼女に、人々は罵声と憎悪を浴びせる。
終わりのない逃避の果て、彼女は廃墟同然と化した礼拝堂へ辿り着く。
そこにいたのは、嘗て病から自分を救ってくれた、主神・ルシエルだった。
けれど再会した彼は、リディアを冷たく突き放す。
「“本物の聖女”なら、神に無条件で溺愛されるとでも思っていたのか」
全てを失った聖女と、過去に傷を抱えた神。
すれ違い、衝突しながらも、やがて少しずつ心を通わせていく――
これは、哀しみの果てに辿り着いたふたりが、やさしい愛に救われるまでの物語。
文字数 90,985
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.05
紫の瞳を持つ貴族の娘フランチェスカ。平民のメイドとの子であるフランは、母の死をきっかけに伯爵である父に引き取られ、王子の婚約者となった。お嬢様として王子にふさわしくあろうとしていたフランだが、突然の濡れ衣で婚約破棄され、実家からも勘当されてしまう。平民街で働いていた彼女の前に現れたのは、かつての執事テオ。婚約破棄の裏に潜む企みを知った二人は、共に真相を探る契約を果たすが……?
平民お嬢様と偽執事の元主従で相棒、からの溺愛関係、ちょっと不穏な計画を共に追いかけるサスペンスロマンスファンタジー
文字数 18,179
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.18
婚約破棄と国外追放は嬉しい誤算だったのに、偽聖女に、しつこい王太子、伝説の魔物まで現れて、おまけに国が滅亡?! 私の隠居生活の行方はどうなるの?
【第1部のあらすじ】
生まれつき最強魔力を持っていたアリア=リスティーは、18歳になったとき何者かに『聖女』だと国に売られ、城に連行されたが、本物と名乗る聖女様が現れたおかげで、憧れの隠居生活を夢見たら、魔物襲撃時に逃走した罪を課せられ死刑に!
それを救ってくれたのは隣国の王太子様だったけど、意味不明な求婚に逃走。それにより、王太子様は瀕死の負傷、勘違いで婚約者に、最強の魔物からはとんでもない暴露が飛び出すし、祖国は滅亡! 結界も治癒魔法も使えるけど、私は聖女ではありません!
聖女を求めるしつこいイケメン王太子から、なぜか逃げ切れない、そんなお話です。
【第2部のあらすじ】
元ライアール国を滅亡から救ったアリアは、アラステア国の王太子殿下、アシュレイとの結婚式を控え、平和に過ごしていたのだが、正当聖女が現れたことで、身を引く決意をする。
父とともに身を隠した場所は、とんでもない場所で、そこに現れた美しい人がトラブルを持ち込み、地上ではドラゴンが大暴れして、今度はアラステアが壊滅の危機?!
注意事項:後半に残酷描写が一部含まれますので、ご注意ください。
ちょっとコミカルで、シリアスもある物語ですが、どうぞよろしくお願いします。
※不定期更新中。
文字数 192,756
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.03.16
前世の記憶を持つヴァーナードは過去に護れなかった大切な存在を護る事だけを考えて生きていた。
今生の彼女の生まれ変わりであるアリアは子供の時に出会うことができた。
婚約者として護る一方、相応しい相手が現れれば身を引くことは決めていた。だが、アリアは何の計画もなく私に婚約破棄を申し立てた。
護るべきアリア自身がどんどんと問題を引き起こし、巻き込まれ、それに対処するヴァーナード。
それでも大切だと見捨てられないのには理由があって……
『呪われ男爵令嬢は13回目の婚約破棄をさせたい』と世界設定は同じです。
リラたちも後半少しですが出てきます。読んでいなくてもわかる内容です。
※前世でグロイことがありましたので、苦手な方はご注意ください。
誤字脱字が多いのは使用です。すみません、頑張ってこれです……。
文字数 240,158
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.04.06
「お前のような無能な令嬢は不要だ!」
公爵令嬢セレスティーナは、婚約者である王太子に理不尽にも婚約破棄され、実家からも追放されてしまう。絶望の淵に立たされた彼女がたどり着いたのは、寂れた領地の片隅にある荒れ果てた薬草園だった。
しかし、植物をこよなく愛するセレスティーナには、誰にも言えない秘密があった。それは、現代日本の薬学知識を持つ「前世の記憶」――。
彼女は薬草園を再生させ、次々と画期的な「万能薬」を生み出していく。最初は好奇の目で見られていたセレスティーナだったが、彼女の作る薬は瞬く間に領民の病を癒し、やがてその評判は隣国の「冷酷皇帝」と名高いルキウスの耳にも届く。
ある日、瀕死の重傷を負ったルキウスがセレスティーナの元へ担ぎ込まれる。彼を救ったことで、セレスティーナは冷酷無比と恐れられる皇帝の、意外な一面を知ることに。そして、無表情だった彼の瞳が、彼女を見るたびに熱を帯びていくのを感じるが――。
これは、不遇な悪役令嬢が、その知識と優しさで世界を救い、冷徹な皇帝の心さえも溶かしていく、甘くも波乱に満ちた逆転劇である。
文字数 22,565
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.20
フロレル・ド・ショコラ公爵令息は希少なオメガとしてシュクレ王国第一王子で高位アルファのシャルルの婚約者として望まれる。しかしシャルルは、王立学園の第三学年に転入してきた子爵令息ルネに夢中になってしまう。婚約者が恋に落ちる瞬間を見てしまったフロレル。そしていころには仲の良かった義弟アントワーヌにも素っ気ない態度をされるようになる。沈んでいくフロレルはどうなっていくのか……/テンプレですのでご了承ください/タグは増えるかもしれません/ムーンライト様にも投稿しております
文字数 69,639
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.05.24
希望したのは、医療班だった。
それなのに、配属されたのはなぜか“炊事班”。
「役立たずの掃き溜め」と呼ばれるその場所で、僕は黙々と鍋をかき混ぜる。
誰にも褒められなくても、誰かが「おいしい」と笑ってくれるなら、それだけでいいと思っていた。
……けれど、婚約者に裏切られていた。
軍から逃げ出した先で、炊き出しをすることに。
そんな僕を追いかけてきたのは、王国軍の最高司令官――
“雲の上の存在”カイゼル・ルクスフォルト大公閣下だった。
「君の料理が、兵の士気を支えていた」
「君を愛している」
まさか、ただの炊事兵だった僕に、こんな言葉を向けてくるなんて……!?
さらに、裏切ったはずの元婚約者まで現れて――!?
※全年齢対象作品です。
文字数 49,220
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.12
サウザン王国の辺境伯令嬢であるララティア・シリルの婚約者は、王太子のフォークス・シェイン。サウザン王国の王子は先祖の暴挙により、生まれながらに呪われており、二十歳になった日から5年間の間に親族以外から無償の愛を捧げてもらわなければ、徐々に体が人間ではないものに変わってしまう呪いがかかっていた。彼に愛されなくても、彼を愛し続けると誓っていたララティアだったが、フォークスの二十歳の誕生日パーティーで、彼はララティアをライバル視している公爵令嬢、ウェンディが自分の運命の人だと発表し、ララティアとの婚約を破棄する。ショックを受けるララティアを救ったのは、パーティーに招待されていた隣国の王太子アーサーだった。
ララティアがアーサーと共にサウザン王国を去ってしばらくすると、フォークスの体にある変化が起こり始め、彼はウェンディの愛が『無償の愛』ではないことを知り――。
文字数 8,381
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.18
エリス・ヴァレンタイン、貴族家の娘として育ちながらも、経済的困窮により家計が逼迫していた。
ある日、家のために結婚を決められた相手はロバート・カヴェル。彼との契約結婚はエリスにとって不安の塊だったが―――。
文字数 13,011
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.10
「君との婚約を解消したいんだ」
我が侯爵家を訪れた婚約者、バーニー・スプルースは私、ニーナ・ウィスタリアにそう告げた。まるでお茶を飲むついでのように、事もなさげに。
「ううう、初恋だったのに……!」
恋に破れ、結婚の予定も消え、泣きに泣き濡れて暮らすニーナのもとを訪れたのはツンデレ令嬢、マドリーン・セラドーン。いつも何かとライバル視してくるマドリーンの不器用な励ましで立ち直ったニーナは、もと婚約者バーニーの居る学園に通う決断をする。
顔を見てしまえばまた失恋の痛みが蘇るのではと落ち着かない日々を過ごすニーナ。しかし、そんなニーナの不安をよそに、バーニーの姿はすっかり学園から消えていて──
文字数 30,349
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.07
婚約破棄され、社交界からも実家からも追い出された公爵令嬢エリシア。
泣いて縋る……わけがない。
なぜなら彼女は前世、日本でパティシエールとして夢を追い続けた女性だったから。
「さよなら、退屈な社交界。――これからはお菓子と共に生きるわ」
慰謝料と持参金を元手に辺境の町で小さな菓子店を開き、
ショートケーキやシュークリーム、チョコレートなど見たこともないスイーツを次々と作り出す。
「おいしい」「幸せ」「また来るね」
その言葉が、彼女のなによりのご褒美。
そんな彼女の店に通う騎士や、寂しそうに店を見つめる孤児の少女。
さらにはエリシアを追い出した元婚約者まで現れて……?
これは婚約破棄を「自由への切符」として受け取り、
自分だけの幸せを見つけていく元令嬢の、甘くて優しい物語。
文字数 67,334
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.04
王宮付きの天才料理人・リオンは、ある日突然、婚約者である公爵家の三男エドワードにこう告げられた。
「お前のような下賤な料理人は必要ない」
料理を愛し、誰かの幸せのために作ってきた料理を、「下賤」と切り捨てられ、リオンは王宮から追放されてしまう。
心に深い傷を抱え、辿り着いたのは辺境の町。潰れかけの小さな食堂で、新たな人生を歩み始める。
そこで出会ったのは、寡黙で誠実なアレク。料理に込めた想いをまっすぐ受け取ってくれる彼の存在に、リオンの心は少しずつ癒されていく。
「君の料理は、想いが伝わってくる。……そんな料理は、初めてだ」
そして訪れる、王都最大の料理祭。
かつて自分を捨てた元婚約者と、料理の本質を問われる舞台。リオンはもう一度、包丁を握る。
――大切なのは、技術でも身分でもない。
心を込めて、誰かのために作ること。
料理人としての誇りを胸に、リオンは自分自身の味で、人生と愛を取り戻す──。
これは、すべてを失った青年が「心で味わう料理」で世界と繋がっていく、美味しくてあたたかい逆転の物語。
文字数 47,238
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.05
【私のことは、もう忘れて下さい】
サフィニア・エストマンはメイドから生まれた公女。その為、他の兄弟姉妹たちとは違って誰からも冷遇されていた。唯一の友達が10歳の時に侍女となったサフィニアの幼馴染の伯爵令嬢ヘスティア。やがて時が流れ、サフィニアが18歳になった年。突然父親から婚約を命じられる。相手は伯爵家の三男、ジルベール。これはエストマン家にとって邪魔なサフィニアを押し付けて追い出すための婚約だった。それでも孤独だったサフィニアにとって、婚約の話はとても嬉しいものだった。ジルベールはとても優しい青年で、サフィニアはすぐに恋をする。その後も、ヘスティアを連れてジルベールと交流を深めていくうちに2人が互いのことを好きあっていることに気付いてしまった。そこで2人の幸せを願い、サフィニアは自らの死を装って皆の前から消えることを決意し、計画を実行して公爵邸を去って行った。そしてサフィニアの新しい人生が幕を開ける――
※他サイトでも投稿中
文字数 103,519
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.05.27
「私が王都までお守りいたします!殿下は私を男だと思ってますからバレなきゃ大丈夫ですよ」
スカーレットは唖然とする父と義弟にそう言い放った。
事の経緯としては、先日婚約者デニスに婚約破棄された際にテンプレながら乙女ゲー「マジらぶプリンセス」の悪役令嬢に転生したことをスカーレットは思い出す。
騎士の家系に生まれたスカーレットは並みの騎士よりも強いため
「もうお嫁に行けないし、こうなったら騎士にでもなろうかしらハハハハハ…」
と思いながら、実家の屋敷で過ごしていた。
そんなある日、偶然賊に襲われていた前世の推しキャラである王太子レインフォードを助ける。
ゲーム内でレインフォードの死亡イベントを知っているスカーレットは、それを回避するため護衛を引き受けようとするのだが、
レインフォードはゲームの設定とは違い大の女嫌いになっていた。
推しを守りたい。だが女であることがバレたら嫌われてしまう。
そこでスカーレットは女であることを隠し、男装して護衛をすることに…。
スカーレットは女であることを隠し、レインフォードの死亡イベントを回避することができるのか!?
※世界観はゆるゆる設定ですのでご了承ください
※たぶん不定期更新です
※他サイトでも掲載しています
文字数 163,197
最終更新日 2025.07.20
登録日 2024.06.13
妹の代わりに行かされたお見合い。癪に触ったのでぶち壊して、むちゃくちゃにしてやろうと思ったのに、そこに現れたのは私が働いている会社の社長だった。その上、求婚までされちゃうし、 もう訳わかんないんですけど!?
文字数 121,002
最終更新日 2025.07.20
登録日 2024.08.01
名門グランフォード家の令嬢アリシアは、婚約者である王太子カイルから突然の婚約破棄を言い渡される。すべてを失いかけた彼女の前に現れたのは、“氷の王子”と恐れられる隣国アルヴァレス王国の第一王子レオン。冷徹非情と噂される彼は、アリシアを次期王妃に迎えたいと言い出す。政略結婚か、あるいは――? 令嬢の逆襲と王子の溺愛が交錯する、異国ロマンス。
文字数 29,260
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.08
婚約者が浮気した。
よりにもよって同じ職場の新入社員と。
可愛げがないと手酷くフラれたその場で、しかしすべてを目撃していた後輩に『仮初の恋人役』を申し込まれる。
なぜ私に?
そう思ったけれど、彼には彼の理由があって。
恋人役を続けていくうちに元婚約者につけられた心の傷が後輩によって癒やされていく。
そんな中、元婚約者と略奪女が職場の風紀を乱したと告発された。
人を裏切った者には相応の罰を。
そして故意に人を傷つけた者には相応の報いを。
文字数 16,758
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.17
王太子から婚約破棄を言い渡された子爵令嬢クラリス・エルステッド。
社交界では「毒婦」と蔑まれる彼女だが、実は毒と魔術に精通した才女だった。
王宮で起きた不可解な連続毒殺事件。
誰もが怯える中、クラリスはその“香り”から真相に迫っていく。
無骨な近衛騎士・ルークと協力しながら、禁書に秘められた毒、母の死の謎、そして自らの存在意義と向き合う。
これは毒を解き、王国を救う“解毒の物語”。
信じたのは知識と嗅覚、そして――一人の騎士の誓いだった。
毒婦と呼ばれた令嬢が、陰謀と恋を解き明かす王宮ミステリーロマンス、ここに開幕。
文字数 19,032
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.19
魔王誕生に対抗するため、異界から聖女が召喚された。アストリッドは結婚を翌月に控えていたが、婚約者のオリヴェルが、聖女の指名により独身男性のみが所属する魔王討伐隊の一員に選ばれてしまった。その結果、王命によって二人の婚約が破棄される。運命として受け入れ、世界の安寧を祈るため、修道院に身を寄せて二年。久しぶりに再会したオリヴェルは、以前と変わらず、アストリッドに微笑みかけた。「私は、長年の約束を違えるつもりはないよ」。
文字数 42,029
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.13
────とうとうこの時が来たのね
決められた運命を受け入れて生きていくつもりだったのに────
貧乏国の王女のウェンディ。
貧乏だろうと王女として生まれたからには、国のために生きるのが当たり前。
そう思って生きて来た。
そんなある日、婚約が決まったことを父親から告げられる。
その相手は女癖が悪いという噂の他国の王子。
複雑な思いを抱くもこれは国のためにも受け入れるべき結婚。断るなんて選択肢はない。
そう腹を括ったウェンディに対して、なぜか様子がおかしくなったのは、
護衛騎士のエリオット。
そんな彼の様子を不思議に思いながらも、婚約者となった王子、ヨナスとの対面を果たすウェンディ。
愛はなくてもせめてお互いを尊重しやっていけたなら……
そう考えていたウェンディに対してヨナスは、
はっきりと“お飾りの妃”を求めているのだと口にした。
それを聞いたウェンディは────……
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関連作
『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』
『誕生日当日、親友に裏切られて婚約破棄された勢いでヤケ酒をしましたら』
『記念日当日、婚約者に可愛くて病弱な義妹の方が大切だと告げられましたので』
※こちらのシリーズ作品のスピンオフとなります。
リクエストのありました、
全ての作品に出ていて記念日~ではヒーローにまで昇進した、
陽気な公爵令息エドゥアルトの両親の話。
時系列的に『誕生日当日~』より前の話。
なのでベビーは出ませんが、若かりし頃のガーネットは登場します。
文字数 96,035
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.22
婚約破棄、ざまぁ、などの要素を含む短編をまとめた異世界恋愛短編集です。
ささっと書いたもののため深く考えるにはあまり適さないかもしれませんがご了承ください。
さくっと読めるかと思います。
文字数 110,148
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.04.09