復讐小説一覧

==愛と恋と復讐と! 若い王と彼を支える魔術師が、苦悩の中に見つけたものは?==
飛ぶ鳥を落とす勢いの グランデジア王国は斬新かつ残忍な戦略で周辺諸国を併合し、領土拡大を押し進める。その統治者、獅子王の異名を持つ リオネンデ は、父王と兄王太子を暗殺し王座を手に入れたうえ、母親さえもその手に掛けたと悪名高い。臣下の諫言も聞き入れず、虐殺を繰り返す獅子王を止められる者はもはやいない。
そんな獅子王に愛する人を殺された地方豪族の娘 スイテアは復讐に燃え、宮廷に潜り込むが……
文字数 1,013,627
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.02
勇者連合軍が魔王を倒して十年が経つ。
魔獣含む、異種族は徹底的に忌み嫌われていた。
人間の、人間による、人間のための世界。
世界は人間たちのための平和が作り出されて、魔王の配下である魔獣たちは住処を追われ、迫害を受けていた。
そして死んだ魔王には多くの子がいた。
ただ唯一生き残ったのは一人の末っ子のみ。
娘の名はレ=ゼラネジィ=バアクシリウス。
今の世界の風潮が作り出されたきっかけは、魔王の死で、勇者たちの功績によるものだ。
そんな勇者たちを、シリウスは許さない。
実の父や兄姉を殺した彼らを殺すためだけに彼女は十年の間、師匠の下で魔術の腕を磨いてきた。
――そして、復讐の時はやってくる。
これは魔王の娘による復讐と人間たちの物語。
※主人公は努力済み、初めから最強です。
戦闘シーンは多くなると思われますが、人間側の成長も書く予定です。
長い目で見てあげてください。
※いいねやレビューいただけると大変嬉しいです!
小説家になろう/カクヨムでも連載中です↓
【小説家になろう】
https://ncode.syosetu.com/n7614jp/
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/works/16818093086369698004
文字数 154,848
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.03
滅びゆく集落に住む美しい青年ナジュが、甥の代わりに人柱に名乗り出た。死の間際に信頼する親友の裏切りに遭ったナジュは、尊い願いを封じた唇から呪いの言葉を吐く。命を落とし神々の住まう天に昇ったナジュは、美しい蓮が咲く池に哀れな姿で浮かぶ。神々はナジュを見て疎ましそうに目を細める中、高貴な神を乗せた牛車が通りかかる。その神に拾われたナジュは憎い相手を呪い殺すという願いを叶える為に、その身体を捧げる。願いが叶っても、ナジュの恨みは尽きない。集落の全員を地獄に落とす為、特別な力を持たない彼に出来る事は、長年空いた神の座に収まる事。その為にナジュは、神様候補の集まる学舎で学ぶ事となり、経歴を知った神様候補や師となる神様にその身体を嬲られて…。
【性描写がある話は表記あり】
【ifバッドエンドあり】
文字数 640,935
最終更新日 2025.06.21
登録日 2024.03.23
僕はいつも1人だ。
学校では常に虐められ、家では兄ばかりチヤホヤされ、僕はいないも当然の扱いだ。
こんなことならこの世界から消えて無くなりたい。
そう日記に書き記し眠りにつく。
さわさわと葉が擦れる心地のいい音が響いている…
ゆっくりと目を開ける。
ここは… 森?
この話はある男の子が異世界に転生し平和な日常を送るために奮闘する物語だ。
文字数 8,118
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.17
AI×正義サスペンス『笑う男』――新時代の“制裁”が、ここに始まる。
2070年から現代へ。未来のAI研究者・神谷朔也は、誰にも知られず大学生活を送りながら、都市の闇と対峙する“笑う男”として動き始める。
万引き、薬物取引、アカハラ、闇金融、そして警察や司法の腐敗――
AI“カスパー”と共に、社会の矛盾を暴き、時に“制裁”を下すその手法は、正義か、それとも暴走か。
物語は、犯罪者だけでなく、被害者、警察、公安、ハッカー、そして都市そのものを巻き込みながら、
「正義とは何か」「AIに倫理は宿るのか」「人はどこまで裁けるのか」という問いを突きつける。
やがて“笑う男”の仮面は剥がれ、都市伝説はAI“REQUIEM”へと進化する。
正義は、もはや一人のものではない。
問い続ける者すべての中に、“新たな正義”が芽生え始める。
監視社会、AI、倫理、そして人間の葛藤――
『笑う男』は、あなた自身の“正義”を問う物語です。
文字数 31,505
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.12
ヤンデレお嬢様の歪んだ愛!音楽で復讐を誓う破滅の天才と築く狂気の帝国!
ーーー
『光速のギタリスト』イングウェイ、『プリンス・オブ・ダークネス』オジー、そして『伝説のチャンピオン』フレディ……いわゆるレジェンド。そのなり損ない、傲慢で中途半端な『紛い物』。
ある日、国内最大級の子供音楽コンクール『未来のリトル・マエストロ』特別審査員の仕事が舞い込む。
『多様性の時代』そんなお題目の下に用意された道化役……いわゆる『おもしろ枠』だ。
無難に進んでいく審査、変わり映えしないお利口な演奏が続くなか、
私の人生を狂わせた『少女』が現れた、そしてざわめく会場。
小さな指の踊るピアノから感じるのはごく僅か、何かの『歪み』。
演奏後、判で押した無難な台詞「素晴らしい旋律、流石音無のご令嬢!」
そんな中、私は叫んだ!口走ってしまった。
「見たか!?音楽とは凶器、そして狂気だ! 人の心を操り!魂を支配!殺すことすらできる! 」
口はなんたらの元、当然の報い。退席後、私の席には大きなティディベアが置かれていたそうだ。
放送事故、その一件で私は完全に世間のオモチャとなった。
『奇人!音楽家コンクールで問題発言』『子供の夢を壊す現代のサリエリ』ワイドショーは連日私を叩く、その注目度は思わぬ形で上がり、バラエティに呼ばれ……人気は出た。
番組ではお笑い芸人たちが私のモノマネをして笑いを取る、私も何度同じ台詞を『叫ばされた』か。
口は災いだけではない、金は稼げた。そして生活のためにピエロを演じる。
そして消耗品の宿命、私は壊れた。
心が折れた。人、音楽、世界にすらも嫌気がさした。
全てを……そう私の人生の全てだった音楽すらも捨て、浮浪者へと身を窶(やつ)す。
あの日からいく年経っただろう。公園のベンチで虚空を眺め微睡む。
V8エンジンの唸りを上げるエキゾースト、黒塗りのリムジンが静かに停まる。
中からは二人の黒づくめの女。方や護衛らしきパンツスーツ、もう一方はタイトスカートの秘書風だ。
恭しくドアを開き、その奥から現れたのは息を呑むほどの美少女。
金色のウェーブ掛かったショートヘアは絹のよう。大きな目、吸い込まれそうなアメジスト色の瞳。雪のように白い肌。純白のドレスに身を包んだその佇まいは『幼き女王』
妖しい微笑みを浮かべ、その小さな口から言葉が紡がれる。
「ようやくこの日が来ましたわ♡わたくしの、音を失くしたカミサマ?貴方さまが居ない世界は……はぁ、退屈でしたの」
これは絶望した男、それを神と崇める一人の少女。音楽と歪んだ愛情で作られた『帝国』、愛しい共犯者と紡ぐ狂気の物語。
「復讐しませんこと?カラダも♡ココロも捧げますわ♡」
文字数 17,738
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.19
――裏切り。死の宣告。そして、“選ばれし者”としての覚醒。
かつて名門A級パーティ《光剣の誓約》の一員だった少年・ルクス。
だが非戦闘職《記録士》である彼は、無能と蔑まれ、
ダンジョン最奥にて“殉職扱い”として見捨てられる。
それは、再編のために仕組まれた【制度的な処刑】だった。
死の縁で彷徨う中、彼は“原初のスキル”と呼ばれる禁忌の力――
《憤怒》の継承者として選ばれ、蘇る。
「――復讐の始まりは、怒りと共に。」
これは、“怒り”という感情を武器に、
“奪われた全て”を取り戻す、裏切り者への復讐譚――
そして同時に、“本当の継承者”として世界に抗う少年の成り上がりの物語である。
(小説家になろう、カクヨムにも掲載してます。)
文字数 24,884
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.16
「荷物持ち風情が冒険者様に偉そうなこと吐かしてんじゃねぇよ!」
役立たずと蔑まれ続ける青年・エルド。
仲間からは罵倒と冷笑を浴び、モンスター討伐では囮扱い。それでも黙って耐えていたのは、自分には「才能がない」と理解していたから。
だが、ある日、仲間に嵌められ仕掛けられた罠の激痛が、エルドの記憶を呼び覚ます!
それは——かつて剣の頂点に立ち、“無敵の剣聖”と称された前世の記憶。
その名も【剣聖レヴァル】
千年前に没した伝説の剣士だった。
覚醒した剣聖の記憶と技は、現代でも通用するどころか、舐めてかかった元仲間たちはあっさり沈み、エルドは自由を手に入れる。
これは、天才の皮を被った“元荷物持ち”が、世界を旅しながらサクサクと駆け上がる、逆転無双の成り上がり英雄譚!
文字数 23,029
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.15
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
文字数 743,208
最終更新日 2025.06.21
登録日 2024.10.11
婚約破棄された令嬢たちがそれぞれに彼女らなりの復讐していくオムニバスストーリーです
文字数 50,864
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.16
千近くあったショートショートを下記の理由により、ツギクル、ノベルアップ+、カクヨムなどに分散させました。
現在、残った作品で第8回ホラー・ミステリー小説大賞に参加し、それに合わせて、誤字脱字の修正を行っています。結果発表が出るまでは、最後まで推敲を続ける予定。
さて、Webコンテンツより出版申請いただいた
「怪異の忘れ物」につきまして、
審議にお時間をいただいてしまい、申し訳ありませんでした。
ご返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。
さて、御著につきまして編集部にて出版化を検討してまいりましたが、
出版化は難しいという結論に至りました。
私どもはこのような結論となりましたが、
当然、出版社により見解は異なります。
是非、他の出版社などに挑戦され、
「怪異の忘れ物」の出版化を
実現されることをお祈りしております。
以上ご連絡申し上げます。
アルファポリス編集部
というお返事をいただいたので、本作品は、一気に削除はしませんが、順次、別の投稿サイトに移行することとします。
まだ、お読みのないお話がある方は、取り急ぎ読んでいただけると助かります。
www.youtube.com/@sinzikimata
私、俺、どこかの誰かが体験する怪奇なお話。バットエンド多め。少し不思議な物語もあり。ショートショート集。
※タイトルに【音読済】とついている作品は音声読み上げソフトで読み上げてX(旧ツイッター)やYouTubeに順次上げています。
百物語、九回分。【2024/09/08順次削除中】
「小説家になろう」やエブリスタなどに投稿していた作品をまとめて、九百以上に及ぶ怪異の世界へ。不定期更新中。まだまだ増えるぞ。予告なく削除、修正があるかもしれませんのでご了承ください。
いつか、茶風林さんが、主催されていた「大人が楽しむ朗読会」の怪し会みたいに、自分の作品を声優さんに朗読してもらうのが夢。
文字数 137,784
最終更新日 2025.06.21
登録日 2021.01.11
叔父大好きヒロイン(二〇歳無職)とヴードゥーの精霊バロン・サムディ、男子高校生(金髪)とちびっこデュラハン、大食い男子大学生(眼鏡)と喋るカラスが、中高生ばかりを狙う殺人ピエロの化け物に立ち向かう物語。
K県磨陣(まじん)市では、健康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
「その身に危険が迫ったら、サムディを呼び出すんだ」
最愛の叔父・綾鷹(あやたか)がそう言い残して自分の元を去ってから、道脇茶織(みちわきさおり)は不貞腐れていた。
手元に残されたのは、綾鷹が所持していた、何かの骨で作られた十字架。嘘か真か、ヴードゥーの精霊バロン・サムディを召喚出来るのだという。
ある日茶織は、カフェで不気味なピエロを目撃する。幻覚かと思いきや、ピエロは帰宅した茶織の前にも現れ、襲い掛かってきた。
茶織の声に応えるように現れたのは、夜の闇のように黒いボロボロの山高帽と燕尾服を纏い、皺が刻まれた真っ白な顔にサングラスを掛け、杖を手にした男──バロン・サムディだった……。
※暴力・残酷描写あり。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
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参考文献(敬称略)
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)
檀原照和『ヴードゥー大全 アフロ民俗の世界』(夏目書房)
文字数 109,525
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.05.17
*完結保証、毎日投稿中、ハッピーエンド
「今まで役に立ってくれてありがとう。もう貴方は要らないわ」
人生をかけて尽くしてきた優しい継母。
彼女の正体は『邪魔者は全て排除。常に自分が一番好かれていないと気が済まない』帝国史上、最も邪悪な女であった。
継母によって『魔女』に仕立てあげられ、処刑台へ連れて行かれることになったメアリー。
メアリーが居なくなれば、帝国の行く末はどうなってしまうのか……誰も知らずに。
牢の中で処刑の日を待つ彼女の前に、怪しげな男が現れる。
「俺が力を貸してやろうか?」
男は魔法を使って時間を巻き戻した。
「もう誰にも屈しないわ。私は悪逆令嬢になって、失った幸せを取り戻すの!」
家族を洗脳して手駒にする貴族。
罪なき人々を殺める魔道士。
そして、私を散々利用した挙句捨てたお義母様。
人々を苦しめる悪党は全て、どんな手を使ってでも悪逆令嬢である私が、断罪、断罪、断罪、断罪、断罪するのよ!
って、あれ?
友人からは頼りにされるし、お兄様は急に過保護。公爵様からも求婚されて……。
悪女ムーブしているのに、どうして回帰前より皆様に好かれているのかしら???
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〇約十一万文字になる予定です。
もし「続きが読みたい!」「スカッとした」「面白い!」と思って頂けたエピソードがありましたら、♥コメントで反応していただけると嬉しいです。
読者様から頂いた反応は、今後の執筆活動にて参考にさせていただきます。
文字数 108,156
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.04.28
侯爵家の令嬢、シリル・フォン・エヴァレット。
しとやかで、静かで、いつも優しく微笑むその姿に、誰もが心を奪われた。
──けれど、それは仮面だった。
シリルの義理の妹である、自己中心的女子、ジュリアは、社交界の人気者。愛らしい笑顔の裏では、姉であるシリルを密かに虐げていた。
なぜなら、ジュリアが想いを寄せる王子が、シリルばかりを見つめるから。
だがある日、シリルは気づいてしまった。
“このまま黙っていては、何も変わらない”ということに。
静かな令嬢は、その微笑みの奥に誓う。
すべてを奪い返す、と。
陰謀と裏切り、そして恋。
これは、静かな微笑みの仮面の侯爵令嬢が舞台の中心に立ち、“ざまぁ”を奏でる物語。
毎日12:00と24:00公開!!
文字数 10,878
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.01
『時代遅れの飾り人形』――。
そう罵られ、公衆の面前でエリート婚約者に婚約を破棄された子爵令嬢セラフィナ。家からも見放され、全てを失った彼女には、しかし誰にも知られていない秘密の顔があった。
それは、世界の常識すら書き換える、禁断の魔導技術《エーテル織演算》を操る天才技術者としての顔。
淑女の仮面を捨て、一人の職人として再起を誓った彼女の前に現れたのは、革新派を率いる『冷徹公爵』セバスチャン。彼は、誰もが気づかなかった彼女の才能にいち早く価値を見出し、その最大の理解者となる。
古いしがらみが支配する王都で、二人は小さなアトリエから、やがて王国の流行と常識を覆す壮大な革命を巻き起こしていく。
知性と技術だけを武器に、彼女を奈落に突き落とした者たちへ、最も華麗で痛快な復讐を果たすことはできるのか。
これは、絶望の淵から這い上がった天才令嬢が、運命のパートナーと共に自らの手で輝かしい未来を掴む、愛と革命の物語。
文字数 37,432
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.19
俺は……最底辺だ。
2040年、世界に突如として、スキル、と呼ばれる能力が発現する。
どんどん良くなっていく生活。
いくつもの世界問題の改善。
世界は更により良くなっていく………はずだった。
主人公 田中伸太はスキルを"一応"持っている一般人……いや、底辺男であった。
運動も勉学も平均以下、スキルすら弱過ぎるものであった。平均以上にできると言ったらゲームぐらいのものである。
だが、周りは違った。
周りから尊敬の眼差しを受け続ける幼馴染、その周りにいる"勝ち組"と言える奴ら。
なんで俺だけ強くなれない…………
なんで俺だけ頭が良くなれない…………
周りからは、無能力者なんて言う不名誉なあだ名もつけられ、昔から目立ちたがりだった伸太はどんどん卑屈になっていく。
友達も増えて、さらに強くなっていく幼馴染に強い劣等感も覚え、いじめまで出始めたその時、伸太の心に1つの感情が芽生える。
それは……
復讐心。
文字数 329,852
最終更新日 2025.06.21
登録日 2023.12.23
所有者に幸運をもたらす聖装飾物なる品が存在するラクメイナ帝国。古代の頃に作られたとされる聖装飾物をたった一つでも手に出来れば、富を得て、愛に恵まれ、時に権力を、または英雄として名を残すと語られる。そのため、人々は大金を積み、それらをかき集めようと躍起になる。そんな人々のニーズに応えて、聖装飾物の鑑定、売買を行うのが調整師である。しかし、それは表の姿。運とは簡単にバランスを崩し人々に害を成す事もあるとは知られていない。故にその乱れた運をあるべき姿に戻し、また運にまつわる怪事件を闇に紛れて、解決するのも調整師の役目である。
そんな世界に生きる調整師シア・シエリー。彼女はかつて子爵家の令嬢として、領地で家族と共に慎ましく生きていた。多少の不満はあっても幸せな日々。だが、突然の悲劇によってすべてはあっけなく崩れ去る。死の境を彷徨うほどの不幸を経験した彼女は運を操る力を手に入れ、生還する。その力で最初にやるのは復讐か、それとも人助けか?
これは一人の少女が調整師になるまでの過程を経て、師匠ヴァノン・メイディーと共に様々な運にまつわる事象に関わっていく物語。果たして、二人が行き着く先は幸運か不運か…。
文字数 113,465
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.04.01
大国エスカーダに、他国の外交官の養女・クロエが留学してくる。
クロエの目的は、この国の『真実の愛』に関わった面々への復讐だった。
「『ジャンヌ』の代わりに、俺はアイツらに復讐する。『真実の愛』に関わったアイツらを」
絶望した少女と、彼女を守る為に目覚めた男の物語。
※※※
精神的にBL要素があります。苦手な方はご注意を。
※重複投稿作品※
文字数 10,127
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.14
”女装男子×男装女子×青春を経てたどり着く企業の仮面劇――”
学園モノのその後まで見届けたいあなたへ。
高校の入学式。新入生代表に選ばれた内海真己(うつみまこ)は、壇上に立つ前の緊張で震えていた。
そんな彼女の隣に座っていたのは、誰もが息をのむほどの絶世の美少女・橘日和(たちばなひより)。
偶然の出会いは、やがて友情となり、そして――嘘を共有する者達の静かな共犯関係へと変わっていく。
日和には、誰にも言えない“秘密”があった。
それは、まるで『とりかへばや物語』のように、姉と性別を偽って生きるということだった。
真己は、彼らと共に青春を歩み、その先――大人になってもなお、彼らの人生を静かに見届けていく。
彼らは、なぜ嘘を選んだのか。
嘘のまま、幸せになれるのか。
これは、一人の少女が、運命すらすり替えて生きる姉弟を、傍らで静かに見届けていく物語。
文字数 54,831
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.04
とある日に届いた白い封筒。
導かれた先は、十数年前に火事と一家心中があった廃墟──白鷺館。
集められたのは、“選ばれた者たち”。
一つ、また一つと死体が増え、疑いが広がる。
これは、観客のいない演劇。
誰が演じ、誰が壊すのか。
仮面が剥がれるその瞬間、物語は終幕を迎える。
更新について
本作は初回のみ2話更新で、それ以降の更新は、毎週月曜~金曜20時の週5更新です。
また今後、一条湊シリーズとして定期的に公開していきますので、よろしければご覧ください。
第一作目の白鷺館殺人奇譚は、全27話です。すでに第27話まで書き切っており、全て予約投稿している状況です。
新シリーズが始まるごとに、紹介文とキャッチコピーは変更されます。新シリーズが始まるまでは、同じ紹介文です。
文字数 121,148
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.20
【毎週月曜日・水曜日・金曜日 20時頃更新】
「誰かのものになる夜。でも私は、“誰のものにもならない”と決めた」
古のムラでは、年に一度、《ウタガキ》と呼ばれる夜祭が催される。
そこでは、まだ“誰のものでもない”乙女たちが、男と一夜を過ごすことが許される――
ただし、それは“誰かのものになる”前夜にすぎない。
主人公・ナギは、その夜、愛する幼馴染と一夜を交わした。
だが翌朝、彼女の運命は無惨に引き裂かれる。
ムラの支配者《ムラオサ》に差し出され、
やがて強国・ツワナのオオキミの元へ――
その身体は、快楽と政略の道具として、他者の欲望に翻弄されてゆく。
命じられる悦び。
求められる悦び。
そのすべてが、“誰かのもの”としての悦びだった。
だが、ナギは違った。
支配されるために抱かれるのではなく、
快楽に溺れるふりをして、男たちを呑み込んでゆく。
――この世の理(ことわり)を、変えるために。
愛する人との記憶を胸に、女たちが使い捨てられる結婚制度を変えるために――
ナギは、焔のようにしなやかに、したたかに、宮廷の中で頂点を目指す。
快楽と策略、愛と裏切り、血と運命。
女たちの美しさと痛みを描く、土俗ファンタジー×和風官能譚。
女主人公最強 × 宮廷陰謀劇 × 古代風エロス叙事詩
読めばきっと、「女であること」の意味が、
あなたの中で何かを揺らすはずです。
――武蔵ペンテン、渾身の一作。
ここに開幕。
文字数 53,300
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.04.06
異能力と呼ばれる力が一般となり、異能力がすべてを決める社会。
力を持つ者が頂点に立ち、持たざる者は底辺へと追いやられる。
天峰レイは、この社会を統べる十大権家『天峰』家に生まれたが、異能力を持たない「無能者」として捨てられ、スラム街へと辿り着く。
犯罪と混沌に包まれた掃き溜めの場所。
レイは、そこで初めて「家族」と呼べる仲間たちと出会う。
そして彼は『他者の能力を一時的に転写する』異能に目覚めるが、その力を見込まれ、望まずして闇組織の一員となってしまった。
――本当は、あの子たちのために、いい世界を作りたかった。
ある時、死んだはずのレイは過去に戻った。
何度倒れても、何度失敗しても、過去をやり直す力を得たレイは再び立ち上がる。
後悔も絶望も、すべてを糧にして。
死は終わりではなく、新たな始まりとなった。
文字数 14,337
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.20
主人公の高橋翔はとある願いを持っていた。
それは絶対に叶えたい願いであり、彼の生きる目的そのものだった。
そう自覚したのは、それを目指したのは幸せな時を生きるはずだったある日だった。
その日、彼の心が壊れた。
いや、もしかしたら日々の中で既に壊れていたのかもしれない。
これはそんな彼が辿った日々の物語。
文字数 465,708
最終更新日 2025.06.20
登録日 2024.02.14
※こっちの方が書きやすいので、続けます。なろうと合わせてよろしくお願いします。
※前編(宝箱探索編まで)が終了しました。
宇宙創造が始まって数えきれない年月が過ぎた。全ての生命体は物理法則の中で生き、時にはそれを利用して生活をしていた。
その生活は突如として終わりを迎えることになる。
「初めまして、私の世界に生きる生命体」
この世界の創造主を名乗り、神を自称するそれからの一方的な通知によって、世界に魔力が溢れ、ダンジョンが発生した。
新しい世界の法則によって湧き上がる人類だったが、心正しき存在によって混乱を招くことが防がれた。
人類は・・・レベルとスキルを得ることが出来なかったのだ。
それから80年が過ぎた頃、日本の未確認ダンジョンの一つに彼らは来ていた。
文字数 646,061
最終更新日 2025.06.20
登録日 2023.06.16
愛している。
私は貴方だけを愛している。
嬉しい時も、悲しい時も、共に支え合い、共に生きていく。
貴方となら、永遠に、どこまでも、どんな事があっても、一緒に歩いていけると思っていたのに。
貴方が、もう私を愛していないなんて耐えられない。
貴方が、私から離れるなんて信じられない。
貴方が私を裏切るのなら、
貴方が私以外の人を愛するのなら、
貴方の事を、
殺めてもいいでしょうか?
※誤字、脱字、固有名詞の誤り多いです。適時修正致します。
※この話はフィクションです。現実や事実とは異なります。
※第8回ホラーミステリー奨励賞頂きました。ありがとうございます。
※4月28日Ⅱ章投稿開始。不定期更新。ご了承ください。
文字数 69,506
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.02.27
俺の名はクリーブナス、略してクリスとでも呼んでくれ。
幼いころ両親を亡くした俺は、孤児として生きたが、ある日たまたま要人を救ったことから一変した。
といっても、俺のような孤児がそうやすやすと生きられる世界ではないようで地獄へ落とされた。
それからしばらくして、突如降臨する神様、そして使徒となる。
文字数 95,675
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.03.03
「お前なんか、一生結婚できない」
そう笑ってた幼馴染、今どんな気持ち?
――私、王太子殿下の婚約者になりましたけど?
地味で冴えない伯爵令嬢エリナは、幼い頃からずっと幼馴染のカイルに「お前に嫁の貰い手なんていない」とからかわれてきた。
けれどある日、王都で開かれた舞踏会で、偶然王太子殿下と出会い――そして、求婚された。
はじめは噂だと笑っていたカイルも、正式な婚約発表を前に動揺を隠せない。
ついには「お前に王太子妃なんて務まるわけがない」と暴言を吐くが、王太子殿下がきっぱりと言い返す。
「見る目がないのは君のほうだ」
「私の婚約者を侮辱するのなら、貴族であろうと容赦はしない」
格の違いを見せつけられ、崩れ落ちるカイル。
そんな姿を、もう私は振り返らない。
――これは、ずっと見下されていた令嬢が、運命の人に見初められる物語。
文字数 5,599
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.19
十五年前、名門ディリヴィア侯爵家は「国家反逆罪」の濡れ衣を着せられ、一夜にして滅ぼされた。
父は処刑され、母は病に倒れ、兄は行方知れず。生き残ったのは、ただ一人──令嬢リアナ。
偽りの身分で王宮に入り込んだ彼女の目的はただ一つ。
家族の仇である国王と、その息子・王太子レオナルドへの復讐。
誰よりも愛され、誰よりも信頼される“理想の王太子妃”を演じながら、
リアナは王家を静かに、確実に追い詰めていく。
そして迎える婚約破棄の日──
明かされる素性、暴かれる罪、堕ちていく者たち。
これは、恋を演じた令嬢が、すべてを奪い返す物語。
私はあなたに恋などしていない。──復讐のために笑っていただけだ。
文字数 9,668
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.19
ネオページ様の第三回NSP賞で佳作賞を受賞していただきました!
ステータスを連載中に戻します。
***毎週火曜日・木曜日更新***
【冷酷毒舌の暗黒令嬢×復讐のために花畑脳を演じる御曹司】
馬の合わない二人が手を組み、暗黒家族で裏切り者を成敗し、毒の親玉を消す!恋も復讐も、成し遂げる!
*********
リカはとある暗黒家族の継承人、冷酷毒舌で融通が利かない。重要な家族任務を執行する途中で友人たちに裏切られて、家から追放されそうになった。
イズルは神農財団の御曹司。彼の家族は暗黒家族の秘密を知ったせいで全員が殺された。イズル一人だけが異能力のおかげで魔の手から逃れた。
復讐するために、イズルは暗黒家族のライバル組織と手を組んだ。
その組織が提案したのは、なんと、イズルがリカの夫になって、暗黒家族内部に侵入するという屈辱な「悪役令嬢の婿入り計画」だった。
リカの信頼を得るために、イズルは小馬鹿なCEOに扮して、リカと馬の合わない同居生活を始める。
思わなかったのは、リカは彼が想像した悪役令嬢ではなく、彼からの好意に全く動じない石頭だった……
文字数 302,355
最終更新日 2025.06.19
登録日 2022.02.27
双子の姉マリアは、白髪・金眼という稀有な容姿をもった、唯一無二の聖女である。
対して妹ユリアは黒髪黒目という、これまた稀有な容姿をもって生まれた唯一無二の──魔女だ。
皆に大切にされ、愛される事しか知らない姉と。
皆に虐げられ、愛を知らない妹と。
これは光と闇という真逆に生まれた双子の悲しき運命の話。
魔女ユリアに幸せは訪れるのか
はたまた最後まで聖女マリアが笑うのか
運命の微笑みは果たしてどちらに──
*筆者注*
非常にダークな話でして、流血表現もあります。
苦手なかたはご注意ください。
文字数 63,879
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.05.31
〘さあ兵士(男)ども? 狂気のショーでも..始めようか〙
世界の大都市イルモニカ。そこから遠く離れた場所にスエル・ドバードという町があり、その町のひとつの酒場"ボルカ"にはセシリア・ルージュという紅い髪をした女がいた。彼女は、幼少期の頃に母の借金の身代わりとしてボルカに売られると、そこで生活する為に奴隷のように働き店主に仕えていた。
そんな強いられた生活の中でセシリアが16歳を迎えようとした時、店主からある一つの提案をされる。
それは、酒場の商品としてセシリアの身体を"売り物"とする事だった。
荒くれ者や兵士たちの強引な息遣いとともに奴隷のように毎晩を過ごし翻弄されるセシリアは、やがて心が壊れていくの感じる。
そんな彼女の前に偶然二人の男が現れると、その壊れた時間が動き出しセシリアの故郷が思い出された。
──監獄のような寝室を出る為に彼女は、魔法の存在と出逢いを信じる。しかし、それと同時に狂気の時間もまた動き始めた事に彼女は気づく筈もなかった...
文字数 120,207
最終更新日 2025.06.18
登録日 2023.01.22
✶あらすじ✶
祖父創業のインテリアの総合商社(UMENO)で働く明日美は、会社でも家でも奴隷のように働く毎日を送っていた。
父は既に他界。
腹違いの兄と継母から弱味を握られており、理不尽な言いつけにもNOが言えない。父の再婚時から虐げられてきたため、自己否定が強く押しに弱い性格となっていた。
そんな明日美にも密やかな楽しみはある。
それは総務部長(経理も担当)竹林との仕事。
バツイチの竹林は優しいが頼りになる存在で、入社時から片思いしていた。
しかし、兄が社長になってから業績が傾いてきているUMENO。自分達だけでは立て直しが出来ずに、やり手のコンサルタント藍田を入社させる。
藍田は、インテリでありながら温厚で繊細な雰囲気。
明日美にも仕事を教えてくれ、竹林以上に頼れる存在となる。
そんな藍田に、ある日、
「あなた、Mですよね?」
突然性癖?を言い当てられ―――
文字数 12,759
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.14
商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。悪態をつく姑。私を妻と扱わない夫。夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
結婚して三年。私は流行り病である『バラ病』にかかってしまう。治療費は金貨たった一枚。しかし夫も父も私のためにお金を出すことはなかった。その価値すら、もう私にはないというように。分かっていたはずの現実が、雨と共に冷たく突き刺さる。すべてを悲観した私は橋から身を投げたが、気づくと結婚する前に戻っていた。
健康な体。そして同じ病で死んでしまった仲間もいる。一度死んだ私は、すべてを彼らから取り戻すために動き出すことを決めた。もう二度と、私の人生を他の人間になど奪われないために。
父の元を離れ計画を実行するために再び仮初の結婚を行うと、なぜか彼の愛人に接近されたり、前の人生で関わってこなかった人たちが私の周りに集まり出す。
白い結婚も毒でしかない父も、全て切り捨てた先にあるものは――
文字数 89,684
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.04.28
幼馴染と共に異世界へ召喚された風間レン。だが親友は「最強の勇者」、自分は「素質なし」と判定され、国王によって人体実験の被験者とされる。
切り刻まれ、改造され、絶望の果てに目覚めたのは魔人へと変身する「災厄の赤眼」。
魔王軍の襲撃で救出された俺は、苦痛のあまり白銀へと変わった髪を風になびかせ、誓った。
自分を「無価値」と切り捨て、親友を持ち上げた世界への復讐を。
裏切りで塗り固められた世界に、魔人の姿で応えようと。
魔王軍の美しき魔女・エリシアと共に、俺は蹂躙の旅路を始める──。
そして親友よ、お前が最後の標的だ。俺の魔人としての完全なる姿を、その目に焼き付けてやる。
文字数 21,564
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.17