日常小説一覧
非科学的な物が淘汰された時代『令和』のSNS。
そこに本物の幽霊が投稿し始めた。
彼の投稿は真実であり、日本中は騒ぎになるものの相手は幽霊。
幽霊に法律は存在しない。
浮気、借金、痴漢、逃亡中の犯人。
お気軽に読める幽霊のSNSです。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
文字数 23,526
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.10.02
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
文字数 47,920
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.23
スラム育ちの悪ガキがいつものようにスリをしたら相手は異世界転生したソロ冒険者だった。どうやら盗んだ物は大事なものだったようでしつこく追いかけてくるが、スラムで育った俺の速さを舐めるなよ!
撒いてやると思ったけど、どれだけ逃げても先回りしてきて捕まる寸前盗んだ物を投げ返しなんとか逃げられた。だけど、それからつき纏われて何だかんだと冒険者と一緒に旅をすることに。買い物?盗めばいいだろ、計算?なんだそれ、生き残るためならなんだってやるさ!俺は一人で生きられるんだ、だから構ってくるんじゃねぇ!
本当に外の世界を見せてくれるのか?一緒に行っても良いんだな?やった!一緒に色々な場所見て周ろうぜ!綺麗な場所や見たことの無い生き物が沢山いる場所に行ってみたいな!
スラムの悪ガキで盗人が冒険者と出会った事で、人として成長しベテランのシーフにまで成り上がるドタバタ成り上がり冒険譚。冒険者と旅をして、多くの人と出会い経験を積んだ彼はやがて・・・・
文字数 267,779
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.10.01
誰にでももう一度会いたい人と思う人がいるだろう。
俺がもう一度会いたいと思うのは親友の妻だ。
そう気がついてから毎日親友の妻が頭の片隅で微笑んでいる気がする。
仕事も順調で金銭的にも困っていない、信頼できる部下もいる。
妻子にも恵まれているし、近隣住人もいい人たちだ。
傍から見たら絵に描いたような幸せな男なのだろう。
だが、俺は本当に幸せなのだろうか。
日記風のフィクションです。
文字数 29,096
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.10.22
文字数 2,805
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.01
「君ってインフルエンザになっても、薬じゃなくて芋焼酎飲んで治しそうだよね」
から始まる怒涛のダメ出しをされて、八王子麗は、マッチングアプリで出会った男にフラれた。
八王子麗は焦っていた。
失恋未満のトラウマを抱えて、誰とも付き合うことなく26歳になってしまったのだ。
「処女は嫌だ。でも、恋はしたくない」
ある日、ふとそんな事を麗は思い。行動に移す。
処女を捨てるためにマッチングアプリを利用するが、出会う男はみんな変なやつらばかりだった。
麗はそれでも諦めずにメッセージのやり取りをする。
そんなある日、麗は「姫りんご」という男性と意気投合する。
会おうという事になり待ち合わせ場所に行くと、思いもよらない人が待っていた。
マッチングアプリでお姫様が釣れた件。の改稿版です
文字数 77,579
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.13
義妹にばかり気をかける旦那様。それなら私が消えてもきっと大丈夫…
文字数 158
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
文字数 4,751
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.10.28
小さな国で、十五歳のアリアは新人聖女として奮闘していた。
聖女とは、修道生活を送る修道士の女性を指す。信者を助け、彼らと共に生きる存在だ。
聖女の役目には信者の悩みを聞いて解決の手助けをする《導き》がある。しかし、アリアの導きは異質だった。
本来は助言をする導きの場で、アリアは信者を口汚く叱っていたのだ。
その異質な導きが、どうやって生まれたのか。
それが今、語られる。
文字数 114,961
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.21
「ジルベク様は私の婚約者だったはずだけれど…どういう事?」
血のつながりのない妹、つまりは義妹であるサリーナからのある告白に、私は動揺を隠せなかった。私が婚約する予定だったジルベク様は、自分の婚約相手だと言い張り始めたためだ。
「まだ聞いていないの?これは私が言い出したことじゃなくて向こうから言い出したことなの。あなたを見た後に妹の私を見つけて、やっぱり私の方が魅力的に映ったのでしょう?あなたはもう捨てられたの」
彼女はそう言うけれど、どうにも腑に落ちない…というのも、以前私が婚約することを彼女に告げた時、それはそれは憎たらしいものを見る目で私の事を見てきたのだった。おそらくこれまでさんざん見下して来た私に先に婚約をされたことが悔しかったようで、それ以降どこか怪しげな行動が目立っていたためだ。
「…ジルベク様の方があなたを選んだ、と言いたいの?」
私の言葉に、首を強く縦に振って答える彼女。
「もちろん。なに?私が彼を誘惑して奪って行ったとでも言いたいわけ?残念ながらそういう事ではないから。あなたが捨てられただけだから。これでもう先に婚約したのはどちらかなんて関係なくなったわね♪」
上機嫌にそう言葉を発する彼女。やはりそのことは気にしていたらしい。私はなにか言葉を返しても良かったけれど、一旦ここは退いてみることにしたのだった。
文字数 1,063
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
ごくごく普通の女子高生の帰り道。帰宅部の仲良し3人+1人が織り成す、青春学園物語。
ほんのりと百合の香るお話です。
ごく稀に男子が出てくることもありますが、男女の恋愛に発展することは一切ありませんのでご安心ください。
イラストはtojo様。「リアルなDカップ」を始め、たくさんの要望にパーフェクトにお応えいただきました。
★Kindle情報★
1巻:第1話~第12話、番外編『帰宅部活動』、書き下ろしを収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B098XLYJG4
2巻:第13話~第19話に、書き下ろしを2本、4コマを1本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09L6RM9SP
3巻:第20話~第28話、番外編『チェアリング』、書き下ろしを4本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09VTHS1W3
4巻:第29話~第40話、番外編『芝居』、書き下ろし2本、挿絵と1P漫画を収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNQRN12P
5巻:第41話~第49話、番外編2本、書き下ろし2本、イラスト2枚収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHFX4THL
★第1話『アイス』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=8hEfRp8JWwE
★番外編『帰宅部活動 1.ホームドア』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=98vgjHO25XI
★Chit-Chat!1★
https://www.youtube.com/watch?v=cKZypuc0R34
文字数 735,848
最終更新日 2023.12.07
登録日 2021.01.09
「猫舌は舌の使い方が下手なだけ」と言われるのが苦手だが場の空気を壊したくないがためにグッっと堪えて笑って過ごしてきた主人公。ある日所属しているサークルの新入生歓迎会の飲み会に行くことに。そこで運命的な出会いをする。人の気持ちを考えられる彼女にどんどん惹かれていく物語。主人公の周りの人物も個性的で「こんな恋がしてみたい!」「あの頃の気持ちが蘇る」「胸が…」という作品にできたらと思っております。紹介文が下手で申し訳ありません。ものすごく長編になると見越しています。まだ完結には程遠く今第70話ほどまで書いておりますので第70話までは2日に1話のペースで投稿していきますので、もし仮に皆様が暇で暇でしょうがないときがあって私の作品(作品と呼べるほど立派なものではありませんが)を読んでくださる機会があれば相当長い時間潰せると思うのでお気軽に覗いでやってください。
文字数 373,602
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.07.12
目覚めるとそこは異世界で、俺は道端でお布団にくるまっていた
思わぬ″状態″で、異世界転生してしまった俺こと倉井礼二。
だがしかし!
そう、俺には″お布団″がある。
いや、お布団″しか″ねーじゃん!
と思っていたら、とあるスキルと組み合わせる事で
とんだチートアイテムになると気づき、
しかも一緒に寝た相手にもその効果が発生すると判明してしまい…。
スキル次第で何者にでもなれる世界で、
ファンタジー好きの”元おじさん”が、
①個性的な住人たちと紡ぐ平穏(?)な日々
②生活費の為に、お仕事を頑張る日々
③お布団と睡眠スキルを駆使して経験値稼ぎの日々
④たしなむ程度の冒険者としての日々
⑤元おじさんの成長 等を綴っていきます。
そんな物語です。
文字数 47,884
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.06
昭和17年。ある島の別荘にて病弱な財閥令嬢の千恵子は華族出の母親・ヨシとお手伝いであやかし・濡れ女の沼霧と一緒に暮らしていた。
この別荘の海岸には人語を話せるシャチと、多くのあやかしが居着いている。
「ぜいたくは敵だ」というスローガンはあるが、たまにはぜいたくをしてあやかしやシャチが取ってきた海の幸を調理して頂きつつ、薬膳や漢方に詳しい沼霧の手も借りて療養生活を送る千恵子。
戦争を忘れ、ゆっくりとあやかし達と共に美味しいご飯を作って食べる。そんなお話。
※表紙はaipictorsで生成したものを使用しております。
文字数 6,282
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.06
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!
★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。
文字数 73,888
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.01
「まさかここまで無能な姫君だったとは…婚約破棄になったのも無理はないか」
低い声でそうつぶやくのは、この王宮を統べる立場にあるレイオット卿だ。彼は第一王子から誰を婚約者とするかに関する権限に関して一任されており、それでいてその権限を濫用することが度々あった。
「しかしこうして彼女を追い出したことで、新たな婚約者候補を探しに行くことができる…というのは建前で、本当は僕が女遊びをするだけなのだが…(笑)」
そんな彼の性格をよく知るものは、もうここには誰もいない。独善的な性格である彼が、自らに反発する人物を根こそぎこの王宮から追い出してしまったためだ。今や彼の周りには彼のイエスマンしか残っておらず、それを改善するような気もあるはずもない。
そんな独善的な政治が行われていた王宮で、ついにその行いが裁かれる日が訪れる…
――――
「そうか…彼の能力を試すためにいろろな権限を与えていたのだが…そのような結果になってしまっているのなら、もはや彼を王宮に残すわけにもいかないな」
第一王子はやや残念な様子でそう話す。彼はどこかでレイオットに期待していたのだろう。しかしそんな期待に彼が答えることは最後までなかった。
「そうそう、婚約者のみにありながら、レイオットに異議をとなえて戦おうとしたものがいたそうじゃないか。そのような美しい感性を持つ人物にぜひ会ってみたい」
第一王子のその言葉が、のちの彼女の人生を大きく変えることとなった。そして一方で、自らの欲望のままに王宮を支配していた彼には…
――――
文字数 1,005
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
\毎日更新中/「ため息が出るくらい、今のお前が可愛かったんだよ」強面不器用な溺愛したがり上司×貞操観念ゆるゆる部下
*表紙*
題字&イラスト:穂坂穂波 様
Twitter → @adayumeni_
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
人事異動により、社内でもパワハラ上司と名高い 桃枝 白菊(ももえだ しらぎく)の部下となった 山吹 緋花(やまぶき ひばな)は、ちょっとした思い付きと興味本位から『桃枝のパワハラを矯正してみよう』と考え始め、以降、桃枝にちょっかいをかけるようになった。
それから、数ヶ月後。二人きりの飲み会で、山吹は桃枝から『好きだ』と、告白をされてしまう。
しかし山吹は、社内で知らない者はいないほど性にだらしのない男で……。
『ボクはやめた方がいいですよ、課長。……課長はご存知ないと思いますが、ボクは男女問わず誰とでも寝るような男ですし、課長とオツキアイを始めても確実に浮気をして、悲しませます』
『俺はお前と沢山の時間を共有するよう努めるし、寂しい思いもさせない。望むことがあるなら、なんだって叶えてやる。……だから、俺だけを選べ』
真っ直ぐな言葉を受けた山吹は、桃枝に【ある提案】をして──?
口調が素で厳しい三十路(恋愛経験 皆無)上司×体だけの関係ばかりを築きまくっていた(恋愛経験 皆無)部下の、健全な人付き合いが苦手な者同士の歪な恋愛のお話です!
※ アダルト表現のあるページにはタイトルの後ろに * と表記しておりますので、読む時はお気を付けください!!
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
文字数 274,867
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.06.01
ルフモ連合国・ホランドのとあるビルの8階2号室に『情報屋バニー・ラビット』という情報屋がある。
そこを経営するのはウサ耳カチューシャをつけた銀髪幼女ネーヴェルだ。彼女の本名・年齢・国籍は全て不明。唯一明白なのは彼女が世界一の情報屋であることのみ。
ネーヴェルは超絶有能を自称するポンコツ助手セリシールと共にありとあらゆる情報の取引を行う。
それがたとえ極悪非道の凶悪犯であっても、連続殺人犯であっても、テロリストであっても。
ネーヴェルが求めるたった一つの情報にたどり着くまでは。
「ボクの両親は十七年前に起きた大量無差別殺人の犠牲者になった。その犯人はここにいるポンコツ助手の父親さ。ボクたちはこの事件の真相が……真の情報が知りたいんだ」
天才とポンコツが織り成すモフモフで可愛いミステリー小説、開幕!!!
【登場人物紹介】
ネーヴェル:ウサ耳の悪魔という異名を持つ銀髪幼女の天才情報屋。
セリシール:超絶有能な助手を自称する薄桃色の髪のポンコツ助手。
クロロ:黒色のメスのミニウサギ。ネーヴェルの相棒で天才なウサギ。
ボブ:スキンヘッドとサングラスが特徴的なハクトシンタクシーの運転手。
レオン:金髪とピアスが特徴的なウサギ専門のブリーダー。
マヌーバ:国家保安局の副長。情報屋と絡んでいくことが多い。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
文字数 107,449
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.18
文字数 512,738
最終更新日 2023.12.07
登録日 2022.11.06
【文字、売ります】──古びた半紙が引き寄せるのは、やおよろずの相談事。
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──その出会い、合縁奇縁(あいえんきえん)──
小動物(モフモフ)大好きな女性・秋野千代。
亡くなった祖母の書道教室を営むかたわら、売れっ子漫画家を目指すが、現実は鳴かず飛ばず。
稲荷神社に出かけた矢先。
供え物を盗み食いする狐耳少年+一匹を発見し、追いかけた千代が足を踏み入れたのは──あやかしと獣人の町・宵闇町(よいやみちょう)だった。
元の世界に帰るため。
日々の食い扶持を得るため。
千代と文字屋の凸凹コンビが、黒と紫色の世界を奔走する。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
キャラ原案/△○□×(みわしいば)
Picrewの「少年少女好き?2」で作成
https://picrew.me/share?cd=5lbBpGgS6x
文字数 10,671
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.01
あなた様が勝手に始めたこの関係、終わりにされたいのならご自由にどうぞ。
「もっとも、そんな強気な選択ができればの話ですけどね(笑)」
文字数 161
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
坂梨渚沙(さかなしなぎさ)は父方の祖母の跡を継ぎ、大阪市南部のあびこで「たこ焼き屋 さかなし」を営んでいる。
そんな渚沙には同居人がいた。カピバラのあやかし、竹子である。
堺市のハーベストの丘で天寿を迎え、だが死にたくないと強く願った竹子は、あやかしであるカピ又となり、大仙陵古墳を住処にしていた。
そこで渚沙と出会ったのである。
「さかなし」に竹子を迎えたことにより、「さかなし」は閉店後、妖怪の溜まり場、駆け込み寺のような場所になった。
お昼は人間のご常連との触れ合い、夜はあやかしとの交流に、渚沙は奮闘するのだった。
文字数 23,079
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.01
「ルレク様、リルア様が再びせき込んでおられます…すぐに来てほしいと…」
使用人のプリセアが足早に私たちにそう告げにきた。私と婚約者であるルレクは食事をしている最中だったが、その知らせを聞いた彼は一目散にこの場を後にして彼女の元へと駆け出していった。
「…プリセアさん、これでもう何度目でしょう?」
二人きりになったところで、私は彼女にそう言葉を投げかけた。
「もう分からないほどですね…お二人が食事や会話を始めると、必ずリルア様は上体を悪くされてルレク様をお呼びになられます。…あなた様というご婚約相手がいながら、なにか関係があるのでしょうか?」
その質問に私は直接は答えず、やんわりとその場をやり過ごすにとどめた。けれど私にははっきりとわかっている。義妹リルアの病弱は私との立場の違いを妬んだ演技であると…
――――
「ゲホッゲホ…ごめんなさいお兄様、大切なお食事中であるというのに、呼び出してしまって…どうしてもお兄様のぬくもりが感じたくて…」
「気にすることはないよリルア。僕は君がこの世で一番大切なんだ。だからそんな君に頼ってもらえるのは、本当にうれしくてたまらないよ」
しかしルレクは気づかなかった。そう言葉をかける裏で、リルアがほくそ笑みを浮かべていることに…
「婚約ですものね…私の体がもう少し元気なら、私もお兄様と…」
妹を溺愛する兄を、なんといえば一段と好きにさせることができるか、彼女は完ぺきに把握していた。そんな彼女の策略にルレクが逆らえるはずはなく、ずるずると沼へ落ちて行くのであった…
――――
文字数 1,041
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。
その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。
しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。
さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。
直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。
他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。
しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。
考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。
誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか?
文字数 2,446,549
最終更新日 2023.12.07
登録日 2020.05.12
年に一度の筆記試験に失敗した『見習い天使』勅使河原サユリは、下界への修行を言い渡される。
事務局からの通達に納得がいかなかった彼女は、人間の住む下界で「自分が人間だった時の夢」を叶えようとしていた。
金持ちになって悠々自適に人生を過ごす。
いつか日本を離れ、カラフルな家と真っ青な海の広がるアマルフィ海岸でハンモックに揺られ、穏やかな日の光に包まれていたい。
そんな日々を夢見ていた。
交通事故に遭って死ぬまでは。
天界に召されたあと、彼女は世界中を旅できる翼を手に入れていた。
楽しい見習い天使生活を満喫していた…はずだった
下界に転送された後、街に出現した魔族が暴走している場面に遭遇する。
平和だったはずの烏森町で暗躍する影。
人間の魂を喰らう魔族、「悪魔」と呼ばれる怪物が彼女の目の前に飛来してきた時、彼女の中に眠る能力が顕現する。
——痛快バトルファンタジー小説
ここに開幕!!
文字数 49,965
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.10.29
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。
文字数 121,582
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.05
「君をここから出すことに決めた。もうこれ以上この関係を続けていく理由はないと思ってね」
何やら楽しそうな表情でそう話をするのは、私の婚約者であるクセル男爵。婚約破棄を告げながらこんな楽しそうな様子であるからには、きっとなにか裏があるのだろう。
「…私はこの王宮から追放されるということでしょうか?」
「そういうことだ。残念ながら、もう私の意思は固いのだ。君に今更何と言われようとも、この決定を覆すことはないだろう」
それがあなたの意思だというのなら、私がいまさら何を伝える必要もないのでしょう。結局最後まであなたの気は変わらないようでしたが…
――――
それからしばらくの時が経過した時、王宮の一室では一人の人間が詰められていた。
「やれやれ…この私が見込んだ相手であったというのに、まさか貴様のわがままで一方的に婚約破棄をしてしまうとは…お前は優秀な男だと思っていたのだが、私の思い違いであったようだ…」
どこか機嫌を損ねた様子で、それでいて高圧的な雰囲気を醸し出すこの人物こそ、この王宮を指揮する立場にある人物であるヴォルト第一王子だ。かつて婚約者を追放した男爵は、今まさにこの王子に婚約破棄の一件を詰められている。
「し、信じてください王子様!!先にこの私を裏切ったのはあの女の方なのです!私はただ罪深き女に正義の罰を与えたに過ぎないのです!!」
ありもしないことを言って命乞いを図る男爵。しかしすでに第一王子はすべてを知っていた。
文字数 1,009
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
ランクマスターのランク野郎が、ユーチューバーをSランクなみの独断と偏見で採点していきます。
文字数 308,848
最終更新日 2023.12.07
登録日 2019.05.02
二千二十三年十月十日。
彼氏と別れて傷心中の田中美桜は、自らを「帝」だと名乗る"嵯峨"という男に出会う。嵯峨を不審者扱いしていた美桜だが、なんと彼は西暦八百十一年、十月十日の平安時代からやって来たと言う。
半信半疑の美桜だったがスマホで調べていくと、彼は本当に平安時代に存在した本物の天皇だった。暗殺者に狙われ、逃げていたという嵯峨をとある条件付きで自宅に住ます事になった美桜。生まれた時代が違う二人の奇妙な共同生活が始まる。
現代にタイムリープしてきた帝と、傷心中OL美桜の時空を超えたタイムリープラブコメディ!
※本作は小説家になろう様、ノベルアップ+様、カクヨム様、ステキブンゲイ様でも掲載させていただいております。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 14,682
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.02
高校二年生に進級した主人公、敷島悠善(シキシマ-ユウゼン)。幼馴染の狩染暮華(カリソ-クレカ)が毎朝作ってくれる手料理を食べ、登校しようとすると、後ろから謎の少女が走ってくる。少女と衝突するかと思われたが、寸前で少女は悠善の前で止まる。「覚えてない?」と言う少女に対して、その時は悠善は思い当たる節はあるものの確証には至らなかった。登校して、新しいクラス表を見ると、暮華の名前と悠善の親友にして悪友の綾月霧矢(アヤツキ-キリヤ)の名前があった。しかし、悠善と同じクラスになって喜ぶ暮華の名前の上に見知らぬ名前があり、先程の少女かと思った二人。その予想は当たり、その少女、貝戯遊楽(カイギ-ユウラ)が転校生としてやってきた。自らを「神様」と名乗る少女の目的とは一体――?
文字数 53,924
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.05
1話完結型の怖い話(文字数が多い場合は前後編の場合あり)のため、最初から読んでも気になるタイトルのみ読んで頂いても問題なし!
洒落にならない怖い話では人間に関する怖い話や人形や幽霊等の霊的な怖い話を投稿予定です。
恐怖度は個人的な感覚なのでコメントで怖さこのくらいじゃない?みたいなコメントが多い話は恐怖度調整する可能性があります。
【恐怖度】★☆☆☆☆(ちょい怖い)
【恐怖度】★★☆☆☆(まぁまぁ怖い)
【恐怖度】★★★☆☆(普通に怖い)
【恐怖度】★★★★☆(かなり怖い)
【恐怖度】★★★★★(自己責任レベル)
怖い話が好きなので死ぬほど洒落にならない怖い話を集めたい!
という訳で怖い話のまとめサイトみたいに怖い話を収集してます!
怖い話の情報を収集したいので複数のサイトで投稿しております。
皆様が体験した怖い話をコメントで教えていただけると嬉しいです。
なお、きちんと規約を確認し申請したうえで5ch(2ch)で投稿された怖い話のコピペを集めてます。
【5ch 利用規約】
https://5ch.net/matome.html
文字数 50,786
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.12
羽素未世(はもとみよ)はどこにでもいる少女。受験勉強に励んでいたある日、ポニアードの襲撃を受ける。未世は殺されそうになるが、ポニアードのお願いを聞くことにより、生かされることになる。そのお願いとはある人物を殺すことだった。
文字数 109,223
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.02
人には見えない"妖"が見える少女、入舸沙月。
周囲の妖達は、沙月の事を「入舸の妖絵描き」「入舸の百鬼夜行」と呼び慕っていた。
沙月の家は、代々"妖"と暮らし、"妖"と"人"の境を監視する「防人」という役目を担っている。
若い沙月は、表立った活動こそ無いものの、時々手伝いとして表に立ち、問題を起こす妖と対峙する日々を送っていた。
「どっちも大して変わらないってのにさぁ…」
人と妖の間に立つことが、彼女にとっての日常だった。
そこで積み上げられてきた常識が、成長するにつれて彼女を悩ませていく。
他の人と違うこと、普通を知らないこと…
"妖"が見えること、他の「防人」が持っていない、自身だけが持つ"禁忌"と呼ばれる力。
悩みが日に日に増えていくお年頃。
中学3年の冬休み、「防人」として迎えた新年の夜。
ふと見知った顔に声をかけられ、沙月は何時ものように人と妖の境を跨いでいく。
その先で起きた、他愛のない悪霊騒ぎ…それは、沙月を"妖"の世界へ誘う切欠に過ぎなかった…
文字数 48,644
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.01