コメディ小説一覧
(表紙画像はAI生成です)
茶道ラクロス部。校舎から独立した一区画に別庵として設けられ、畳敷きの室内には茶室もあり、ごろごろしながらお茶とお茶請けをたしなんでいればよかったその場所も、ラクロスやってた部員が新学期より、ラクロスなぎなた部に移籍&部員不足となる。そして廃部もしくは柔道茶道部との合同部になるよう生徒会から迫られるという、よくある例の危機に。
しかしうまいこと新年度より、エタってしまった物語世界の新入生受け入れ制度を我が校が導入したため、われわれは3人の新入部員を確保することができた。エタってるとはいえ、3人の世界はもとは異世界なので、当然リアル世界には存在しない魔法その他の異能力を持っている。
エタる、とは、作者のさまざまな都合・事情により、物語が最後まで完結していない、という状況で、エタり小説はネットでは山のように存在しているのである。
おれたちの世界そのものが物語だって? ご冗談を! リアルだよ!
しかし万一、物語だったとしたら、エタらないことをとりあえず願っておこう。
文字数 94,314
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.02.13
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
文字数 2,474,989
最終更新日 2023.12.10
登録日 2020.11.22
「シンシア、僕と婚約してほしい」
ヘビントン侯爵家の葬儀の夜、亡くなった当主の嫡男ヒューバート様がわたくしにそうおっしゃったのです。
わたくしは天にも昇る心地でした。だってわたくしは、彼のことをずっと好きだったのですから。
「僕に好きな人ができるまでだけど」
地べたに落ちたわたくしは、彼と結婚したいがために過ちを犯し、嫌われてしまいました。
三年後、兄がわたくしに婚姻話を持ってきました。その相手はなんとヒューバート様で……。
そうですわ! わたくしにできる贖罪は、窮地に陥る彼を助け、潔く去ることなのですわね。
※容姿に対する優劣の表記がございます。苦手な方はご注意ください。
Rシーンは後半です。
文字数 49,963
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.08
数多の種族が共存するこの世界では人族は脆弱である。
魔族のように魔力が優れていないし、獣人族のような強靭な肉体もない。
エルフのように精霊に愛されてもいないし、ドワーフのようなチートな魔道具もない。
ヴァンパイアのような不死でもないし、竜のような最強でもない。
故に技術を磨いてその先を探求した。
氣という生命エネルギーを用いた術を開発した。
弱いところを補おうと必死に知恵を働かせた。
剣技を磨く。体術を編み出す。脆弱な肉体を補う為の研鑽を重ねる。
もし、この磨かれた技術に神域なる魔力がプラスされたら、一体どこまで上り詰めてしまうのか。
コレは、そのIFの答えとなる物語。
一人の赤子が神の気まぐれによる恩恵を得て、最強無双を実現してしまう、そんなお話しである。
人族の叡智と神の魔力がケミストリーして誕生した、神の御子が紡ぐ物語が今、始まる。
文字数 108,630
最終更新日 2023.12.10
登録日 2022.12.01
金髪で胸も大きくてツインテールという、絵に描いたような美少女の真莉愛。
だが、全くモテない!
文化祭で告白という王道シチュでも撃沈した真莉愛は、とある少女に相談にいくのであった!
ギャグラブコメの、いわゆる出オチショートノベルです。
練習がてらに、他のサイトに投降したものを、ちょっと手直ししたものです。
タイトルも含めて完全に出オチの内容ですが、見てくださると嬉しいです(*´▽`*)
文字数 2,040
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
東京都立目黒第一高校卒業を控え、未知の旅路が広がる――若造主人公――まだ誰でもない若者の物語が、新たなステージへと進む。
過去の足跡を振り返りながら、彼は複雑な感情を抱えながらも、未来への一歩を踏み出そうとしていた。
人生とは興奮と不安、喜びと迷いの連続だと気づいた――あの日。
果たして、彼の前に広がる新たな世界はどのような試練と出会いで満ちているのか?
友情や恋愛、出会いと別れ――そして、成長と喪失、希望と絶望。
これから始まる人生の冒険は、彼が見たこともない風景と出会い、自らを知り、世界を知る過程で編み出されていく。
誰でもないけれど、広がる未知の世界の中で、誰か特別な存在に変わっていくのかもしれず、喜びと不安、幸福と迷いで揺れていた。
これからの日々は、選択と出会い、別れと成長が織り交ぜられた冒険の始まりなのだ。
「希望と不安がぶつかり、幸福と迷いが混ざり合う。
誰でもない俺の熱い時間、ここに開幕。
未来ってのは、こうやって生きるもんだぜ!」
確かに彼は、まだ誰でもない。
しかし、その彼が見上げる空には、夢と希望が、きらめいている。
未来への扉は、明るい光で照らされているようでもあり、時折、不安の黒い影が差し込むこともある。
新たな舞台に足を踏み入れる瞬間、彼の中には期待と同時に、未知の道に対する緊張感が漂っている。
それでも、彼は、ここに高らかに宣言する!
「人生は、何が起きるかわからない。でも、それが面白いんだろう?」
彼の心の底に灯る希望の熱い火が、彼を前へと駆り立てている。
新たな仲間たちとの出会い、困難との闘い、そして自らを見つめ直す時間。
これらの経験が、彼の未来を彩り豊かにすることだろう。
彼はまだ名前のない英雄かもしれないし、ただの一介の青年かもしれない。
しかし、その日常に潜む特別な何かを感じ、未知の世界への好奇心を抱えている。
彼の――彼らの物語は星降る夜に始まり、明日への輝く冒険へと続く。
夜の星たちは彼を導き、昼の太陽は、未知の花が咲く瞬間を待ち望んでいる。
無謀なギャンブルか?
それとも有望な勝負なのか?
成功は、その若者の手の中にある!
歩き続けろ、未来の"だれか"よ!
今は、何者でもない若者にささげるビジネスエール!
紡ごう! 未来の物語の第2部!
文字数 4,874
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.11.26
世界に突然、魔王が表れた!だったら魔王を倒すべく勇者を召喚するしかない!丁度いい奴がいたし、魔王を倒して……あ、間違えて呪われた木刀を渡しちゃった。まあ、彼ならなんとかしてくれ……なんで魔王と一緒にいるの!?なんで国から追われているの!?なんで追われているのに海水浴とかギャンブルしてるの!?なんで魔王を倒す旅で裁判してるの!?この物語は、チートなんて持っていない主人公が好き勝手しながら世界最強の魔王を倒すまでの物語である。
※いただいたコメントに関しましてはなるべく返信します。
※茶番は作者がやりたい放題書いているだけですので、本編のみご覧になりたい方はとばしてください
文字数 1,579,472
最終更新日 2023.12.10
登録日 2021.07.14
何の変哲もない高校2年生、佐野佑(たすく)。
そんな彼の平凡な生活に終止符を打つかのような出来事が起きる……!
文字数 230,894
最終更新日 2023.12.09
登録日 2022.04.25
発明家を夢見る主人公。ある日彼はとんでもないものを作り出してしまう。その名も「ナクト」。それは本来、物質透過装置だったはずなのだが出来上がったのは、物質の視点映像が見れるという世界を揺るがす程の大発明。
同棲中の彼女にその喜びを伝えようとするが、「ナクト」を通して彼女の浮気現場を垣間見てしまう。
夢の装置「ナクト」がもたらすのは栄光か、それとも破滅か――
※この作品はフィクションです。作中に登場する人物・団体・名称等も作中で発生する出来事も、全て作者の想像の産物です。
また法律・法令・道徳に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 71,644
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.23
異世界に転移した日本人アイラ・アイザワは、魔王討伐を成し遂げ英雄となった。
祝賀会の最中、アイラは死線を共にした勇者で王子のエルドに求婚を受けるも、それをきっぱりと拒否。自由と農業を愛する彼女は、魔王討伐の褒美として与えられた辺境の領地へ旅立つ。
アイラが得た領地は、日本の田園風景を彷彿とさせる場所……のはずが、魔素減少による気候変動ですっかり荒れ果てていた。
地球で培ったオタク的農業知識と冒険で得た超絶スキル。伝説の存在と結んだ絆やエルドの恋心をも操って、アイラは危機に瀕した領地の農業革命に立ち向かう。
一方、百回フラレてもアイラへの愛を諦めきれないエルドは、突拍子も無い行動を取っていた。
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※本編60,000弱の完結作品。前日譚10,000文字程度も追加予定です。
※完結まで毎日更新。改稿しながらの投稿ですので、時間は不定です。
※小説家になろう様にて、先行公開中です。
文字数 50,631
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.04
――ルークリフ視点――
「…何度見ても美しい…」
つい先日王国より授与された、伯爵家の証であるメダルを手に取り、視線を釘付けにする。…これを手に入れるために、今までどれだけの苦労をしてきたか…
「…そういえば、これが手に入ったという事は、もうアンナには用はないな…」
あんななんの魅力もない女との婚約も、これを手に入れるための手段のひとつにすぎなかった。しかしもはやそれが達成された今、わざわざあんな女をここに置いておく必要はない。一体からの評判は一時的に落ちるかもしれないが、今の私には伯爵という爵位があるのだ。私との婚約を望む女など星の数ほどいる。その中から、今度こそ自分の望む相手を選ぶことができるのだ。
「…ふっふっふ」
その明るい未来を想像しただけでも、笑いが止まらない。私の人生はこれをもって、今までの自分と決別するのだ…!
――アンナ視点――
彼に爵位をとってもらわないと私も不都合だったから、王国の知り合いに働きかけて彼に伯爵位を授与させてあげたというのに、一向に彼は態度を改めない。…それどころか、爵位におぼれて自分に酔い、周囲の人間たちを見下し始めている始末だ…
「はぁ…どうしても彼と婚約しないといけない事情があったから我慢してきたけれど、それももう終わりね…」
利口な彼ならば、私の住んでいた町の人々の生活を豊かにしてくれるのではないか。そう考え彼を信じたものの、それは無意味だったようだった…
――――
文字数 1,137
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
天才と白狼〜天才科学者の家に、可愛いお馬鹿な白狼が迷い込んだ、でも白狼の正体は、狼を執着する科学者に、暗い過去にとらわれる狼
歪んだ性知識と無知な性知識故に、本当の幸せな営みはできるの?
ジョン
白い長髪に可愛い系イケメン
身長は190センチ以上もある、細マッチョ体型
お馬鹿で、食いしん坊、辛い過去から少々ヤンデレ気味
アキラ
科学者で天才、綺麗系イケメン
メガネにボサボサ頭で見た目に無頓着
身長は170センチ以上、かなり細い
頭がよく、コミュ障、人から嫌煙された過去から、ジョンに執着気味
ジョンは飼い主にかなりひどい虐待をされていた。そこから逃げ出して、迷い込んだのは天才科学者アキラの家
取り返そうとする飼い主にアキラは立ち向かう。
可愛いジョンをこれ以上、傷つけさせないために。
そして迎えるは、甘々生活のハズがジョンの間違った性知識&アキラの無知がとんでもない性生活に
二人がヤンデレ気味
ジョンは痛い可哀想な表現がありますが、二人はひたすら甘々ですが、プレイは激しいです。
ジョンが優しい口調てすが、やってることがSです。
アキラが純粋で無知ですが、体がMになります。
18禁になります。
明記しておきますので、苦手な方は飛ばしてください。
お気に入り登録、しおり、ありがとうございます。感想、お待ちしています。
読んてみたいプレイありましたら、ぜひに教えてください。
18禁 溺愛 執着 SM 浣腸 甘々 ハッピーエンド スパンキング 鞭
アナル、アナルパール、せつない、ヤンデレ、おもらし、拡張、S字結腸
文字数 1,224,099
最終更新日 2023.12.09
登録日 2021.10.01
現代日本を舞台とした人気RPG『グレイブワールド』。そのゲーム内に登場する男性キャラクター、寺野朝日に転生した主人公は悲嘆に暮れた。彼はグレイブワールドの大ファンであり、それ故に寺野朝日が悲惨な運命を辿る悪役キャラであることを知っていたからだ。
だが、転生してしまったものは仕方ない。
気持ちを切り替え、彼は今後どうするかを考える。不幸中の幸いか、寺野朝日はまだ闇堕ちしていない。つまり彼の有する原作知識を駆使すれば、寺野朝日が辿る末路を回避できるかもしれないのだ。
さらに闇堕ちしていないということはまだゲームが始まってから日が浅いということであり、いずれ鬱エンドを迎える他の推しキャラも救える可能性があるということだ。そのことに気付いた彼は、悲嘆に暮れている場合ではないことを悟る。
これは彼が原作知識を活かし、全ての推しキャラを救うまでの話
文字数 75,096
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.08
神様に殺された挙げ句見た目が好みじゃないとのことで殺されそうになりました。
待っとけ神様、殴りに行ってやるよ
文字数 42,426
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.02.01
大学からの帰り道に車に跳ねられ、記憶が飛んでしまった俺が、目覚めたらファンタジーな異世界だった。付近をパトロールしていたオーウェンという剣士に出会うが…
キャラクター
瑠加(ルカ) 主人公 172㎝ 黒髪 赤紫色目 猫顔 大学生だったが車に跳ねられ死亡。目覚めると異世界に飛ばされていた。
オーウェン 178㎝ 銀髪長髪 深海色の青い目 ルカと出会う。警備隊所属
アルフォンス 182cm 酒場『竜の月』の店長 丸い眼鏡茶色の癖毛
サーシャ 170cm 金髪ボブ 緑の目 中性的 竜の月のバーテン
フィン 175㎝ 茶髪短髪 ヘイゼルの眠たげな目 竜の月のウェイター
ローガン 188㎝ 赤髪 竜の月の用心棒
ブルー 180㎝ くすんだ緑色の髪 優男 竜の月の厨房兼用心棒
キリアン 182㎝ オレンジ色の髪 警備隊所属 オーウェンの同僚
オーナー 188㎝ ハーフエルフ 金髪 薄い青い目 スタッフは呼び捨て
リオン 175㎝ センター分け青髪 褐色肌の狐顔 竜の月のウェイター
文字数 49,440
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.08
東大医学部卒。今は港区の大病院に外科医として勤める主人公。
親友夫婦が突然の事故で亡くなった。主人公は遺された四人の子どもたちを引き取り、一緒に暮らすことになった。
資産は十分にある。
子どもたちは、主人公に懐いてくれる。
しかし、何の因果か、驚天動地の事件ばかりが起きる。
幼く美しい巨大財閥令嬢 ⇒ 主人公にベタベタです。
暗殺拳の美しい跡取り ⇒ 昔から主人公にベタ惚れです。
元レディースの超美しいナース ⇒ 主人公にいろんな意味でベタベタです。
大精霊 ⇒ お花を咲かせる類人猿です。
主人公の美しい長女 ⇒ もちろん主人公にベタベタですが、最強です。
主人公の長男 ⇒ 主人公を神の如く尊敬します。
主人公の双子の娘 ⇒ 主人公が大好きですが、大事件ばかり起こします。
その他美しい女たちと美しいゲイの青年 ⇒ みんなベタベタです。
伝説のヤクザ ⇒ 主人公の舎弟になります。
大妖怪 ⇒ 舎弟になります。
守り神ヘビ ⇒ 主人公が大好きです。
おおきな猫 ⇒ 主人公が超好きです。
女子会 ⇒ 無事に終わったことはありません。
理解不能な方は、是非本編へ。
決して後悔させません!
捧腹絶倒、涙流しまくりの世界へようこそ。
ちょっと過激な暴力描写もあります。
苦手な方は読み飛ばして下さい。
性描写は控えめなつもりです。
どんなに読んでもゼロカロリーです。
文字数 6,732,422
最終更新日 2023.12.09
登録日 2021.08.20
第一王子であるアーントは、自身の妃とするべき人物についてその意思を固めつつあった。いったい誰がその相手として選ばれるのかは、多くの人々がいろいろな予想をしていたものの、その筆頭候補とされる人物が一人。
「これからどうしましょう♪王宮に入ったなら、この私ももう王族の人間という事になりますし…ああそうそう、そうなったらお姉様には何も与えなくていいから」
取り巻きとそう笑いながら話をするこの人物、セリエルこそがその人だった。彼女はこれまでの第一王子の自分に対する態度から、自分こそが選ばれるに違いないと確信していた。
「お姉様の手柄を横取りした甲斐が、あったというものですね。あんな役に立たない魔法が、まさか第一王子様に認められて気に入られるだなんて…世の中何が役に立つか分からないわ♪」
そう、彼女の姉であるレアリーサが生み出した魔法を、自分の手柄だとして彼に媚びを売っているのだ。彼もまたそんな彼女を自分に相応しい魔法使いであり、将来を託すにふさわしい人物だと評価している。だからこそのこの自信なのだろう。
しかし、そんな彼女に苦言を呈する人物もまた…
「悪い事は言いませんので…それはやめておいた方が…きっと博識であられる第一王子様はお気づきだと思いますよ…」
「そんなはずがないでしょう。それなら私との関係を築く必要がないんだもの。それでも私を好いてくださるのなら、それはもう私に夢中であるとしか考えられないわ」
その自信を砕くものはもはやなにもないのだろう。そこまで言うのなら、やはり誰の目にも妃となるべき人物は明らかであるかのように思われた。
――――
文字数 1,007
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
王宮治癒師のルシアは解呪に失敗し、人の顔がすべて『∵』に見える呪いを受けた。
さらに、二百年前に生きていたクレメンティという女の霊に取り憑かれる。
それでも特に不便を感じていなかったルシアは、王宮治癒師としてそのまま働いていた。
騎士団の昇格試験がある日に、一人の騎士が媚薬を盛られ、たいへんなことになってしまう。
その治癒のためにルシアは身体をはるが、もちろん相手の騎士の顔は『∵』。
それから数年後、ルシアは息子のカイルと義父のルーファと過ごしていたが、カイルの父親と名乗る男がやってきて――。
人の顔が『∵』に見える治癒師と。
息子がこんなに自分そっくりなのになぜ父親だと気づいてもらえないのか悩む騎士団長のラブファンタジー。
文字数 3,644
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
「エンリアお姉様、これを見てくださいませ。ルフォーツ様が私に贈って下さったペンダントですわ」
心の底から憎たらしい表情を浮かべ、私に向かってそう言葉を放つ妹のレアス。
「全く、私ばかりこんなに幸せになってしまって申し訳ないですわ…」
そうかと思えば、対照的なしおらしい表情を浮かべる。…本当に私を苛立出せたくて仕方がない様子だ。
生まれてこの方というもの、私たち姉妹の関係は最悪なものであった。
――――
「あら、あの方はお姉様の思い人でしたの!?これはこれはごめんなさい…」
――――
「まあ、お姉様のネックレスが庭に投げ捨てられていますわ!!一体だれがこんなことを…」
――――
「私はお姉様の事が大好きですのに、お姉様ったらどうして私に冷たくしますの…?」
――――
これまで、妹のレアスはことごとく私の持つものを奪ってきた。どうやら彼女はそうすることで底なしの快感を得ているらしく、行為はエスカレートする一方だった。
そして今回、いよいよ私が婚約する相手であった男爵を女の武器を使って誘惑し、自らの物としてしまった。
文字数 1,612
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
「お兄ちゃん、私の代わりに魔法少女やってくれない?」
「……は??」
◇◇◇◇
いつからか、この世界には超常の力を使い好き勝手暴れる存在が現れるようになった。
街は破壊され、社会は混乱し、国家はその役割を果たせなくなっていく。
人類はその未知に抗うことも出来ず、地球という星は人が簡単に死ぬ世界になってしまった。
『魔法少女』
そんな世界に都合よく現れた、魔法という同じ超常の力を操りながら人類の脅威と相対し人々を守る存在。
この世界の人々にとってそれはまさに希望の象徴、正義そのものである。
例えそれが、まだ成人もしていない少女に全てを押し付ける事になってしまっていたとしても……
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※カクヨム、小説家になろう、ハーメルンにも投稿しています。
文字数 73,573
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.25
無職の香波は現在友人の沙夜の家に居候中だが、その友人にそそのかされてどういうわけかVtuberを始めることになった。
※カクヨム・アルファポリス重複投稿
文字数 31,103
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.09.10
──アイルトン・セナ──
F1史上最速との呼び声も高いレーサーながら、危険な走法で
「いつか事故るぞ」
と言われ続け、最期はまさにレース中の事故で非業の死を遂げた天才。
そのアイルトン・セナに喩えられるほどのスピード解決。
僅かな違和感から、「こいつだ」と決め打ちかのように行う捜査手法。
それらが「いつか事故るぞ」と思われている様から
『捜査一課のアイルトン・セナ』
の異名を取った女、千中高千穂、階級は警部補。
お供の冴えない小男松実士郎を引き連れて、今日も彼女はあらゆる犯人たちのトリックを看破する。
バディもの倒叙ミステリー、開幕。
※『カクヨム』『小説家になろう』でも連載しています。
文字数 73,288
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.02
文字数 5,211
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.28
三国志×学園群像劇!
平凡な少年・リュービは高校に入学する。
彼が入学したのは、一万人もの生徒が通うマンモス校・後漢学園。そして、その生徒会長は絶大な権力を持つという。
しかし、平凡な高校生・リュービには生徒会なんて無縁な話。そう思っていたはずが、ひょんなことから黒髪ロングの清楚系な美女とお団子ヘアーのお転婆な美少女の二人に助けられ、さらには二人が自分の妹になったことから運命は大きく動き出す。
妹になった二人の美少女の後押しを受け、リュービは謀略渦巻く生徒会の選挙戦に巻き込まれていくのであった。
学園を舞台に繰り広げられる新三国志物語ここに開幕!
このお話は、三国志を知らない人も楽しめる。三国志を知ってる人はより楽しめる。そんな作品を目指して書いてます。
今後の予定
第一章 黄巾の乱編
第二章 反トータク連合編
第三章 群雄割拠編
第四章 カント決戦編
第五章 赤壁大戦編
第六章 西校舎攻略編←今ココ
第七章 リュービ会長編
第八章 最終章
作者のtwitterアカウント↓
https://twitter.com/tobeitsuki?t=CzwbDeLBG4X83qNO3Zbijg&s=09
※このお話は2019年7月8日にサービスを終了したラノゲツクールに同タイトルで掲載していたものを小説版に書き直したものです。
※この作品は小説家になろう・カクヨムにも公開しています。
文字数 1,085,501
最終更新日 2023.12.09
登録日 2019.07.01
第三回ジュリアン・パブリッシング恋愛小説大賞・銀賞受賞の「(旧題)エイデン・クロハイツの結婚」『(新題)アーシェ・バルトルの王命婚姻 ~麗しき二人の夫たちに毎日激しく愛されています~』のスピンオフ作。書籍化時に担当さんは入れたがってくれたのに、作者がまるまるなかったことにしたカイザー王太子の恋。不憫を一心に背負った王太子は、読者さん達の声援で与えられたスピンオフチャンスに果たして結婚できるのか。そんな強国デルバイス王国のエイデン係な王太子の恋の物語。
※時系列、キャラ設定、ギフト、世界観などは、ウェブ版ではなく、本筋はそのままに大幅な加筆修正を加えた発売中の書籍版に準拠しています。(2023年12月1日 ピッコマにて先行配信開始。12月22日通常配信開始予定)
※他サイト掲載あり
文字数 43,093
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.01
わたしがかつて父と仰いだあの人の存在…あなたはそれを軽くけなしたうえで、私自身の存在をもけなそうとしたではありませんか。
文字数 168
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
違和感を感じたのは、何気ない会話の中だった。
「ローベン様、新しいお洋服なのですね。よくお似合いだと思いますよ」
何気ないつもりでそう口にした私に対し、明らかに動揺し始める。
「!?…そ、そうか?そ、それはうれしいな。こ、これは自分で買ったんだよ。前から欲しいなと思っていて、それでこの前ようやく手に入ったんだ」
なんだか口調が不自然だけれど、私はなんら気にはすることなく会話を続ける。
「そうなのですね、ご自身でご購入に。それは大変よろしい事で」
私は何らとげなどないつもりだったのだけれど、彼の方はそうは感じなかったらしい。
「…ま、まさか…き、気づいているのかい…?」
恐る恐る、と言った表情と口調で私にそう問いかける彼。
「何のことです?私はただ思ったことを口にしているだけですけれど」
…目に見えて彼の様子がおかしくなっていく。…そして次の瞬間、突然の崩壊を迎えた。
「…や、やっぱりわかっているんだろう…!わかってるなら分かってると言ったらいいじゃないか!!なんでそんな回りくどい言い方をするんだ!!」
「?」
全く意味が分からない私に対し、彼は勝手に言葉を荒げ続ける。
「お、恐ろしい女だ…こういうことをするのか…ちょっと僕に落ち度があることをしたからって、それを直接言うのではなく、回りくどい言い方をしてねちねちと…な、なんて性格の悪い…」
文字数 1,315
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
「信じられませんわ!」
昼休みの生徒会室にお嬢様の声が響きました。
テーブルを思い切り叩いて立ち上がったお嬢様は、興奮冷めやらぬ様子でその美しい青い瞳に怒りをたたえておられます。
そんなお嬢様を宥めるように、隣に座っていた第二王子様が口を開きます。
「落ち着きたまえ、ステファニア」
「落ち着けるわけがありませんわ! わたくしは昼休みも惜しんで王立図書館で勉強していたのに...............どうしてっ! どうして貴女はそんなことになってしまったの!?」
「.................すみません」
激昂するお嬢様とは対照的に私は大人しく項垂れました。
そんな私の様子を見たお嬢様が、しゅんと肩を落とします。
「べ、別に謝らなくていいわよ............、
悪いのは貴女じゃないもの...........」
そう言って、お嬢様は椅子に座り直しました。
.............お優しいお嬢様。私はそんなお嬢様が大好きなんです。
「では、お聞かせ願えるかしら?」
私が顔を上げると、そこには厳しい目で私を見つめる生徒会長様がいらっしゃいました。
私としたことが、現実逃避して自分の世界に入ってしまっていたようです。反省しなくてはなりませんね。
私はゆっくりと深呼吸をして、今まであったこと全てを語り始めました。
私の名前はプリシラ・バーリエルと申します。バーリエル伯爵家の長女でございます。私の下には、天使のように可愛らしい妹もおります。私の妹はミレーヌと申しまして、今は王立学院の一年生です。
私はそんな可愛いミレーヌの姉として相応しい人間になれるように、日々努力をしてまいりました。お勉強もいっぱい一生懸命に頑張りましたし、生徒会の書記として学校のためにできることを精一杯頑張ってきたつもりです。
そんな矢先のことでした。私が追放される羽目になってしまったのは……。
「まさかあのクレティア公爵令嬢がそんなことをやっていたなんて.........」
「驚きですわ............」
「まさに、驚愕の事実だな」
「ありえないわ..............クレティア公爵令嬢がそんなことするわけないもの」
「これが現実なんですよ。皆さん。クレティア公爵令嬢は変わってしまったんです。私の知るクレティア公爵令嬢はもういないんです。もう、ずっと昔に死んでしまったのです.................」
文字数 10,297
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09