じんわり大賞エントリー作品小説一覧

*本作は小説家になろう。・カクヨムさんでも掲載中です。
ー物語のあらすじー
隔絶された国トランザニヤ。
そこに現れたのは“方向音痴”の少年ゴクトー。
神代魔法を使いこなす師匠に拾われ、弟子となった彼は、突如師匠の失踪に直面する。
旅の中で出会ったのは、美しくも危険な“肉食系”姉妹。
彼女たちとの出会いが、ゴクトーを七星の武器と始祖の血脈に導いていく。
……が、彼には妄想癖という最大の弱点が!?
古代の秘術×美少女×おバカスキル!
世界の運命を握るのは、名付けが得意な少年!?
自らの力を信じ、仲間たちと共に迫り来る危機に立ち向かうゴクトーの冒険譚。
魅惑と壮大さが交錯する異世界の舞台で、彼が世界を変える鍵となる!
文字数 16,917
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.08
介護士だった私は、買い物中に梅を見つけた。利用者さんと梅ジュースを作ろうと思い、購入するも作り方が分からなかった。ひょんなことでご近所さんから梅ジュースを作り方を教えて貰い、一緒に作ることに。
そこからご近所さんとの交流が始まるのだったーー。
文字数 1,379
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.06.09
潮風が吹き抜ける坂の町・風鈴坂。
この町では、夏の終わりに「風送り」という不思議な風習が行われる。
人々は風鈴を吊るし、胸に残る想いや記憶を風に託して手放していくのだという。
ある年の夏、少年と少女は堤防で並んで海を見ていた。
他愛もない会話、どこにでもある日常。
それは、突然訪れた出来事を境に、かたちを変えていく。
季節が巡り、ふたたび風送りの時期がやってきたとき、
町に吹く風に、微かな違和感が混じり始める。
鈍く軋む風鈴の音、記憶にないはずの場所に吊るされた鈴。
胸の奥に残された後悔と祈りが、風に溶けていくその夜、
ふたりの心は静かに再び重なっていく。
風は何を運び、何を還すのか。
誰もが胸に抱える「忘れたくないもの」を、前に進ませる。
これは、風鈴が揺れる音に導かれて辿り着いた、
ひとつの別れと、ひとつの約束の物語。
文字数 71,204
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
ぼくのなまえはワンタン。ママとはぐれて動けなかったぼくを少年のギューイがたすけてくれたんだけど、彼にもいろいろな事情があったんだ。
文字数 9,646
最終更新日 2025.06.06
登録日 2025.05.26
中学2年の夏、不登校になった少年・賢(けん)は、心を閉ざしたまま祖母の住む山あいの村へと預けられる。
人の気配もまばらなその土地で、彼は一匹の白い猫と出会う。左耳に小さな欠けのあるその猫は、どこか人のような目をしていて、賢は「サクラ」と名付ける。
人と関わることを恐れていた賢は、言葉を持たないサクラとの静かな時間を通じて、少しずつ心をほぐしていく。
やがて村の少年・良二との出会いも、彼の閉ざされた世界に新しい風を吹き込んだ。
しかし、季節の終わりに訪れた台風の夜、良二が行方不明となる。
必死の捜索の中、サクラは命をかけて賢たちを守り、そして――姿を消した。
その夏、賢は「誰かとつながることの強さ」と「失うことの痛み」を知った。
そして、サクラが残してくれた温もりを胸に、再び自分の足で教室の扉を開ける決意をする。
ひとりぼっちだった少年が、猫と出会い、心を取り戻すまでの、やさしくて静かな再生の物語。
文字数 15,413
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.06.02
主人公のボク・楓太は女性化したことで、ブラコン妹とリケ女の間で巻き起こる三角関係に困惑する日々を送る。妹の甘えん坊な愛情と、百合っぽいリケ女に振り回されつつ、性別の変化に葛藤しながらも、二人との関係を通じて自分の新しい居場所や幸せを見つけていく。やがて「今の自分」に感謝できる成長の物語が展開される――
文字数 52,986
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.04.19
俺は小説を書いて、そこそこ売れている作家だ。両親はいないが、妹と二人で親の遺産と俺の印税でそこそこ小金持ちの生活をしていた。あの診断がでるまではー
そう俺は余命2ヶ月のガンの診断を受けた。そして俺は高校を辞めて、誰も悲しませずにひっそりと暮らそうと、千葉の田舎のほうに親の遺産のひとつであるアパートに移り住むことになった。
そして青春しませんかという看板を見つけて、死ぬ前に遺作として、新しい小説を書くのも悪くないなと思い参考にするためその神社を潜った。そして俺はある少女に出会い、最後の青春をして、小説に残し、それが後世に語り継がれる物語となるー。
これは俺と少女の最後の青春である。
文字数 100,050
最終更新日 2025.01.19
登録日 2024.06.29
家族を必死に守ろうとした主人公が家族から次第に拒絶されていくという矛盾。
人は何のために生きて、どのように人生を終えるのが理想なのか? 夫として、父親としてのあるべき姿とは? 家族の絆の物語です。
文字数 17,272
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.05.31
私、山口もえこは、高見たか子先生のもとで助手をしてます。
高見たか子先生っていうは有名な脳神経科学者。【夢をプログラミング】することで、患者の治療をしています。
夢を、プログラミングとは。
PTSDってわかりますか?
心的外傷後ストレス障害。
心に大きな傷を持っていて、それが日常生活に支障をきたす場合がある、
それを治療するのに、
たか子先生は、「夢」を使ってるんです。
たか子先生の言葉をかりれば、
「夢は、
主に記憶を整理するための脳の活動です。
記憶のみならず、それに紐づいた感情などの精神面も整理するための脳内活動であることが、研究で明らかになりました。
刺激、信号、夢と同様の脳活動をコントロールするためのデータを脳に送り込むことで、
夢の中の登場人物、ストーリーを完全にコントロールできるようになり、
精神障害の治療に使用しています。
つまり、私たちが夢をプログラミングし、PTSDやトラウマの治療を行うのです」
はい、そういうことです。
これは、高見たか子診療所を訪れる患者さんと私たちの日常の「診療記録」です。
文字数 21,732
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.06.30
「だぁぁぁあ!!全く思い浮かばんっ!!……、酒でも飲むか。」
飲んだくれの中堅作家こと来ノ木満作(らいのき まんさく)。
絶賛スランプ中の彼の前に現れたのは____
『朝からメシも食わずに酒ひっかけるなよ、オッサン。』
「誰がおっさんだぁっ!まだピチピチの25だぞこちとラァ!!」
『え、?』
「あ?」
『「…は?」』
___幽霊の青年だった。
「なんでお前人様の家に勝手に住んでんだよ。家賃払え。」
『出来たらとっくに出てってるわこんなゴミ屋敷ィ!!』
これは、
『ちゃんとしたもの食えオッサン!!酒ばっか飲んでんじゃねぇぞ!自炊しろ!!』
「出来たら今頃飯食ってんだワ。」
飲んだくれと幽霊の、
「やれば出来るもんだなァ、オレ。流石オレ。」
『そのポテサラ俺のお陰だぞ。崇め奉れよ。自画自賛すんな。』
少しだけ不本意な同居生活の話。
文字数 30,170
最終更新日 2024.07.18
登録日 2024.06.14
空腹に、文字を。
とある世界。そこにはドロテポルプという、文学の栄えた美しい国があった。
その国の王女に仕える侍女のアウラは、とあるお使いで国を出、そのまま「悪魔」に襲われてしまう。
死を覚悟したアウラだったが、そんな彼女を拾った男、カインによって、彼女は一命を
取り留める。
療養も兼ね、カインに恩返しをすべく住み込みで働くことになったアウラだったが、ある日、カインの決定的な秘密を知ってしまう。カインがひた隠しにした過去を、秘密を、すべて包み込むアウラ。ふたりはやがて恋に落ちる。彼らのあいだに待ち受けるのは優しさか、それとも。
文字数 701
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.12
職場でゲイであることをカミングアウトしていない玲司。そのもとへストレートの雫が配属される。
とある事をきっかけに、雫は玲司に懐いて来る。距離を置こうとするが、そうは行かず…。
素直になれない綺麗めな上司とワンコ系部下との、ハッピーエンド前提のお話しです。
濃い絡みは殆どない(はず)です…。
登場人物の職は銀行員ですが、正直詳しくありません。ツッコミどころは多々あるかと思いますが、雰囲気で読んでいただければ幸いです。
相変わらずの拙い書き物ですが、楽しんでいただければ嬉しい限りです。
※エブリスタ、小説家になろうにも掲載しております。
文字数 111,447
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.05.26
奈々は医学部受験を控えた高校3年生。母親を3年前にガンで亡くし、今は4年前に母親が再婚した相手、つまり義父とふたりで暮らしていた。
義父といっても40才。死んだ母親よりも3才年下だった。
そんな見習パパの清彦と、義理の娘、奈々との心温まるヒューマン・コメディーです。
家族とは何か? 一緒に考えてみませんか?
文字数 18,328
最終更新日 2024.06.04
登録日 2021.06.22
病院で植物状態で、夢の中をさまよう私。ついに生命維持装置が外される時が来た。
川を渡り、花畑の中で死んだおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来てくれた。
文字数 1,234
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.06.02
我が家の飼い猫「タロ」が、糖尿病になりました。
動物がその病気になるとは、全く想像しておりませんでした。
文字数 14,874
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.29
文字数 11,078
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.23
舞台は病院の屋上
いつも皆と変わらず学校で過ごしていた[早川 千夏]
そんな彼女は持病持ちだった
持病で倒れてしまった彼女は病院の屋上で街を見下ろしていると突然現れた車椅子に乗った[天堂 颯]
そんな2人の出会いと別れを描いたストーリー
※死の表現や病気の表現がある為、苦手な人はご遠慮下さい
・好評があれば長編Ver.での投稿も考えていますよろしくお願いします
文字数 3,612
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
優と咲希は小さい頃、「一緒に結婚しようね!」と約束していた。
だが、その願いは叶わなかった。高校二年生になってすぐ、優は交通事故でこの世からいなくなってしまった。そこには誰も予想していなかったことが!?
文字数 177
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.06.02
文字数 29,682
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.07.10
大好きな馬の話を絵本や童話のような感じで書かせて頂きました(^^)
【第1話〜シラヒメ編〜あらすじ】
小さな牧場で生まれた真っ白な子馬シラヒメは、優しくお世話をしてくれる牧場のみんなが大好き。
速く走ると喜んでくれる笑顔を見るのが大好き。
成長するにつれて新たにたくさんの出会いがあり、大好きな人が増えていくシラヒメはもっとみんなが笑顔になるよう頑張り続けます。
しかし、大事なレースを前にシラヒメは自分の脚に違和感があるのを感じます。
自分が走らないとみんなが悲しむと思ったシラヒメは、
もう少しだけーー。
と、願い、脚を庇いながらもレースに挑みます。
大好きな人を笑顔にする為に走り続けるシラヒメを、どうぞ見てやって下さいm(_ _)m
2021.11.27(土)
他サイトにて公開・完結
※表紙絵画像は自分で撮影して加工したものになります。無断で保存や使用はお控え下さい。
文字数 6,041
最終更新日 2022.08.07
登録日 2022.07.31
生まれつき解離している主人格の「中の子」のうちのひとりが主人公。
葛藤、悩み、どこにもやれない孤独の虚しさ。
主人格は入院し、「僕(主人公)」は
諦めて淡々と過ごす日々。
そんな中、自分が主人格になる事態が訪れた。
そこで出逢ったのは、包み込んでくれるような存在。
大好きになってゆくのに、外の世界にいることが、
限界となる。
最後に出した、決断とは。
文字数 25,596
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.26
本当の自分はこんなんじゃない!
誰だってほんとはそう言いたい!
自分を唯一分かってくれる人がいたら解決できることもある。
多くなくていい。
1人でも分かってくれたら十分だよ。
文字数 10,336
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.19
どこにでもある家族の物語。
人が亡くなった時って、その人が生きた軌跡みたいなものが思い出と共に感じられる気がするんです。
その中でその人が遺してくれた物が、いつまでも自分の中に生きて、それがまた誰かに受け継がれて。
生きるって繋ぐってことなのかな。
そんな気持ちを込めました。
むらもんたの即興7日小説です。
Twitterにて7日間即興で140字以内で紡いだ物語をどうぞご覧くださいませ。
文字数 801
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.08