氷の女王小説一覧
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魔導士の名家に生まれた少年、鳴海界。
彼は魔法が使えないという理由だけで、幼いころから冷たく当たられていた。
適齢期になっても魔法開花なし。15歳になって、彼が半分諦めていたところ、突然使えるようになった。
その後、彼は姉の熱い薦めにより、シカゴにある名門ルビナーツ魔法学園に入学。
そこの在校生はもちろん、入学者全員が魔法界のエリートとなるたまご。
彼らはどんな魔法だって、巧みに扱うことができた。
だが、界だけは違った。
みんなのように呪文を唱えても、彼が他の魔法を使えることはなく。
彼が使える魔法は、物を滑らせる『スベル』という魔法だけ。
入学初日に、しょうもない魔法を強制披露させられ、クラスメイトに笑われた彼だったが。
数日後に見た彼の本来の姿に、全員が目を剥く。
「――――ねぇ、あなた本当に1つの魔法しか使えないのよね?」
「ああ、そうだけど?」
これは1つの魔法しか使えず家族に罵倒される日々を送っていた少年が、魔法界に名を轟かせながらも、普通の学園生活を手に入れる物語。
文字数 27,058
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.08.31
西暦2100年。
人類に新たなる可能性、アビリティが齎された。
その能力は時に世界の法則すらも捻じ曲げる。
人々はそれを神からの贈り物(ギフト)と名付けた。
西暦2125年。
鏡 竜也(かがみ りゅうや)は16歳の時、突然ギフトに目覚めそれ専門の育成学園に編入させられる事になる。
目覚めた力は、触れた者の髪を伸ばすだけというゴミの様な能力。
そんなギフトで能力者だらけの学院などには行きたくなかったが、国からの強制であるため彼は渋々従う。
だが周囲の予想とは裏腹に、彼は瞬く間にその圧倒的な力で学園最強にまで上り詰め無双しだした。
何故なら彼は転生者だったからだ。
正確には一度トラックに引かれて異世界に転生した後、この世界に戻って来た転生者だった。
彼は転生時に女神よりチート能力であるレベルシステムが与えられ。
そして異世界でひたすらレベルを上げ続けた結果、圧倒的な能力で魔王を討伐するまでに成長していた。
「これで世界は救われました。さあ、貴方を元居た世界の時間へと送りましょう」
異世界でのレベル上げで圧倒的な能力を手に入れていた鏡竜也は、容易くトラックを躱して見せる。
「勇者もいいけど、やっぱこっちの世界の方がいろいろ便利だよな」
これは異世界でレベルを上げまくった鏡竜也が、そのチート能力で周囲の能力者達を圧倒する物語。
文字数 205,655
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.14
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