第二回きずな児童書大賞小説一覧
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結局この世の中は、地球という存在と宇宙という現象を自分自身の才能であると、勘違いしたバイキン共が暴れ回って荒らしているだけなんだと、発狂しそうになる前に、注意しておかなければならないことがある。
それは例えば、今の生きにくい世の中を変革するために本当に必要とされているのは、大きな組織の意思決定ではなく、柔軟性のある現場の対応である。その対応は、クリエイティブな肉体労働で、時には命を危険に晒す、ハイリスクなほとんど慈善行為であり、大きな組織の偉そうにしている人間がとてもできる仕事ではない。にも関わらず、この問題を解決した暁には、その手柄と報酬のほとんどを、大きな組織に吸い上げられてしまうだろう。
そのことに対して異議を唱え、仮にその手柄と報酬を現場に行き渡るシステムを構築することができれば、素晴らしいと思うかもしれない。しかし、私は、そうとも限らないと思ってしまう。もしかしたら血を見る争いにまで発展するのではないかと危機感すら覚える。それは何故か?。ホモサピエンスという動物が、実は非常に錯覚に陥りやすい動物だからだ。
この猿のほとんどは、誰かを批判したり、間違いを指摘したりすると、「自分は絶対的に間違っていない」という錯覚に陥る癖がある。
この錯覚に陥った『自称神の使い』あるいは『自称神』が、判断を誤って誰かを生きにくい状況に叩き落としておきながら「自分は絶対に間違っていない」と主張する。そして、同じ誤ちを繰り返さなければならなくなる。
我々にとって、何が一番害悪なことなのか、常に意識し、注意を怠らないようにしておく必要があるだろう・・・(謎
短編集
文字数 13,917
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.31
両親の仕事の都合で知り合いがやっている神社に預けられることになった、神楽詩(かぐら うた)。
そこで出会ったのはアイドル顔負けの神社の息子・桐(きり)。
優しそうな性格の彼になんとかやっていけそうかなと思った矢先、詩は突然現れた『変な生き物』に襲われそうになっちゃった!
不思議でキレイな力を使って助けてくれたのは、「初日からあんたトラブルメーカーだな」と性格が豹変した桐。
桐は、物に宿る"付喪神"や、疲れて暴走しちゃった"ガミさま"を清めるお仕事をしているみたい。
その力が詩にもあるのだとわかり、居候先で"神子見習い"をやることになってしまって…!?
文字数 4,762
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.07.13
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