真実の瞳 小説一覧

1
1

嘘をつくたびに頭上の数字が増える世界で、婚約者の数字だけが一万を超えていた

「真実の瞳」を持つ伯爵令嬢エルヴィラは、人々の頭上に浮かぶ「嘘の数字」が見える。 婚約者ヘルムートの数字は一万を超えていた——持参金の横領、浮気、功績の偽装。 全てを知りながら沈黙を守ってきたエルヴィラは、婚約破棄された後、辺境で嘘の数字が 「3」しかない朴訥な青年テオドールと出会う。二人で証拠を集め、王宮の大舞踏会で ヘルムートの一万の嘘を一つずつ読み上げる。「312番目の嘘は——『君を愛している』。 あれも嘘でしたわね」
ファンタジー 完結 短編
感想数 1 文字数 8,803 最終更新日 2026.03.26 登録日 2026.03.26
1