運命の恋小説一覧
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件
1
唯一の肉親である母を亡くし、一人きりとなった少女・朝比奈光希。
彼女を引き取ったのは、特別法人「零協会」の会長・葉月礼央だった。
恩人のもとで事務員として働き始め、ようやく安定した日常を手に入れたはずだったが――
ある日、光希は会長室に呼び出される。
告げられたのは、最前線の部署【特殊犯罪対策部門】への異動。
危険な現場に出ることはないと約束されたものの、
「血」と「異形」を巡る協会の真実が、次第に彼女の前へ立ち現れていく。
一方その頃、異星「黒妖星」では、
孤高の純血ヴァンパイア・宮凪和葉が運命を変える血の味を口にしていた――。
人とヴァンパイア、二つの星を繋ぐ“鏡穴”が開く時、封じられた記憶が目を覚ます。
その血は、破滅か、それとも希望か。
文字数 33,299
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.10.02
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3
霧深い森と神秘の湖が広がる王国
ここには、人間と異種族が微妙な均衡を保って暮らしていた。
魔法使い見習いの青年アレンは、森の奥で銀色の狼獣人ルカと出会う。最初は互いを警戒しながらも、森の魔力と数々の試練を通じて心を通わせていく。
やがて王国を脅かす陰謀や、種族間の争いが二人を引き裂こうとする。だが、互いへの愛と絆を胸に、異種族の恋は壮大な運命に立ち向かう
文字数 2,863
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.14
4
星に誓った「また必ず会おう」——
運命を越え、二人は再び出会う。
星詠みの巫女セラは、星の未来図に刻まれた“ひとつの死”を知ってしまう。
それは——王国を救うために命を捧げる青年騎士、リオスの結末だった。
何度も星図を読み替え、戦の刻をずらし、身代わりの護符まで作る。
けれど運命は、いつも彼の名を中心へ引き戻す。
最後の夜、二人は背中合わせで星空を見上げ、「また必ず会おう」と誓い合った。
そして現代日本。
ごく普通の大学生として生まれ変わった二人は、図書館、カフェ、駅——何度も偶然に出会う。
なぜか懐かしく、胸が痛むその感覚の正体を、流星群の夜に思い出す。
「やっと、見つけた」
「今度は、絶対に離さない」
前世と現世を結ぶ、星が導く永遠の約束。
ファンタジーと現代恋愛が交差する、切なくも温かな物語。
文字数 18,258
最終更新日 2025.08.22
登録日 2025.08.15
5
辺境の村から王都の星環教会へやってきた研修生アナベル・ウィンダーミア。
門で出会った王族直属騎士団副団長ルシアン・ヴァルセインと握手を交わした瞬間、二人の手首に金色の光が浮かび上がる。
それは"番"——神が定めた魂の半身の証。
物語の中でしか聞いたことのない奇跡的な出会いに胸を躍らせるアナベルだったが、ルシアンの口から告げられたのは冷酷な現実だった。
「俺には……すでに婚約者がいる」
その婚約者こそ、名門ルヴェリエ家の令嬢セレナ。国境の緊張が高まる中、彼女との政略結婚は王国の命運を左右する重要な政治的意味を持っていた。
番の衝動に身を焼かれながらも、決して越えてはならない一線を守ろうとするルシアン。
想い人を諦めきれずにいながら、彼の立場を理解しようと努めるアナベル。
そして、すべてを知りながらも優雅に微笑み続けるセレナ。
三人の心は複雑に絡み合い、それぞれが異なる痛みを抱えながら日々を過ごしていく。
政略と恋情、義務と本心、誠実さと衝動——
揺れ動く想いの果てに、それぞれが下す選択とは。
番という絆に翻弄されながらも、最後に自分自身の意志で道を選び取る三人の物語。
愛とは選ぶこと。
幸せとは、選んだ道を自分の足で歩くこと。
番の絆を軸に描かれる、大人のファンタジーロマンス。
全20話完結。
**【キーワード】**
番・運命の相手・政略結婚・三角関係・騎士・王都・ファンタジー・恋愛・完結済み・ハッピーエンド
文字数 64,429
最終更新日 2025.08.10
登録日 2025.08.10
6
内容紹介
現代の天才女医・蘇玲瓏(スー・リンロン)が実験室の爆発事故で異世界に飛ばされる。暴雨の中、謎の美男子・裴雲昭(はい・うんしょう)に救われた彼女は、自らの眉間に現れた赤い痣が「異世界の鍵」と呼ばれることを知る。
冷徹な宰相として知られる裴雲昭は、実は300年にわたる血の呪いに苦しんでいた。彼が蘇玲瓏を保護する裏には、「彼女こそが呪いを解く生贄」だという秘密が隠されていた。しかし、彼だけが知っていた──この出会いは偶然ではなく、7度目の輪廻でようやくたどり着いた運命の再会だということを。
蘇玲瓏は次第に、この世界で出会う男たち(冷血将軍・蕭臨淵、妖艶皇子・赫連翊、風流才子・謝清遠)が、全て前世で自分と因縁のある人物だと気付く。特に婚約者を名乗る蕭臨淵の優しさには、どこか不気味な違和感が...。
「あの痣が輝く時、あなたはまた死ぬ」
裴雲昭の警告をよそに、蘇玲瓏は自らの運命に立ち向かう。前世の記憶が蘇るたびに明らかになる衝撃の真実。紅い痣に刻まれた「五鳳の力」の秘密。そして、裴雲昭が300年間守り続けた禁断の愛の形とは──?
【作品の特徴】
運命の再会を描く和風ファンタジー
冷徹宰相×天才女医の禁断ロマンス
輪廻ものの要素とサスペンスフルな展開
甘くて切ない恋と衝撃の真実が交錯
【主な登場人物】
蘇玲瓏:現代から転生した天才医師。眉間の赤い痣に秘密が。
裴雲昭:冷徹な宰相。血の呪いと300年の因縁を背負う。
蕭臨淵:婚約者を名乗る将軍。優しさの裏に暗い執着。
赫連翊:妖艶な異国皇子。蘇玲瓏を「運命の妃」と呼ぶ。
謝清遠:風流な才子。実は輪廻の監視者。
【読者へのアピールポイント】
運命に翻弄される男女の切ない恋
サスペンス要素たっぷりの王宮陰謀劇
各キャラクターの暗い過去と秘密
現代と古代を行き来する壮大なスケール
文字数 19,044
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.12
7
「あぁ……フェリオ……どうしてあなたは……フェリオなの?」
フェリオは、胸に湧き上がる喜びを抑えることができなかった。
彼女が自分の名を呼んだのだ。
「ヴェルナ家の者でなければ……その名を捨ててくれるのなら」
バルコニーの縁に手を添え、彼女は小さく首を振る。
「私に愛を誓ってくれるのなら、私もカステリの名を捨てられるのに……っ!」
――敵対する家に生まれた、フェリオとマリエッタ。
出会ってしまった瞬間から、ふたりの運命は動き出す。
その先にあるのは、祝福か、悲劇か。
名作『ロミオとジュリエット』をもとに、
言葉や構成を、私なりの表現でアレンジしました。
舞台は、中世ヨーロッパを思わせる架空の世界です。
原作をご存じの方はもちろん、
「タイトルだけ知っていて内容はよく知らない」
「有名なシーンは覚えているけれど、細かな部分は忘れてしまった」
そんな方にも、ひとつの物語として楽しんでいただけたら嬉しいです。
文字数 35,959
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.18
8
9
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。
番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。
※自己設定満載ですので気を付けてください。
※性描写はないですが、一線を越える個所もあります
※多少の残酷表現あります。
以上2点からセルフレイティング
文字数 62,201
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.07.23
10
星空の下で結ばれる運命の契約が、ひとりの魔法使いと謎の男を繋ぎ、影に包まれた都市を救うための壮大な冒険へと導きます。
影の都市が闇の支配者によって恐怖に包まれる夜、若き魔法使いレイナ・ソレナは運命の星の王と契約を結びます。その契約により授けられた力は、彼女にとっても予期せぬ試練をもたらすものでした。契約を交わすと共に、レイナは謎めいた青年サリム・エリスと出会い、彼との関係が彼女の心を深く揺さぶります。
レイナとサリムは、影の都市を救うために旅に出ます。試練の旅の途中で彼らは数々の困難に直面し、その中で絆を深めると同時に、レイナの内なる闇とも向き合うことになります。星の王との契約がもたらした力と知識は、彼らの運命を大きく変えるものでした。
帰還後、レイナたちは再生のための準備を整えます。盟友を集め、最後の決戦に挑む中で、仲間との絆が試され、愛と友情が交錯するドラマティックな展開が繰り広げられます。
「星空の下の契約」は、ロマンティックファンタジーの要素を織り交ぜながら、冒険と成長、愛と決意を描いた物語です。星空の下で結ばれた運命の契約が、どのように人々の運命を変え、都市を救うことになるのか。ぜひ、その壮大な物語をお楽しみください。
文字数 25,012
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.24
11
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文字数 160,420
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.06.05
13
黒魔女の呪いにより、倒れた王子。救えるのは<真実の愛>を持つ者のみ。見事救ったミーナは王子と婚姻の運びへ。一方、黒魔女討伐に赴いた白魔女は信じられない話を聞き…。
文字数 3,298
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
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※1月7日完結しました!
『私の恋は叶わない。平民が王子様を想っているのだから。せめて彼に一筋の光をーと願って生きていた。』
『幼い頃のたった一晩の出来事。それは僕にとって眩しい光だった。君と出逢えたから、僕はここまでこれた。』
小さい頃に母国の王子様に初恋した平民の少女は、実は幼いころに拐われた敵国の王女様だということが明らかになった。
そして少女は故国に戻った先で、人質として送還されていた敵国の王子様と再会する。
二人は親密に接触し紆余曲折の末結ばれるが、二国間の戦争は始まってしまう。
二人に待ち受ける恋の結末はー。
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます☺︎三幕構成、番外編含め全44話です。恋愛大賞にも応募していますのでどうぞよろしくお願いします!感想受け付けますがすみませんお手柔らかにお願いします。笑
文字数 142,870
最終更新日 2023.01.09
登録日 2022.12.24
16
お立ち寄りいただきありがとうございます。本編完結しました。どうぞよろしくお願いいたします。
【あらすじ】
宝石店に勤務する崎谷玲(さきやれい)は、突然のトラブルから女装をしてホテル主催のパーティーに行くはめになる。社運をかけたダイヤモンドのネックレス『サンドリヨンの微笑』を宣伝するためだった。
パーティーを主催するのは日本を代表するホテルグループの若き役員、周防智之(すおうともゆき)。世間では周防の花嫁探しに注目していた。
パーティーの途中で一休みしようと屋上庭園に出た玲は、そこで周防と対面する。なぜか「探した」と言われてキスをされ、身体を触られる。女装がバレることを恐れて逃げ出すが、酔っていたこともありネックレスをなくしてしまう。
気付いて顔面蒼白になる玲。そこに周防がネックレスの持ち主を探しているというニュースが流れてくる。もう一度、持ち主に会いたいからと。
消えたシンデレラを探せと盛り上がる世間。花嫁候補だと騒がれ、本当は男だと言えなくなる玲。本人にしか返さないという周防から、玲はどうやってネックレスを取り返すのか……。から始まる再開ミステリー(?)
外側から見える姿と内面の真実。出会うのが早すぎたりすれ違ったり……それでも、何度出会っても好きになる。年の差再会ラブ!なお話です。
まわりのことも大事だけれど、本当に大事なものは誰かを好きだと思う自分の気持ち……。
※ 作中で蝶の数え方を「頭」としています(じつは「頭」と「匹」でだいぶ迷いました)。
学術的には「頭」、日常の中では「匹」と数えるのが一般的だそうです。今回のお話ではバタフライサンクチュアリが出てきますので「頭」でいくことにしました。
森の上をゆく勇壮な姿も表現できたら、という願いもこめています。
多少違和感があるかもしれませんが、どうかご了承くださいませ。
文字数 114,822
最終更新日 2021.02.14
登録日 2021.01.21
17
背中に青い羽を持つ双翼の民一族と、地上で豊かな生活を送る大地の民(人間)。
古来より二つの種族が共存するアイスベルグ王国は、両種族が互いの能力を認め合い友好的な関係を構築してきた。
しかし、百五十年前に起きた陸空対戦をきっかけに、その関係に亀裂が入ることになる。
双翼の民一族の宝珠が、人間の手により強奪されてしまったのだ。以来、二つの種族の憎悪は膨れ上がり、ついには人間による双翼の民迫害が始まった。
双翼の民一族の少女、ユファ・ハメルティは、人間によって隠れ里の襲撃に遭い、アイスベルグ城の地下牢へ幽閉されてしまう。
なす術もなく牢で陰鬱とした日々を送るユファだったが、ある日。駿里(シュンリ)と名乗る謎の青年が、彼女を救出に現れた。
人間であるはずの彼が、何故危険を冒して自分を助けにきたのか分からず面食らうユファだったが、一先ずは彼の助力を得て、城を脱出することを決意する。
ユファは一族の待つ故郷へ、帰省しようとするのだが……。
文字数 96,031
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.12.21
18
それは、彼の人生に初めて訪れた恋だった──
いつも教室の片隅で一人ひっそりと本を読んでいる女の子・橘碧衣(たちばなあおい)。
彼女のことがいつの間にか気になりだしていた佐伯清志郎(さえきせいしろう)、十七歳。
清志郎の視線に気づき、恥ずかしそうに俯く碧衣だったが、やがて清志郎に華のような微笑みを返すようになる。
そしてふたりは十七歳の青春のひとときを、同じ教室という限られた空間で共有し始めた……。
しかし、清志郎は碧衣を大切に思うあまりに、悩み、ある決断をする。
迎えた卒業式、彼は彼女にあることを切り出した。
そしてその後、ふたりを待つ運命とは──……。
多感な十七歳・男子高校生の清志郎の『運命の恋』とその後のお話です。
文字数 37,172
最終更新日 2020.09.14
登録日 2020.09.14
19
文字数 482,936
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.04.28
20
文字数 11,024
最終更新日 2020.03.21
登録日 2020.03.21
21
アルテミスの娘である森村しおりの魂はすべての男を狂わせるファムファタルの賜物をもって地上に生まれた。抗うことができない彼女の存在でも、彼女は獲物ではないことを人々は知っていた。選択肢があるのはいつでも彼女である。敬一郎も青志も野波も雪人も選ばれたのだ。そして独占と所有を目指すゆえに愛そうとするのに、失うことを恐れ彼女を傷つけてしまう。それなのに、しおりはいつもかわいく花のように微笑んでいた。部外者である私たちは知れば知るほど彼らが救われることを願ってやまないだろう。
文字数 11,371
最終更新日 2019.06.16
登録日 2019.06.04
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件