切ない別れ 小説一覧
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41件
1
その優しさは誰のため?
優しいと評判の良い婚約者は、誰の頼みも断れない人だった。
エスコートも、昼食も、放課後の時間も、気が付けば私との約束より他の令嬢たちの願いを優先されていた。
悪気がないことだけは、分かっていた。
だからこそ、苦しかった。
感想数 6
文字数 12,527
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
2
俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
花園かすみは昼間はOL、そして夜はキャバクラで働くキャバ嬢ユリエ。
二つの顔を持つ女性である。
キャバクラで新堂組若頭、新堂健斗に指名され、はじめてを経験する。
毎日指名してくれる健斗。
ある日、春日部コーポレーションで新社長就任の挨拶があり、かすみは秘書に抜擢される。
新社長は健斗だった。
キャバ嬢のユリエのバイトは会社に内緒なのに、がっくりするかすみ。
ところが健斗も表の顔は春日部拓真、春日部コーポレーション社長である。
かすみの運命はどうなっていくのか。
そしてかすみにはもう一つ秘密が……
感想数 0
文字数 70,251
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.11.06
3
16歳でIQ世界1位になった俺が事故で両親をなくしたヤンデレ女子中学生を引き取ることになった件
それは突然の出来事だった。
「いい? あんたは今日から女子中学生と暮らすのよ!」
俺、天敬紫皇(てんけいしおう)はその日のうちに家を追い出され新たな家へ向かう。
到着したところは――
「高級マンションだと!」
しかもそれだけじゃない
「おまけに最上階?」
この日から、いきなり変わる日常。
紫セミロングの義妹
黒髪ストレイトロングで左隣のお嬢様
茶髪ロングボブで右隣のお姉さん
さらに
謎のクラスメイト?
4人と関係を持つようになった俺は彼女たちに翻弄されながらも楽しい日常を過ごすようになる。
彼女たちと一緒にいるとどこか懐かしい心地がした。
しかし、俺は昔を思い出すことができない。
失われた記憶・・・・・・そこにあるものは何か
果たして俺が彼女たちと出会ったのは本当に偶然の出来事だったのか・・・・・・
これは2つの大切な物の終わり方を探す話。
1年目と2年目にそれぞれ大切な物が終わりを迎える。
最後に残る物は何だろう・・・・・・
感想数 0
文字数 9,443
最終更新日 2023.07.15
登録日 2023.07.11
4
青空と白いピース
※ 街の名前、学校などの施設名等は、架空の名前ですご了承ください
解体工事前の一軒家。街で幽霊屋敷と有名な家。
解体工事の下見に訪れた、2人の工事関係者。全ての窓は、板張り。陽の光が、遮られた暗い部屋。
工事関係者は、懐中電灯を手に、部屋の状態を1つ1つ確認していく。
ある部屋に入り、懐中電灯で部屋を照らすと、工事関係者は、驚いた。壁に飾らた、大きな写真。
そこに、映るのは、この家にある桜を背景に両親らしき人物と、その子供であろう、白いブラウスを着た小学生くらい女の子。
みんな笑顔で、幸せそうで、素敵な家族写真。ここに、住んでいたであろう家族の幸せな姿。
男性が、驚いたのは、その写真は、たくさんのピースで、作られた、ジグソーパズルであった。
不思議なのは、少女の胸の1つのピースだけが抜けている事。
男性は、壁の写真に近づくと、爪先が何かに当たる。
床を照らすと、そこには、白髪交じりの男性が倒れていた。
すでに、命を終えた男性が、胸に抱えているのは、白い骨壺。
床には、骨壺からこぼれた人骨が、散らばり、右手には、1㎝程度の白いピースが、握られていた。
驚いた、工事関係者の1人は、警察に連絡する。
後に、倒れていた男性の名前は、青井 空 60歳とわかる。
彼が、倒れていた家の持ち主は、街で、会社経営していた男性の物であるが、今は、会社も倒産し、家族の存在はわからない。
その後の警察の調べでは、青井 空は、外科医であった。
妻と幼馴染で、仲の良い夫婦だったが、妻は癌のため空が発見される2週間前に、この世を去っていた。
空が、胸に抱えていた骨壺の中の人骨は、彼の妻の物だったのだ。
何故、空は妻の遺骨とともに、この家に倒れていたのだろうか?
手掛かりは空の手に握られていた、1つのピース。
1つのピースには、空が、抱えていた悩みと後悔。そして、少女への想いが込められていた。
空は、どんな人生を歩いてきたのだろうか?
空が、教室の机で、頬杖をついて、転校生の音羽 奏と再開するところから始まる。
空のこれまでの人生を振り返る物語。
感想数 0
文字数 42,772
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.03.31
5
【1話完結】清貧なる夜、サンタは何も願えない。
感想数 0
文字数 1,077
最終更新日 2021.12.10
登録日 2021.12.10
6
世界の重さ
感想数 0
文字数 690
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.08.18
7
悲しいほど君を愛している
悠人と美月は幼なじみで、家族ぐるみのつきあい。将来は結婚を誓い合っていた。
悠人には生まれつき心臓に疾患のある妹がいた。妹の病気をいつか治してやろうと、医学生になり、そこで有名心臓外科医の息子、大和と友人になる。
大和は美月に惹かれ、美月は悲しい決断をする。
悠人と美月の切ない純愛を描いた物語。
感想数 1
文字数 1,550
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.09.29
8
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一
余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に闘うと決めた。
和歌山県、南紀白浜。青い海と白い砂浜が広がる、美しい町。
藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生は、父親の言動と親友の裏切りから心を閉ざし、人を遠ざけようと悪態ばかりついていた。
そんな直樹は将来に夢や目標もなく、何事もない高校生活を過ごすと決めていた。
しかし同じクラスの一軍女子、吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。
平凡な高校生活は叶わなかったと苛立ち悪態を付くが、未来も小説を書いており直樹のファンだった。
そんな彼女の夢は青春文学大賞で受賞し、自作を本にすること。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。
直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。
・書きたいことがあり過ぎて、テーマを絞れていない。
・「伝えたい」を優先してしまって、読者を意識していない。
・冗長過ぎる展開に物語に緩急がない。
・完璧な文章を求め過ぎてしまう。
そんな未来の欠点を指摘し、執筆訓練をすることにより始まる二人の関わり。
それは学校内でも同様で、一軍女子の未来は分け隔てなくクラスで浮いてる直樹に話しかけてくる。
クラスで目立ちたくない直樹は未来に悪態をつくが、どこまでも天真爛漫な態度に毒を抜かれていく。
執筆訓練を経て小説賞の応募を続けているが、結果は一向に繋がらない。
初めはそれを受け入れていた未来だったが時間が経つにつれ焦り始めてきて、とうとう心が折れた未来は直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してくる。
しかし直樹は二度と執筆はしないと決めており、いつしか未来に自分が成し得なかった夢を託していた。
そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。
直樹は取り消せない言葉を放ったと後悔し謝ると決めるが、未来は留学のために学校にはもう来ないと担任より告げられる。
最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。
しかしそんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。
なぜ、小説を書くのか?
なぜ、自作を本にしたいのか?
なぜ、心が折れても小説を書き続けるのか?
二人は共に闘う中で、物語を綴る理由と向き合っていく。
※表紙絵はACイラスト様より、お借りしています。
文字数 130,454
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.04.20
9
緑の丘の銀の星
★銀河とネコと宇宙戦争と女王とツナ缶と絶滅生物が繰り広げる恋愛友情物語★
外来生物の調査のため銀河連合から地球に派遣されたオラキル博士は、宇宙船の事故により緑ヶ丘に不時着。日々救助を待っていた。
ある日、何も知らずに遊びにくる地球人トモミとアユムから『龍の玉伝説』を聞かされ、ともに洞窟を探検することに。
そこで博士が見たものは、想定を遥かに超える異常なモノと、黒い陰謀だった……。
感想数 1
文字数 81,993
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.07.10
10
薄墨桜が染まるまで
とある地方の小さな村には、神様に生け贄を捧げる儀式が平成に変わる年直前でも続いていた。
神様というのは、桜の樹の異形頭であるウスズミ様。
数十年に一度だけ、『お嫁さん』として捧げられる生け贄を主人公のなな(桃)で最後にしようと村長が決定した。
新しい時代が来ると同時に大きな市と合併の話が出ている村は、生け贄の儀式がまだ存在していることを隠すために神様を殺すように主人公に指示をする。
身寄りのないなな(桃)は『神様を殺す』という大きな使命を背負いながら、誰かに愛されることを知っていく。
感想数 0
文字数 59,901
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.04.24
11
君だけの作家でいたかった
「夢を追う姿は美しいことを最後に君は教えてくれた」
ただ絵を描くことが好きなだけで夢も決まっていなかった青年・月島朝陽。
命のタイムリミットが近い少女・花崎椿。
1人のイラストレーターと彼の仲間だけが知る小説家の物語。
感想数 0
文字数 15,243
最終更新日 2020.04.25
登録日 2020.03.23
12
死神と私~あの日の後悔、もう戻れない日々~
※ハッピーエンドではありません※
※ヒロインは若くして亡くなります、ご了承ください(ᴗ͈ˬᴗ͈⸝⸝)※
あの日の出来事を、私はとても後悔していた。
あんな事を……言うつもりは無かった。
あんな……、悲しそうな顔をさせたかった訳じゃない。
本当は……っ!
でも、もう遅い……
もう二度と、あの優しい笑顔は見られない。
もう二度と、あの大きな手で頭を撫でて貰えない。
もう二度と、お姉ちゃんって言って貰えない。
もう、どんなに後悔しても遅いんだ……
※素人作品、ご都合主義、ゆるふわ設定※
感想数 0
文字数 2,751
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
13
吸血鬼物語
感想数 0
文字数 10,253
最終更新日 2021.07.10
登録日 2021.06.26
14
ぼくのおじいちゃん
自分が一番影響を受けた大好きなおじいちゃんとの思い出を物語として残したくて、登場人物の一部の性別などにフィクションを入れながら綴ってみました🖊
夢追う人へと向けたエールです✨
皆さんが、自分らしく生きていけますように🍀
私も頑張ります❤️🔥
感想数 1
文字数 945
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
15
【完結】遺手(いしゅ)~その一手は何を見せるか~ 将棋を通した父と子の物語
無敗の神童の息子(棋士)に立ちはだかるのはこの俺(父)だ。
天才無敗の息子、天堂凛太郎に対して凡才で余命わずかな父、天堂吾郎。
そんな吾郎は医師から余命を宣告される。
死を悟ったとき、息子への何も残せていないと思った吾郎は、息子との
最初で最後の真剣勝負の舞台を目指す。
将棋は積み重ねるもの。されど、起死回生の一手を打たねばならない。
その一手は、何を見せるのか。
感想数 1
文字数 15,232
最終更新日 2021.04.08
登録日 2021.04.01
16
桜の約束
全ての日常が嫌になり、夢を諦めた青年
そんなある日、青年は1匹の小鳥と出会う
その出会いが青年の冷め切った心に、あたたかい灯火を灯す
小鳥と青年の日常は始まったばかり
だが、時は待ってくれず
少しずつ終わりを告げようとする
感想数 0
文字数 5,764
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.04.13
17
君となら
中学受験生となった悠斗と真奈。親友に近い二人だけれど、悠斗は真奈に惹かれている。彼らの結果にはどうしても差が出てしまう。結局受験は彼らをどうしてしまうのか…
感想数 0
文字数 3,295
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.20
18
紅い薔薇
感想数 0
文字数 1,897
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.26
19
秋に探す彼女
感想数 0
文字数 10,583
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
20
普通のなりそこない
普通とは何なのだろう……。
それは、俺が俺じゃないという事かもしれない。
同性愛者としての苦悩を、未熟な環境で悩み恋している男子高校生の話。
男の幼馴染、聖(ヒジリ)に恋をしている薫(カオル)の切ない未熟なヒューマンドラマ。
感想数 0
文字数 5,713
最終更新日 2022.01.21
登録日 2022.01.21
21
あなたに遺すラブレター
※この作品は、短編「君に宛てたラブレター」のアンサー短編となっているので、
もしお時間あれば、そちらから読んで頂けると幸いです。
残された時間は残り僅か。
私の心が、あなたの心に届きますように。
そう願いを込めて、あなたに遺すラブレター。
あなたの元に届くのは、私が居なくなった遠くない未来。
どうか笑っていて。
どうか哀しまないで。
どうか、どうか、あなたが幸せでありますように。
そう願いを込め、愛も込めて、どうかどうか、愛しいあなたへ届きますように。
感想数 0
文字数 12,126
最終更新日 2022.01.30
登録日 2022.01.21
22
さよならの湯気は、まだ台所にいる
三十二歳の編集者・高梨澪は、母の訃報を受け、十年ぶりに港町の故郷へ戻る。葬儀だけ済ませて東京へ帰るつもりだった澪だが、母が営んでいた小さな食堂「みなと日和」の常連たちに「最後にもう一度だけ店を開けてほしい」と頼まれる。
店の奥で見つけた大学ノートには、料理の作り方だけでなく、「離婚届を出した日の肉じゃが」「受験に落ちた日の卵焼き」「娘が出ていく朝の鰆」など、その料理を出した相手の事情が短く書き残されていた。母の食堂は、ただ空腹を満たす場所ではなかった。誰かが人生の節目に立ったとき、行く前に一度ちゃんと座っていていい場所だったのだ。
料理に自信のない澪は、一週間限定で昼だけ店を開けることを決める。味噌汁、焼き魚、小鉢。母の真似はできないまま、それでも目の前の客に食べられるものを出していく。進学で町を出る高校生、妻に先立たれた老人、娘を見送る父親。彼らに料理を出すたび、澪は母が見ていたのは「注文」ではなく、「注文の前の顔」だったと知っていく。
一方で、澪には母を許しきれない過去がある。上京が決まった日、母は「おめでとう」ではなく「そんな仕事、食べていけるの」と言った。最後までわかり合えないまま別れた母と娘。けれど遺品整理の中で、澪は自分の仕事の切り抜きや、出せなかった手紙、そして「澪が帰ってきた日に作る 春の炊き込みご飯」と記された一行を見つける。
帰ってくるはずのない娘のために、母は“帰ってきた日に食べさせるもの”を残していた。最後に澪は、その書きかけの献立を自分の手で完成させ、ようやく母に「ただいま」を返していく。
不器用な母娘の断絶と和解、町を出る人と残る人の小さな別れ、そして料理が言葉の代わりになる瞬間を描く、港町の食堂の物語です。
感想数 0
文字数 43,433
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.05
23
『テナガアシナガ』が出たぞー!!
会津若松市、春。高校三年生の酒井美緒は、片想いしている幼馴染みの自衛官・佐久間悠迅について考えながら登校していた。するといきなり頭上が暗くなり、見上げると巨大な腕のようなものが会津磐梯山の方角から伸びてきた。振り返ればそこには、巨人の姿があった。美緒は思う。もしかしてこれって、手長足長なんじゃ――そう。これが、後に激甚災害に指定されるテナガアシナガ災害の幕開けだった。※災害描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
感想数 0
文字数 11,245
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.28
24
さよならの代わりに、この一皿を〜私が好きになったのはこの世にいない料理人でした〜
大学二年生の夏。
叔父から「腰を壊した」と連絡を受けた私は、叔父が営む小さな洋食店で働くことになった。
ふと思い出の料理を作っていると、背後から聞き馴染みのない無愛想な声がした。
なんでも、一年前までこの店を任されていたシェフらしい。
けれど彼は──もう、この世の人ではなかった。
私以外には誰にも見えない存在。
それでも彼の料理は、ちゃんと温かくて、ちゃんと美味しくて。料理の腕も確かだったけれど、それ以上に──
無愛想だけど、優しくて、思いやりがあって、ちょっと不器用な人。
気づけば、私はそんな彼に恋をしていた。
でも、ずっとこのままではいられないって。
どこかできっと、わかっていたんだ。
さよならの代わりに、私があなたにできること。
感想数 0
文字数 115,199
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.21
25
止まった夏の秒針
夏休み最後の日、高校三年生の水瀬陸は恋人の七海を海に連れて行こうと半年かけて準備してきた。バイト代を貯めてバイクを買い、免許を取り、今日こそペアリングを渡して「いつか結婚しよう」と伝えるつもりだった。一年半前、図書館で『ノルウェイの森』を同時に手に取ったことで始まった二人の関係は、水族館、映画館、クリスマス、花見、誕生日と重ねてきた思い出に彩られていた。しかし高速道路で対向車のトラックと衝突し、0.03秒という引き延ばされた時間の中で二人は叶わなかった未来を語り合い、手を繋いで衝撃を迎えた。
三日後、七海は病院で目を覚ます。しかし驚くべき事実が明らかになる。ドライブレコーダーの映像には、バイクを一人で運転する七海の姿しか映っていなかった。陸くんは存在しなかった。図書館の防犯カメラにも、一人で誰もいない空席に向かって話しかける七海の姿が残っていた。精神科医の田中医師から、七海は一年半前から統合失調症と診断されて通院していたことを告げられる。陸は幻覚だったのだ。
さらに衝撃的な真実が明らかになる。封筒から取り出した出生届には、水瀬陸と水瀬七海、二人の名前が並んでいた。陸は七海の双子の兄だったのだ。しかも十年前、七歳のとき、七海が道路に飛び出したのを庇って交通事故で亡くなっていた。辛すぎる記憶を封印した七海の脳は、兄の存在を完全に消去し、やがて幻覚として呼び戻し、さらに恋人として作り変えていたのだった。
病院の屋上で、七海は最後の幻覚として現れた陸に別れを告げる。陸は「いつか本当の恋をしてほしい」と言い残し、星空に溶けるように消えていった。
退院後、七海は写真立ての中で笑う七歳の陸と自分の姿を見つめ、お墓参りで前を向くことを誓い、事故があった公園で最後のお別れを言う。そして一歩ずつ現実を生き始める。
一年後の春、七海は大学の文学部に入学していた。美波という友人ができ、幻覚は完全に消えていた。ある夜、レポートを書き終えた七海は窓を開けて星空を見上げる。「お兄ちゃん、ちゃんと生きてるよ」と呟くと、小さな風がカーテンを揺らした。七海はそっと微笑んで、窓を閉じた。
文字数 68,844
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.30
26
【完結】学生時代に実った恋は、心に痛みを残した。
大学を卒業して、四月から就職した川村千鶴。大学で付き合っていた彼と、仲が良かったはずなのにいつの間にかすれ違い始めてしまう。
別々の会社勤めとなっても、お互い結婚すると思っていたはずなのに。
二人、新たな選択をするお話。
☆現実にも似たような言い回し、言葉などがあると思いますが、作者の世界観ですので、現実とは異なりますし関係ありません。
☆完結してますので、随時更新していきます。
感想数 0
文字数 34,401
最終更新日 2022.05.07
登録日 2022.04.29
27
サマータイムリープ
君だけを助けたい
そう思うことは、そんなにいけないことなのだろうか?
***
高校三年生の誠は親友兼幼馴染の裕二と一緒に最後夏を謳歌していた。
たくさんの時間を二人ですごし、何気ない日常を送る。
毎日が幸せだった。
だけど、そんな幸せは長くは続かなかった。
裕二は誠の目の前で死んだのだ。
目の前で何度も死んでいく裕二。
助けようと足掻いても、あと一歩のところで裕二は誠の手からすり抜けていく。
身も心をすりきれ、何が正しく、どれが現実か分からなくなる。
握りしめた裕二の手の温かさだけが、誠にとっての真実だった。
《これは夢?
それとも現実?
あぁ、何にしても、こんな世界は、認めたくない
君が居ない明日に、意味なんてないのだから。》
感想数 9
文字数 99,913
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.04.21
28
僕の恋は死の病
感想数 0
文字数 13,930
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.16
29
妖精の人形といた最期の一週間のあとは
ずっと入院していた同級生のために、いろんな大人たちの協力を得て妖精人形になった女の子。本当の同級生の望みはいったいなんだったんだろうか?
感想数 0
文字数 2,215
最終更新日 2022.08.14
登録日 2022.07.31
30
桜咲くあの日、僕らは淡い夢を見た
【加筆修正&1話ごとのタイトルつけました】
【表紙絵つけました】
4年前に両親を亡くした菜種梅雨咲也(なたねづゆさくや)は、勉強にも精を出さずぼんやりとした日々を過ごしていた。そんな咲也が心を開く友だちは、幼馴染みの春風颯太(はるかぜそうた)だけだった。
高校に入学してすぐ、咲也のクラスに『花霞上(はなかすみがみ)サクラ』と名乗る転校生がやって来る。
彼女は名前が似ている咲也に親近感を覚えたのか、行動を共にしようとする。しかも、咲也の両親の死について意味深な発言をする。
咲也と颯太はそんなサクラを気味悪く思うが、サクラはめげずに2人を花見に誘う。
桜の木の下でサクラは、
『次に満開の桜が見られるのは来年の春。それを逃したらもう見られないから、見ないとダメだよ。』
と言い残し、突然姿を消してしまう。
彼女は何者なのか? そしてその言葉の意味とは?
咲也と颯太は真実を知る為に、咲也の姉・弥生の協力を得ながら奔走する。全ての謎が解明される時、辛い運命が待ち受けているとも知らずに。この愛すべき日々が淡い夢だったことに、少年たちは涙する。
感想数 8
文字数 32,188
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
31
地獄?いいえ極楽鳥花の人生です。
わたしは何も持たぬ孤児でした。はじめはとても辛い人生でしたが、ある日悟ったのです。
自分でなにかを見てなにかを感じ得なければ何も無機質で無感動なのだと。それはあまりにも真理をついていました。
わたしの知る貴族は受け入れるだけで何もしません。無気力で死んだようです。
本当に子どもが何をしたいのか自分で考えさせない。はっと気づかない人生は無味乾燥ですね。
わたしのみるかぎり、彼らは無機質な存在でした。
唯、やるべきことだからやっているというような人形みたいでした。
わたしは戯れにある貴族を誘惑しました。彼に心と言うものを与えたかったのです。
わたしは最高の娼婦として彼を喜ばせました。そして彼を溺れさせた後、容赦なく現実。それも汚物のような醜い現実を知らせました。
彼は、絶望に歪みました。わたしは嗚呼・・と思いました。
彼ははじめて人を憎みました。 心を得たのです。わたしはそれに満足しました。
これで、彼は人を愛するでしょう。わたしは時に彼に殺されそうになりながらも、辛うじて彼を宥めて
命だけは助かりました。
わたしは彼のもとから去りました。誰だって醜悪な現実や嫌な事を直面させる人は嫌いでしょう。
わたしは彼にさようならといって放浪しました。
数年後、彼は見違えるように生気を取り戻し、より美しくなりました。
彼は・・わたしを捕えて奴隷にしました。
嗚呼。これから私の人生はどうなるのか?
感想数 0
文字数 64,854
最終更新日 2023.04.08
登録日 2023.03.17
32
十字架
――小学生のころ、僕には彼女がいた。
保育園の砂場に舞い落ちる、桜の花びら。
墨汁の匂いがする鞄。
二人で下った、オレンジ色の坂道。
広島の山あいの町で、僕たちはいつも一緒にいた。
けれど、四年生の秋……。
――あの日の十字架。
――そして僕の、もう、会うことのない友達。
『 十 字 架 』
実話に基づく私小説。
喪失と、かけがえのない光の物語。
■ 独自執筆メソッド【C.C.W.】の実証作
本作は、著者が構築した独自の物語記述メソッド「C.C.W.」を用いて執筆されています。文章の構造や視点移動を緻密に設計し、読者の認知と深層心理へ直接的に訴えかける、全く新しい読書体験を提供します。※本メソッドは、AI生成や外部プログラミング等の演算ツールを一切使用せず、筆者自身の脳内回路のみで構築・稼働する「生身の執筆システム」です。
■ 生成AI不使用宣言
本作の調査、プロット、構成、人物造形、そして文章表現に至るまで、作品として発表しているものはすべて私自身が考え、私自身の手で書いたものです。AIが生成したアイデアや文章をそのまま採用したことは一度もなく、今後も、作品そのものへのAIの関与は一切ございません。
※本作はアルファポリス、TALESに重複掲載しております。
著作権はすべて著者に帰属します。
内容の無断転載、複製、および生成AIへの学習利用を固く禁じます。
©2026 Shinsuke Mizui All rights reserved.
感想数 0
文字数 3,052
最終更新日 2026.08.23
登録日 2026.08.23
33
夏草の露
感想数 0
文字数 120,376
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.04.28
34
次元境界管理人 〜いつか夢の果てで会いましょう〜
わたしは、見てはいけないものを見てしまったらしい。
大学の課題に取り組んでいたあやめは、ある日美少女に出会う。
初めて出会うはずなのに、なぜか彼女を知っている。
これまでの記憶と並走するもう一つの記憶。
何かがおかしい。
混乱するあやめに明かされたのは、驚愕の事実。
記憶の改竄。
異次元の介入により世界が綻ぶたびに、繰り返されている世界の修復。
巻き込まれたあやめは、次元境界管理人の存在を知る。
すべてのはじまりは、7年前の事故。
真相を隠すために行われた歪な修復の果てに、世界は形を失い始めていた。
大好きな人にはそばにいてほしい。
でも、その願いが世界を終わらせてしまうとしたら--。
SF恋愛ファンタジー。
感想数 3
文字数 122,409
最終更新日 2021.05.25
登録日 2020.07.31
35
あおとみずいろと、あかいろと
私は、父と母の愛を知らない。けれど悲しいと思ったことはなかった。大好きなおじさんが傍にいてくれたから──。
父の双子の兄である青葉おじさんに育てられた私は、幸せに暮らしていた。実の父である水樹が突然海外から帰国するまでは。
「私を捨てて海外に行ってしまったくせに……」
今更「お父さん」なんて呼びたくない。
私と父の和解を望む青葉おじさんの気持ちを考え、どうにか父親を受け入れようとした。
けれど父の水樹は衝撃の告白をする。
「俺は朱里を殺そうとした。おまえは俺を、一生許してはいけない」
私がいらない子だから、父は私を捨てたの?
おじさんの言葉も信じられなくなった私は家を飛び出し、同級生の少年海斗に救いを求める。
ぶっきらぼうだけど優しい海斗に支えられながら、私はおじさんと父に向き合うことを決めた。
「全部話すよ。朱里の母親のことも、僕たち兄弟のことも」
父とおじさんは語る。 それぞれに青春と出会い、切ない別れがあったことを。
そして私は、生まれてきた意味と生きていく尊さを知る──。
不可思議な絆で結ばれた双子の兄弟、
その娘の朱里と、今は亡き母の桃子。
これはとある家族の、絆と再生の物語。
章ごとに視点が変わっていきます。
第一章は主人公の朱里
第二章は朱里のおじさんである青葉
第三章は朱里の実父である水樹
第四章で視点は再び朱里に戻り、完結へと進みます。
※エブリスタと小説家になろうにも掲載していますが、こちらは改稿版となります。
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文字数 163,370
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.03.26
36
【青春季】蒼奏の泳ぐクジラ
ライト文芸のお大事をぶん混んでいく
■命の輝き
難病と闘い生死と向き合う姿や、障がいを抱えながら日々を懸命に過ごす様などを描いた、人間の生きる力を感じられる物語。
■切ない別れ
想い合いながらも離れてしまう恋人たち、親友とのすれ違い、大切な人との 終(つい)の別れなどをテーマとした、涙あふれる感動作。
■青春
部活動や友人との交流の中で葛藤しながら、少しずつ成長していく姿。青春の一幕を瑞々しい感性で切り取った小説。
■家族愛
親子や兄弟の間に生じた軋轢を乗り越える再生の物語、困難な状況で支え合う夫婦のお話など、読んだ後に心が温まるストーリー。
■何気ない暮らしの景色
都会の喧騒から離れ、一日一日を穏やかに、丁寧に過ごす姿。何気ない日常での小さな発見や、心理の機微を描いた作品。
■料理・グルメ
普段の何気ない食事から特別なごちそうまで、美味しい料理とそれを取り巻く人間関係を描いた味わい深いお話。
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文字数 7,994
最終更新日 2025.06.06
登録日 2025.04.07
37
そして彼女はまた彼との出会いを望む
長い時間を生きる彼女は感情を失っていた。利用されることに疲れ、ひとりで生きることを選んだ。そんなある日、彼に出会った。それは本当に偶然で必然。だが彼は普通の人間で、命の時間も時の流れも全く違う。いつしか彼はいなくなり、彼女はまたひとりになる。ひとりに戻った彼女を何を目指すのか。
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文字数 12,252
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.10.05
38
6月9日はきっと晴れるから
【大丈夫、何があっても必ず守ってあげるから】
親からの虐待で児童養護施設で育った「私」は隣に越してきた小学生の男の子と交流を始める。けれど彼は父親から激しい虐待を受けていた。
「大丈夫、私が必ず守ってあげるから」
私は少年に約束し、彼との交流の日々が始まる。
そんなある日、「私」の前に1人のミステリアスな青年が現れて、こう言った。
「何があっても必ず君を守ってあげるよ」
「私」と「彼」と「少年」の3人の不思議な物語が始まる―。
※他サイトでも投稿中
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文字数 253,905
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.05.14
39
渚の家
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文字数 39,627
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.23
40
風と潮のダンス 〜 風を失った天才と光を求める少女。 交差する二人の運命が荒れ狂う海に奇跡を呼び起こす――
かつて日本選手権を二度制し、その圧倒的なスピードから「コメット(彗星)」と称えられた伝説のスキッパー・平家拓海。しかし、オリンピック代表選考レース中の悲劇的な転覆事故が、彼のすべてを奪った。 最愛の相棒、来栖ジュンは目覚めぬ人となり、拓海は失意のまま風の吹かない田舎のヨットスクールで隠遁生活を送っていた。
そんな彼の前に現れたのは、一人乗りヨットのトップ選手、入間アン。 「私と組んで、世界を目指さない?」 彼女の強引な誘いと、ヨットへの情熱に、拓海の凍りついた心がわずかに揺れ動く。
だが、彼には誰にも言えない秘密があった。事故の衝撃か、あるいは病魔の影か――。かつて武器としていた「風を見る力」を、彼は完全に失っていたのだ。
最強の宿敵、かつての恩師が率いる巨大な組織、そしてアンの過去に隠された親子の因縁。数々の障壁を乗り越え、二人は再びオリンピックという頂(いただき)を目指す。
風を失った天才と、光を求める少女。 交差する二人の運命が、荒れ狂う海に奇跡を呼び起こす――。
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文字数 77,946
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.15
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