座敷童子小説一覧
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小学五年生になる春に小さな町にひっこしたナコ。ここには幼ち園まで住んでいて、もどってきたのだった。
転校にドキドキのナコだったけど、久しぶりの友だちにも会えて、なんとかやっていけそう!
町のことも、友だちのこともおぼえていたナコ。
なのに死んだおじいちゃんの記おくだけは、なぜかあいまい。この町でいっしょに暮らしていたのに。
それは小さいころに川でおぼれかけたことと関係しているのかも。
ナコは思い出したい。
おじいちゃんと訪れていた神社のこと。
そこに住むドウジくんのこと。
そしていっしょに遊んでいた――モノノケのこと!?
ふしぎな神社でのびのび暮らすモノノケたちにみちびかれ、ナコは過去の痛みを受け入れる強さを手に入れます。
そして初恋(?)も、ほんのりと。
元気な少女の冒険と成長の物語です。
●ナコ 田村 陽南子 たむらひなこ 岩坂北小学校の五年生
小さいころに沢でおぼれかけ、助けてくれた祖父がその時に亡くなっている
●ドウジ ざしきわらし ナコのおさななじみ
岩座(いわくら)神社に住んでいる
●テッペイ 南雲 徹平 なぐもてっぺい 三十五才
岩座神社の宮司をしながらシステムエンジニアをしている
モノノケが見えるけど、人間
●おばあちゃん ナコの祖母
モノノケは見えないけど、存在は知っている
●岩坂北小学校五年生
・ユイ 勝田 唯 かつたゆい
ナコの幼ち園からの友だち 明るいお姉さん気質
・ルナ 吉倉 春奈 よしくらはるな
きれいでおっとり上品 ナコのあこがれ
・タクミ 佐々木 拓海 ささきたくみ 頭がよさそう
・ヨウヘイ 渡 遥平 わたりようへい 好奇心おうせい
●森山あゆみ先生 二十八才 五年二組の担任
●モノノケなどなど
・シシ こま犬の、口を開いている方「がう」
・コマ こま犬の、口を閉じている方「わふ」
・サクラ ネコのゆうれい 化けネコになるのかも
・ヤナリ 遊び好きな小鬼たち「びゃびゃ!」
・親分 化けダヌキのおじさん
文字数 62,444
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.07.31
文字数 10,588
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.02.15
癒し系シットコムです♪ カタスロフィーによって、文明社会は崩壊した。 そんな時代。人々は砦を作り生活を再建し始めていた。 って世界観ですが、砦の中はとても平和です。
文字数 4,854
最終更新日 2023.04.04
登録日 2023.02.21
開進大学の生物学の教授をしている双葉恭介には、2年間の記憶が抜け落ちていた。
32歳の若さで異例の大抜擢で教授になれたのも、日本の絶滅した筈の在来植物の発見と、繁殖に成功したからだった。
しかし、彼はその在来植物を発見する前の2年間の記憶が無い。
行方不明になっていた自分が、何処で何をしていたのか?
そんなある日、在来植物を発見した山で恭介が植物を探していると、恭介を慕う学生の柳 美咲が恭介を追いかけて現れた。
そんな美咲を慕う片桐修治も現れると、神無月で伊勢神宮へ向かう為に開かれた龍神が住む世界に迷い込んでしまう。
3人の運命は?無事に元の世界へと帰れるのか?
文字数 39,554
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.11.20
座敷わらしって、なんだろうと思って調べてみた。
いたずらが好きな子供だって。
「かわいい。会ってみたいよね♪」
その夜。
ペタペタペタッ
文字数 782
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
「じゃあ、俺が名前をつけてあげる!お前の名前は、今日から太郎だ!」
太郎君は座敷童子です。
どこかの家族が住んでいる家に一緒に住まわせてもらう妖怪です。
その時太郎君が住んでいたのは、“榊さん”という家のお宅でした。
榊さんの家には、お父さんとお母さん、息子のゆう君、犬のぽんたが住んでいました。座敷童子、という存在は大人には見えません。子供にだけ、時には動物にも見えることがあります。
太郎君は大好きなゆう君と一緒に幸せに暮らしていました。しかし、ゆう君の家が引越しすることになった日。太郎君は家族が乗るワゴン車に乗り遅れてしまい……。
文字数 8,838
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.27
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