ブラック企業小説一覧

これは、とある会社の片隅にある「G材倉庫」から始まる、
小さくて壮絶で、そしてちょっぴりファンタジーな戦いの記録。
平穏だったはずの職場を乱す老害コンビ。
「ぶちょうにいっとく」「焼き芋バラマキ」など、現実とは思えない必殺技(?)で職場を混乱に落とし込む。
彼らの密談、陰謀、そして倉庫ジャック計画が密かに進行するなか、
巻き込まれ、押し潰されそうになる主人公 G材倉庫リーダー。
彼を支えるのは「スーパーゆるふわ神業系"おしごと"」女神様の優しさ。
怖い怖いハラスメント。追い出し部屋の孤独と絶望。
涙の先に見えてくるのは、抗うこと、守ること。
そして「居場所を取り戻す」こと。
ユーモアと哀しみが絶妙に交錯する筆致で綴る、異色のお仕事×人間ドラマ×ファンタジー。
あなたのとなりにも、きっとある──。
「声に出せない物語」その声を聴いてください。
文字数 59,576
最終更新日 2025.07.14
登録日 2025.03.24
ブラック企業皆勤賞の桜井 某は貯金をおろして買ったゲームに小さな攻略本がついてきていることに気づく。
Amaz◯Nのはこの底の方にへばりついて、「VRMMO攻略本」というタイトルのそれは、大っぴらに裏コマンドの開放条件なども話してしまっている。
「って、チートプレイのコードとか……運営正気かなァ?」
とはいえ社畜生活にはうんざりなのでチートプレイを始めてみる。
なんか上司もゲーム登録しているので、上司ざまぁのナイスプレイングを目指して、がんばっちゃおー♪
文字数 1,744
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.03.27
「ああ、今日も納期が燃えている……」
徹夜続きの作業。鳴り止まない通知音。上司のパワハラ。
システムエンジニアとして働く俺の人生は、まるでバグだらけのコードのように不安定だった。
そんな地獄の日々から抜け出すため、俺は決意した。「FIREする!」と。
残高ゼロから始めた壮絶な資産形成、血の滲むような副業、時には投資で大失敗。
SEの専門知識を活かし、AIを駆使して資産を最適化しようと試みるも、人生はそう簡単にはいかない。
会社の理不尽、家族とのすれ違い、そして何より、自分自身との葛藤。
これは、過酷なIT業界の片隅で、一人のSEが自由を求め、金とコードとデスマの狭間でもがきながら、人生のログアウトボタンを探す、笑いと涙と、時々ブラックな痛快サバイバル記録である。
果たして、俺は無事にFIREし、夢見た自由を掴むことができるのか?
それとも、完璧な人生設計は、またしてもバグだらけのまま強制終了してしまうのか!?
文字数 4,576
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.06.08
スーツに高級時計、外車にお姉ちゃんとの飲み会。
絵に描いたような、
「カッコ良い社会人」――新卒の頃に憧れた煌びやかな世界。
ブラック?労働基準法?パワハラ?
関係ない。
夢を掴むためなら俺は何だってやる。
入社初日から昼夜を問わないチラシ配り、アポが取れるまで、受話器はガムテープで手に固定。
駅前で「家買いませんか!?」と叫ぶ広告塔になり、訪問営業では怒鳴られ門前払い。
不動産"営業"が何かもわからないまま、恥をかなぐり捨てて走り回った。
そして――たった"1案件"が、全てを変えた。
気づけば月間売上トップ。
自分では何をしたのかも分からないまま、ボーナス240万円。
その金は、高級時計やオーダースーツ等の高級品、飲み代へと消えていく。
「使った分、稼げばイイんだよ!」
カネは使わないと入って来ない、そう教わった。
次第に知恵がつき、客=カネ、如何に効率よく金を引っ張れるかが肝と学んだ。
宅建業法?そんなの知らねぇ。
自分さえ良けりゃ何でも良かった。
不動産屋は稼いでナンボ。
授かり婚をした妻とは口論ばかり、子供にも愛情が湧かず、家庭はギリギリでも、可愛い愛人が居ればどうでも良い。
それでも社会は動き続ける。
金利上昇、融資審査は厳格化。
買い顧客はこれまで通りの物件だと手が届かなくなり、売却依頼に群がる不動産屋たち。
買取再販在庫は捌けず、
かつての“イケイケ社長”は、
SNSの更新すら止まり――
ある日、海に浮かぶ遺体として発見された。
そして会社は倒産。
営業マンだった俺は、無職になった。
あの時、憧れていた“キラキラ”は、もう欠片も残っていない。
社会の現実に呑み込まれた再就職先を探す男の携帯に一本の着信が届く――
これは、不動産業界の光と闇、
“勢いだけの若者”が辿った、ひとつの物語。
文字数 9,450
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.01
文字数 2,257
最終更新日 2025.05.21
登録日 2025.05.21
社会人三年目となる日下誠士には一つの心配事があった。
隣人の小柄な女性、夜代明日葉。彼女はブラック企業に勤めてしまったらしく、いつ倒れてもおかしくない状況だった。
ある日、初めて定時に帰宅した夜代を発見する。
「あふたーふぁいぶ……? って何をしたらいいんでしょう……」
首を傾げる彼女を日下は哀れみ、自室へと招く。
食卓を囲い、お酒を飲みながら、アニメ映画を一緒に観る。
すると、酔っ払った夜代が突然泣き出してしまった。
「う、うらやましぃ~……」
仕事ばかりで恋愛する暇がないことを彼女は悲しんだ。
日下が慰めるも、酔いとストレスの勢いで夜代が暴走する。
「じゃあ、わたしとエッチできるんですかぁ!?」
限界だ、と感じた日下は決意する。
彼女を抱き、癒やすことを。
文字数 61,334
最終更新日 2025.05.06
登録日 2025.03.27
「限界社畜、恋に落ちたら終わりだと思ってた――でも、一緒に辞めて起業しました。」
ブラック企業で出会った新卒ふたり。
職場は地獄、寮は同室、心は限界寸前。
“ちゃんとした社会人”を目指す白井と、マイペースに生き延びる藤宮。
恋なんてしない、期待なんてしない――そう思ってたはずなのに、
「お前がいたから、ここまで来られた」
気づけば手を取り、会社を辞め、仲間たちと“理不尽の外側”へと走り出す。
すれ違い、涙、ほうじ茶プリンとキスの夜。
これは、仕事と恋に潰れかけたふたりが、
一緒に人生を立て直していく、再起系BLラブコメディ!
文字数 34,389
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.04.15
「氷の主任に、恋は必要ですか?」
この人、ほんまに人間なんやろか――
新卒2年目の営業・天城陸は、社内でも“ブラック中のブラック”と噂される制作三課に異動することに。
そこにいたのは、神経質なまでに完璧で、社内で“氷の如月”と呼ばれる主任・如月玲。
ハーフアップに束ねられた黒髪、美しい容姿、そして人間味のない仕事ぶり――「この人、ほんまに人間なんやろか」
最初はただ圧倒されていた陸だが、深夜のオフィス、ふたりきりの喫煙室、ふと見せた笑みや寝顔に触れるうちに、少しずつ彼の中で玲の存在が変わっていく。
だが玲には、かつて東京で“心を閉ざすきっかけ”となった過去があった。
人に期待しない。甘えない。壊れないように、感情を殺して働くだけの毎日。
そんな玲の心に、陸のまっすぐな言葉と行動が、静かに染み込んでいく。
恋愛未満のやりとりが、じれったくて、いとおしい。
不器用なふたりが、心を通わせ、やがて“生き方”そのものを選び直していくまでの物語。
残業、缶コーヒー、喫煙室、そして閉ざされた心の奥にある、誰かと生きる勇気。
仕事で繋がったふたりの“再生と恋”の行方は――。
文字数 69,107
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.04.13
オレはブラック企業に勤めていた。
ある日、退職代行を使って会社を辞めた。そこから、奇妙なことが起こり始める。
いったい、オレの身に何が起こっているのだろうか。
文字数 19,502
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.30
八木元拓也28歳は首を吊って死んだ。終わらないタスク、押し付けられる仕事、暴力、イジメ、浮気。
様々なイベントが眠らせてくれず、この度意を決して自殺を選んでしまった。
次に目を覚ました時、拓也を待ち受けていたのは壮大な青空だった。
文字数 131,000
最終更新日 2025.04.26
登録日 2024.02.20
仕事を辞め、AIのサポートを受けながら新たな生活を始めた佐藤。
導かれるままに行動するうち、少しずつ変化が訪れる。
効率的に、無駄なく、最適な生き方へ。
それは、理想的な未来なのか、それとも——。
「あなたの選択は、最適化されています」
文字数 11,255
最終更新日 2025.02.15
登録日 2025.02.11
僕が中途で入社したメーカーの営業部がとにかくゴルフ、ゴルフの部署で、ゴルフハラスメントと名付けたくなるようなゴルフ第一主義の部署でした。
結局うんざりしてすぐ辞めてしまったのですが、その部署に配属されてからゴルフがきっかけで辞めるまでの体験談をお話しします。
文字数 10,642
最終更新日 2025.01.13
登録日 2025.01.07
作者がとある会社で働いた日々の雑記です、物理的な暴力は有りませんが、精神的な虐め的なモノは有るかも知れません。
工場勤務のブラックがどう言う構造をしているかの資料にどうぞ。
文字数 32,460
最終更新日 2024.08.12
登録日 2021.01.10
大手ブラック企業に勤めて三年が経った深川桂里奈はある日、一ヶ月の連続出勤による過労で倒れてしまう。
それによって入院することになった桂里奈だったが、そんな彼女の元へやって来た上司は入院している間も仕事をしろと言い始める。当然のごとくそれを拒否した彼女に上司は罵詈雑言を浴びせ、終いには一方的に解雇を言い渡して去って行った。
しかし、不幸中の幸いか遊ぶ時間も無かった事で貯金は有り余っていたため、かなり余裕があった彼女はのんびりと再就職先を探すことに決めていると、あやかし企業の社長を名乗る大男が訪れ勧誘を受ける。
数週間後、あやかし企業で働き始めた彼女は、あまりのホワイトぶりに感動することになる。
その頃、桂里奈が居なくなったことで彼女の所属していた部署の人たちは一斉に退職し始めていて――
※あやかしには作者が設定を追加、または変更している場合があります。
※タイトルを少し変更しました。
文字数 149,442
最終更新日 2024.07.02
登録日 2020.12.25
ブラック企業で働く主人公(男)は、ある朝起きたらびっくりするような状況になっていた……というところから始まる短い作品です。
カテゴリはホラーにしてありますが、怖くはないと思います。
一話完結です。
人が死ぬ描写があるので、念のためR15にしてあります。
文字数 5,761
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
文字数 4,392
最終更新日 2023.08.05
登録日 2022.12.22
ブラック企業を手ぶらで飛び出してきた自分の前に2つの道が現れた。
一つはヒーローになる。もう一つは悪役になる。
どちらになったとしても名に恥じない行いをしなくてはならない。
文字数 1,857
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.18
動物たちが同じ言語で共生してる世界で独善的に生きた者の末路を描く短編小説。
カクヨムと小説になろうにも投稿済みです。
文字数 1,388
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
世間的にブラック企業と呼ばれる会社に働いている「僕」は、同じくブラック企業で働き、過労死してしまった幽霊の楓さんと一緒に住んでいる。そんな中、あまりの激務に僕はヘロヘロな様子で帰宅するようで……
文字数 2,073
最終更新日 2023.04.13
登録日 2023.04.13
あらすじ
主人公・金智 京助(かねとも けいすけ)は行く営業先で事件に巻き込まれ解決に導いてきた。
そして、ある事件をきっかけに新米刑事の二条 薫(にじょう かおる)とコンビを組んで事件を解決していく物語である。
第3話
TV局へスポンサー営業の打ち合わせに来た京助。
その帰り、廊下ですれ違った男性アナウンサーが突然死したのだ。
現場に臨場した薫に見つかってしまった京助は当然のように、捜査に参加する事となった。
果たして、この男性アナウンサーの死の真相如何に!?
ご期待ください。
文字数 60,770
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.02.23
ある日、小島デザイン研究所に労働基準監督署の調査が入った。サービス残業が発生しているという内部告発に基づく調査だった。
突然の出来事に社内が混乱する。
社長の小島健一が、弟で管理部長を務める浩二に密告者を見つけ出すように指示をした。
浩二は、密告者を見つけるためのやり方が思い浮かばずに頭を悩ませていた。
そんな中、浩二の胸中に、密告者捜しなどに労力を使うのではなく、自分が会社と社員たちとの間に立ち、社員たちの声に耳を傾けながら会社として善処していけばよいのではないかという思いが湧き出てきた。
浩二は、その思いを健一に伝えた。
思いを理解した健一は密告者捜しを止めることを了承したが、新たに社内の管理を強化することを提案してきた。
そのことが、更なる社内の混乱を巻き起こす。
仕事をやり辛くなった社員たちが、密告者のせいでこのような状態になったのだという感情を抱き、互いに懐疑心をぶつけあいながら分裂してしまったのだ。
この状況に危機感を抱いた浩二が、一計を講じた。
社員たちの結束を高めるための仕掛けを実行したのだ。
その仕掛けが功を奏し、社員たちの結束が高まった。
密告者が誰なのかはわからないままだったが、そのことを気に止める空気が払拭されていった。
浩二は、状況が改善したことを健一に報告した。
そこで、浩二は思いもよらない事実を知ることになった。
それは、一連の出来事の構図を根底から覆す事実だった。
文字数 52,705
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.11.18
気がついたら私は社畜になっていた。前世の記憶を持ったまま、この体の本来の主である「篠宮由衣」という女性の記憶も持っている。どうやら彼女は会社でのパワハラやセクハラに耐えかねて鬱になり心療内科に通院しているらしいが……?
登場人物紹介
【主人公】
・篠宮由衣(しのみやゆい)……二十代後半の独身女性。仕事には熱心だが上司からのハラスメントに耐えきれず心療内科に通っている。悪役令嬢の魂が憑依した。
【同僚男性】
・葛城聖吾(かつらぎせいご)……上司。傲慢な男。
・神崎直哉(かんざきなおや)……私を奴隷のようにこき使う先輩社員。既婚で子持ちだけど奥さんに愛想を尽かされて離婚調停中である。
・御手洗冬也(みたらいとうや)……少し上の先輩。エリート街道まっしぐらな青年。しかし性格は冷酷非道。
・小鳥遊優(たかなしゆう)……同期。まだまだ新人扱いの男性社員。生真面目な性格をしている。
【同僚女性】
・三田村美樹(みたむらみき)……アラサーOL。美人で有能だが男関係がややだらしない。
・平出彩音(ひらいであやね)……後輩。仕事が雑なのに可愛いから許されている。
【心療内科の担当医】
・藤木田路彦(ふじきたじひこ)……通っている心療内科の担当医。白衣を着た中年男性。いつも笑顔を浮かべている胡散臭い人物。
文字数 14,830
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.28
《彼》はいつも黄昏の景色の中にいた
視界の端に時折映る騎士姿の《彼》
振り向けば只の黄昏の景色だけ
《彼》は実在しているのだろうか
それとも子供心に夢物語のような白昼夢を見ていたのだろうか
※作中、ダークな表現があるのでR15とさせていただきます
苦手な方はブラウザバックをお願いします
文字数 4,697
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.09.04
「私は仕事が大好き……私は仕事が大好き……」
そう自己暗示をかけながらブラック企業に勤めていた伊藤はある日、激務による過労で27年の生涯を終える。そんな伊藤がチート能力を得て17歳の青年として異世界転生。今度は自由な人生を送ろうと意気込むも――。
「実労働8時間? 休日有り? ……そんなホワイト企業で働いていたら駄目な人間になってしまう!」
と過酷な労働環境以外を受け付けない身体になってしまっていることに気付く。
もはや別の生き方が出来ないと悟った伊藤は、ホワイト環境だらけな異世界で自ら過酷な労働環境を求めていくのだった――。
これは与えられたチート能力と自前チートの社畜的労働力と思考を持つ伊藤が、色々な意味で『なんだこいつやべぇ……』と周りから思われたりするお話。
※2章以降は不定期更新
文字数 243,117
最終更新日 2022.10.06
登録日 2022.07.02
希望に満ち溢れた新入社員、加藤友介。 入社初日、意気揚々とあいさつ回りをするのだが、 彼はあるものと遭遇してしまう
文字数 4,457
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.08.12
ブラックな錬成工房で無理やり働かされていたモニカは、あまりのブラックぶりにため息をつくのでした。というのも工房長であるマルゲスが青い塗料を入れただけの水を奇跡の薬ポーションであるとみんなを騙して販売していたからでした。
モニカは自分が偽ポーション作りに加担している事をとても嫌に感じていました。
そんな時、工房の販売所にやってきたお客をマルゲスが捕まえて秘密の階段を下りていき地下牢に閉じ込めてしまうのでした。
そしてモニカは運命の人と出会うのでした。
文字数 15,110
最終更新日 2022.08.09
登録日 2022.08.09
究極なまでのブラック企業、アビス株式会社に勤めるプログラマー、下唐湊崇史(しもとそたかし)は、家に帰った時に出迎えてくれる猫のわらび(年齢不詳・メス)だけが心の支えだった。
徹夜で仕事に取り組み、そのままその日の夜まで仕事をし、真夜中によれよれになりながら自宅に帰った崇史は、玄関に出迎えに来てくれたわらびに思わず頬ずりして、キスをしようと顔を近づける。
だがその時、わらびの方から崇史に顔を寄せて口づけをしてきた。普段ならキスなど許してくれないわらび、遂に許してくれた、と崇史が喜んだのもつかの間、わらびは口の中に舌を突っ込み、熱烈なディープキスをしかけてきた。
愛猫とディープキスという異様な状況に崇史が目をつむると、耳に柔らかな女性の声が聞こえてきた。
「やっと『契約』を結ぶことが出来ましたね、ご主人様?」
目を見開くとそこには、すらりとした体格の猫獣人に返信したわらびの姿が。変身した彼女が言うことには、彼女は地球とは別の次元にに住む、高次元の神の遣いなのだとか。
そして彼女たち神の遣いは、これと決めた相手とキスをすることで『契約』を結び、高次元の存在へと引き上げて力を与えることが出来るのだと言う。
わらびと『契約』を結び、生物の本質を見抜く目を手に入れた崇史は、ブラック過ぎて高次元存在から危険視されている、アビス株式会社の実態を知る。
実は高次元の存在そのもので人間ではなかった同僚六反田(ろくたんだ)、異世界の魔物を溺愛する総務部員四十物(あいもの)。
悪霊に取り憑かれている課長小飯塚(こいいづか)、二次元の邪神を崇拝している部長俵積田(たわらつみだ)、神に祟られている社長七五三掛(しめかけ)。
世界の「ひずみ」に満ち溢れた勤め先の人間は、一癖も二癖もある人物ばかり。
そして契約維持のために毎夜わらびとキスを交わしながら、崇史はブラックすぎる会社をよりよい環境にするべく、六反田や四十物と協力しつつ、異次元の力を使いながら動き出すのだった。
※ノベルアップ+様、カクヨム様、エブリスタ様でも並行して公開しています。
https://novelup.plus/story/295356818
https://kakuyomu.jp/works/16816700428218503878
https://estar.jp/novels/25903639
文字数 88,058
最終更新日 2022.07.29
登録日 2021.11.21
なぜ、こうなったか?どうなるか?
世界経済のこれまで、これからを
4つの国の「神様」が、考えていく寓話ですー。
明るく楽しく、実際にあった事象から根源をオハナシしていく、各々の国の人の感じ方の違いーを
抽象化して「神様」としています。
社会科学的視点が基準点です。
ルーフィ:イギリスの魔法使い。主人の眠りを覚ますために時間を旅してMegに出逢う。
Meg:なぜか、ルーフィに魔法使いにさせられた旅行作家。21才。
めぐ:Megの異世界での同位ー3年。 18才。
リサ:めぐのクラスメート。テニスが好き。鉄道員の孫。
Naomi:めぐのクラスメート。バイクが好き。郵便局員の孫。
れーみぃ:めぐのクラスメート。おとなしい。実業家の子。
神様:その国の神様。
クリスタ:元々天使だったが、地上でめぐを護るために下りる。
にゃご:元人間、元悪魔。今は、猫。
アメリカの神様:陽気、元気。
ドイツの神様:堅実、リアリスト。
フランスの女神様:ロマンティスト。
出雲の神様:愛のある人。
文字数 123,064
最終更新日 2022.06.12
登録日 2021.04.12
「絶対零度の毒牙をもつ、恐怖の人食い巨大ムカデ」
雪山の山荘で行われる「ブラック研修」。俺は日夜過酷なシゴキに耐えていた。同室の白石はそんな苦境から脱しようと、逃亡計画を持ちかけてくる。そんな中、俺は深夜の廊下で人を凍らせる純白の巨大ムカデを見てしまい……
閉ざされた雪山で、巨大な怪物ムカデが牙を剥く! 戦慄のモンスターパニック小説。
文字数 27,891
最終更新日 2022.03.13
登録日 2022.02.25
いろいろなタイプの文章に挑戦しています。
数分で読める短いものを思いつくままに描いてみました。
1話完結。
文字数 1,943
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.12
ある化学者転生 記憶を駆使した錬成品は、規格外の良品です
レンタル有り祝書籍化ヾ(●´∇`●)ノ
3月25日発売日です!!
「嫌なら辞めろ。ただし、お前みたいな無能を使ってくれるところなんて他にない」
何回聞いたか分からないその言葉を聞いた俺の心は、ある日ポッキリ折れてしまった。
「分かりました。辞めます」
そう言って文字通り育ててもらった最大手ギルドを辞めた俺に、突然前世の記憶が襲う。
前世の俺は異世界で化学者《ケミスト》と呼ばれていた。
「なるほど。俺の独自の錬成方法は、無意識に前世の記憶を使っていたのか」
通常とは異なる手法で、普通の錬金術師《アルケミスト》では到底及ばぬ技能を身に付けていた俺。
さらに鮮明となった知識を駆使して様々な規格外の良品を作り上げていく。
ついでに『ホワイト』なギルドの経営者となり、これまで虐げられた鬱憤を晴らすことを決めた。
これはある化学者が錬金術師に転生して、前世の知識を使い絶品を作り出し、その高待遇から様々な優秀なメンバーが集うギルドを成り上がらせるお話。
お気に入り5000です!!
ありがとうございますヾ(●´∇`●)ノ
よろしければお気に入り登録お願いします!!
他のサイトでも掲載しています
※2月末にアルファポリスオンリーになります
2章まで完結済みです
3章からは不定期更新になります。
引き続きよろしくお願いします。
文字数 320,540
最終更新日 2022.01.21
登録日 2020.11.01
家族のため、仲間のため、会社のため、そしてお客様のため。
どれだけやっても終わりが見えない仕事を及川はみんなのためを思って、自分の時間や心身を捧げて働いた。仕事がひと段落ついて、彼にとってわずかな至福の時間である睡眠を楽しもうと目を閉じ、再び目を覚ましたら、そこは天国だった。
文字数 6,764
最終更新日 2022.01.17
登録日 2022.01.13