R-18表現あり小説一覧

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件
かつて“冷血の剣姫”と恐れられた女がいた。
氷の魔道具を自在に操り、正義と復讐の剣を振るった彼女は、決して誰の手にも落ちなかった。
だが今、彼女は鉄の床に膝をつき、冷えた鎖と、名も知らぬ男の前にうつむいている。
処刑人ウィーボ。
ギルドの影で“壊し屋”と呼ばれる男は、斬首も拷問も好まず、相手の誇りを静かに溶かしていく。
「お前が感じれば、俺は勝つ」
そう囁く彼の指が、氷よりも冷たい執拗さで、剣姫の“核心”へと触れていく。
それはただの陵辱ではない。
“誇り”とは何か。“快楽”とは何か。
そして、“服従”とはどこから始まるのか――
抵抗、記憶、羞恥、過去の亡霊。
弟を殺した貴族への復讐という、唯一の支えさえも奪われたとき、彼女の“意味”は音もなく崩れていく。
首輪は、ただの道具か。それとも、新しい名を与える儀式か。
笑顔ひとつ見せたことのない彼女が、はじめて見せた表情の意味とは?
壊すための手ではなく、壊れたいと願っていた心。
その臨界点で、あなたはきっと問われる。
「これは堕落か。それとも、救済か――?」
かなり強めの性描写を含みます。
苦手な方は、避けていただければと思います。
文字数 17,229
最終更新日 2025.07.19
登録日 2025.07.18
倫理観ゆるゆるな創作BLのR-18短編のまとめです。拘束、濁点喘ぎ多め。高確率で受けが可哀想です。
キャラは固定ですが、パラレル世界の話なので話ごとに付き合ってたり付き合ってなかったりします。受け攻めも固定してません。
⬛︎キャラクター設定
【スラッジ】
自分のことをかわいくて格好よくて美人だと思っている。明るくて自称好青年だが性格が良くない。
一人称僕。青い髪に黄色い目。
【パラスーアサイド】
自分のことを顔が良いと思っている。スラッジの事を非常識扱いするけど本人も大概非常識。たまにしれっととんでもないことをやらかす。スラッジからパラスと呼ばれている。
二人称俺。オレンジ色の髪に緑色の目。
文字数 135,957
最終更新日 2025.06.28
登録日 2024.06.06
「最近、夜中に喘ぎ声が聞こえるんだってさ。開かずの201号室から──」
大学の飲み会の最中、気まぐれに交わされたその噂話が、僕たちを一つの“肝試し”へと駆り立てた。場所は、使われなくなったサークル棟の一室。鍵もない、管理団体ですら詳細を知らない、不気味な部屋。
ーー本当に軽いノリだったんだ。
裏門フェンスの破れ目をくぐり、夜の校舎へ。冷たい風とカビ臭さの中、じゃんけんの負けで僕ひとりがその部屋に取り残された。
眠りに落ちた夜更け、カン、カン、カン……階段を登る音。部屋に現れたのは、サークル自治会の先輩・ヨシダと、僕が密かに想いを寄せていた女の子・サキだった。
ロッカーの中から、僕は見てしまった。
静まり返る夜の部屋で繰り広げられる、ふたりの濃密な営み。誰も知らない、サキの乱れた姿。吐息、舌の音、秘部の潤い、肉と肉が打ち合う音。それらすべてが、僕の理性と何かを壊していった。
そして、行為が終わり、先輩が立ち去ったあと──
サキと“目が合った”。
「……見てたよね?」
震える彼女。言い訳すらままならない僕。そして……静かに歩み寄るサキの瞳が、妖しく光る。
「ねえ、興奮した? 私の、見て」
羞恥、背徳、そして狂おしいほどの欲望。
サキは僕の下半身の反応に気づくと、笑った。
「少し乱暴に扱っても、いい?」
憧れのあの子が、欲情に染まっていく。
いつの間にか立場は逆転し、僕は、彼女の掌の中にいた。
――これは、ただの肝試しだったはずの夜。
なのに、あの部屋で、僕の人生は確実に狂い始めた。
⸻
背徳と欲望の境界線。
「見てはいけないもの」を見たその先に、待っていたものとは──
⸻
※本作は成人向けコンテンツです。
※性的描写、羞恥、快楽に支配される倒錯的な心理描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
文字数 10,118
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.27
年下攻め×年上受け
新田 心(あらた しん)×三山 敬(みやま けい)
αだと思っていた敬が実はαではなかったらしいという事に、目の前の男、心に知らしめされる。認めたくない敬だが…!?
よく受けが気絶します()
※がついているものはR-18となります。
ゆっくり更新になるかと思いますが、お付き合いいただけると泣いて喜びます。よろしくお願いします!!
文字数 5,406
最終更新日 2025.03.13
登録日 2025.01.24
「貴方は病気なんです。きっと僕が良くしてあげる」
――人は、内側から支配する方が楽に手に入る。
外界と断絶された、精神病棟。
タフィは、淡い恋心を抱くルビにせがまれ、スノードロップを摘む途中、彼が助けを求める声を幻覚し、確信を強めながら、彼と落ち合うべく院内を駆ける。
精神を揺さぶられつつ、辿り着いた約束の屋上。そこでタフィが目にしたのは、想像を絶する光景だった。
昔の精神病棟(閉鎖病棟)が舞台の、スリラーです(ミステリー要素もあるかと思います)。
18禁のBL要素と、暴力的・差別的表現があります。
ネット小説にしては文学寄りの文体かもしれません。
『支配の形』がテーマかも。
文字数 12,048
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.02.10
「お前さん、あの祠壊したんか!」
祠壊し系動画配信者の男子大学生・和樹。やばい神様を祀った祠を壊してしまい、命の危険に陥ってしまう。
そこに現れた村の神職・真が、和樹の呪いをお清めしてくれる。
お清めの方法は「恥ずかしいことをする」こと。黒歴史を掘り起こされたり、母ちゃんに電話させられたり、果てにはエロいことまで……。和樹はどうなってしまうのか?
*
日曜更新です! 第三部公開中
文字数 61,475
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.10.21
文字数 77,839
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.10.31
寒い。お腹空いた。むしろ眠い。帰りたい。サッとシャワー浴びて、カップ麺でも何でもいいからガッとお腹に入れて、コンビニで買った缶チューハイをパッと煽って、バタンと布団に横になって眠りたい。
28歳。フリーター。つまり無職。職歴無し。そんな僕が、レストランとして三つ星、ホテルとしては五つ星を5年連続で獲得してきた老舗オーベルジュ『espoir』のオーナーになるだなんて。僕自身、今だに信じられないんだから。
こんな、何者でもない僕が、世界中から熱視線を浴びる名だたるスタッフを率いる何者かになれるなんて信じられないし、荒唐無稽な話でしかないのに。
お金がなくてもいい。困難でもいい。ただ、明確で確固とした当たり障りのない自由が欲しい。そうして選んできた人生の道程。だけど、結局僕はまだ、こうして過去に囚われている。
父の遺言。
"色褪せぬ希望を、お前に託す"
……まぁ、まだあの人、亡くなって無いけどね。
文字数 94,974
最終更新日 2024.10.18
登録日 2024.10.12
慶孝、三十歳。
突然女子高生に一目惚れしてしまった。
女好きで、惚れやすいがすぐフラれるとわかっているから、女とは遊びでしか付き合わない。
そんな男性の恋愛のお話。
他の物語と違って、短め物語です(7日間くらいに分けて投稿予定です)。ただの官能小説もどきです。
突然濡れ場になりますので、苦手な方はそっと閉じていただけるとありがたいです。
追記(2024.5.26)
一応完結しております。
ちょっとだけ、サイドストーリーを投稿したいと思っています……。
追記2(2024.7.21)
サイドストーリーを9回に分けて投稿予定です。
文字数 124,337
最終更新日 2024.07.29
登録日 2024.05.19
高校から続く友達関係の亜子(あこ)と亮介(りょうすけ)、気が合ってなんでも話せる間柄。学生の頃にお互い彼氏彼女がいたりもしたけれど二人の仲は変わらず大人になっても続いていた。友達より親友、そんな関係に満たされて安心しきっていた亜子だけど、亮介から「友達やめたい」と言われて……。亮介がそばにいないなんて考えられない亜子はどうしようか考えるのだけど――!?
男女の友情→恋に発展?→結局仲良し、気づかないうちにドツボにハマっている鈍い女とそうなるように仕向けつつも我慢しまくっていた男が我慢できなくなっただけの話。
――本編は亜子視点、番外編は亮介視点になります――
☆R-18描写あります、予告表示なし。苦手な方はご注意ください。
☆直接的表現有ります、苦手な方はスルーしてください。
文字数 20,233
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.12.18
深く傷ついた恋を忘れるために、松下優理は父の故郷であるフランス、パリへ向かった。
父の実家はパッサージュの上にあるアパルトマン。そこで暫く祖父と暮らすことになった優理だったが、数日経ったある朝、現地の男、テオと最悪の出会いをする。
しかしテオは優理に一目ぼれ。突っぱねてもめげないテオに、次第に心を開いていく優理。
歩み寄ることで二人は恋人同士になるが、クリスマスマーケットに出掛けかけた日、何故か目の前に、忘れたかった元カレが現れて……?!
ポジティブなフランス人青年・テオと、心に傷を負った日本人男子・優理の、甘く前向きな運命の恋をお楽しみください。
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性描写のあるシーンは『※』がついています
苦手な方はご注意ください
文字数 55,852
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.28
ある日、出会ったその人は、白くて細くて美しい人だった。
宮野啓太は気付かぬうちにその人に惹かれていく。
その人は、かなえさんと言うらしい。
登場人物/メモ
宮野啓太(みやのけいた)…31歳/土木関係、ガテン系
綾瀬かなえ(あやせかなえ)…39歳/喫茶店オーナー
綾瀬優人(あやせゆうと)…31歳/同級生、建設関係、ガテン系
綾瀬義人(あやせよしと)…29歳/IT企業、エンジニア
綾瀬孝人(あやせたかと)…18歳/高校生
文字数 42,273
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.10.08
親に棄てられ、愛を知らずに育った二人の少女。
悲しい夜はもう、過ごしたくなくて。
ただ、心の飢えを埋めてほしかった。
幼き日――二人の少女は静かに誓い合う。
どんな夢もいつかは覚めるから、せめてその瞬間まで――
――という建前はさておき、以下本編あらすじ。
現代に疲れた人へ送りたい、頭空っぽ系ヒューマンドラマ。
晴れて美桜学園に入学した、性格に難ありな少女、『許斐 姫華(このみ きはな)』
そして長年の友人である、お節介やき『七瀬 美紀(ななせ みき)』
姫華がクラスに馴染めるか、心配する美紀をよそに、本人はどこ吹く風の様子。
ただの友人同士と呼ぶには、どこか仲が良すぎて、恋人同士と呼ぶには、どこか他人行儀。
これは、どこまでもくだらない、欲にまみれた少女たちの物語。
【別作品】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/461287954/376718904/episode/6690215
文字数 41,416
最終更新日 2023.05.16
登録日 2023.02.02
※単発小説4本の詰め合わせ。毎日2本ずつGW中に終わるように、アップします。
竹田 雅(たけだ・みやび)(25)
ロックユニット「ユーリピオンズ」のメンバー。ヴォーカル&ギター。駄々洩れセクシーなミュージシャン。人気も高い。
攻め(S)にユニット参加の条件として、自分の身体を提供する。
ハードなエス嗜好の攻めにひどい目に合わされているけれど、次第にその快楽に目覚めていく。
藤原 隆平(ふじわら・りゅうへい)(27)
「ユーリピオンズ」のメンバー。ウッドベース&ベース。地味系男子。常に中折れ帽を被っている。
スタジオミュージシャンをしていたが、その類稀なるスキルに竹田が惚れ、熱心に口説いて「ユーリピオンズ」に加入。
条件として竹田の身体を好きにさせるという無茶を言い、竹田がそれを飲んだ。
好きなプレイ→鞭打ち、根性焼き、ピアシング、オイルプレイ、カッティング、フードクラッシュ、踏みつけ
文字数 21,545
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.05.03
このお話は、別小説『異世界でセカンドライフ~俺様エルフに拾われました~』の続編で、子供達が中心の物語です。
単体でも読めるよう書き進めたいと思っていますが、『俺様エルフ』を読んでいただく方がそれぞれのキャラの馴れ初めがわかって楽しめるかと思います。
(何分『俺様エルフ』は話数が多いのでご注意ください)
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≪あらすじ≫
異世界からの”落ち人”である母、サーヤとハイエルフのエリュシオンの子供達が成長し、それぞれが様々な経験を経て大人になっていくという、日常をメインに描いた物語。
もうすぐ16歳になる双子のレオンとサクラ。
家族や仲間と人里離れた森で何不自由なく暮らしていたが、ひょんなことから16歳になったら王族、貴族、平民関係なく通うことを義務付けられている王立魔術学園の存在を知り、自分達も通いたいと思い始める双子。
念願の学園に入学するも、育ってきた環境や周囲の大人達の影響で、本人達にとっての”日常”が世間一般でいう”日常”とはいろいろズレていることがいろいろ発覚し、戸惑う双子。
そして、それを影ながら(?)フォロー(??)しようと頑張る大人達。
レオンとサクラは、普通(?)に平和で楽しい学園生活を送って卒業したい。
だけど、そこには異世界からやって来たというサクラと同じ黒髪の”聖女”と呼ばれる少女も入学してきたのだった……
そのまんまですが、基本的にドタバタなコメディです。←
R18としていますが、しばらくは親世代のR18展開がちょいちょい出てきて、子供達のラブな展開は後半になると。
異種族、かなりの年齢差など様々なカップルが出てきますが広い心で見ていただけたら嬉しいです。
≪2023/11/9加筆≫
書き進める上で手が止まる原因にもなったのですが、
・どうしても前作の主人公(サーヤ)を含めた子供達や精霊王様達が最強すぎる。
・今作から登場した転生聖女よりも双子や他の兄妹たちにスポットが当たりそう(小話もそちら中心なら結構思い浮かぶw)
等の理由から、タイトルを改めて修正しました。
当時は更新を急ぐばかりに、大筋を決めないまま発信した自分を悔いていますorz
少し書き進めているモノの、まだ多忙ではあるためある程度まとまりができてから更新予定です。
他のお話も含め、どんなに時間がかかっても完結させたいとは思っているので、引き続きお楽しみいただけたら幸いです。
文字数 86,620
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.03.15
西の国の騎士団長は不死鳥と出会い恋をした。
騎士団長の名はアリウス、不死鳥には名がない。
アリウスは不死鳥にレイと名付けた。
レイは時々姿を変えて美しい青年となる。
アリウスと一緒に歩きたいから。
文字数 66,038
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.10.09
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