恋愛小説一覧

1
乙女要素と死にゲーが好きな主人公、凛。
新しく発売される乙女要素入りの死にゲーがあると知り迷わず購入。
当日は有給を取り、チューハイ片手にゲームを起動。
ゲームプレイ中に、何故か強烈に眠くなりそのまま意識を手放してしまう。
小鳥のさえずりに慌てて起きると、プレイしていた死にゲーの世界に!?
出会うイケメン達と絆を深めながら、世界滅亡を企む敵を片っ端から片付ける。
文字数 341,027
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.04.25
2
病弱な母親と、大好きな四人の女中と一緒に、戦火を逃れて東京から伊豆にある母の実家に逃れた藤岡美琴。
兼ねてより予定されていた、許嫁・工藤透匡との婚礼に向けての準備が進められる。
初めて会ったのは今から四年前、美琴がまだ14歳の冬だった。
透匡は29歳の陸軍中佐と、エリート軍人だった。
所見では恋愛感情はなかったが、美琴は透匡に対して淡い恋心を抱いていた。
戦争が始まり、婚礼はしばしの先送りーーー。
昭和二〇年八月十五日、日本は戦争に敗れたが美琴と透匡は再会を喜ぶ。
三年八ヶ月ぶりに、緩やかに時を過ごし愛を育む二人。
初めてのデエト、初めての嫉妬、初めて尽くしの恋に美琴はドキドキしっぱなし。
誰かを愛おしく思うなど、想定外の透匡。
初心な令嬢と硬派な海軍士官の結婚。
文字数 3,499
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.21
3
『私は“第二”になんて、なりたくない。だから婚約を破棄します』
誰かのあとに
並ぶために
この命を磨いてきたんじゃない
微笑むふりをして
手を取るふりをして
名前だけの愛に縛られるくらいなら
一人でいい
でも、自分で選びたい
心の最前列に座ってくれる人を
「君を第二に」
その言葉が降るたび
私の心は音もなくひび割れていった
私のすべてを
“誰かの次”として見られるなら
いっそ何も与えたくない
だから私は
その王冠も、その椅子も、その未来も
全部、返します
私はただ、一人の人として
一番に愛されたいだけだったのに
文字数 54,516
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.13
4
王妃アストリッドは、夫であるエルヴァング国王・フィルングの死後、無実の罪で処刑を宣告される。
死を覚悟したその日──彼女を救ったのは、かつての“異国の客人”であり、砂漠の帝国ラフナディールの皇帝・ザファルだった。
処刑台から連れ出され、異郷の地に身を寄せたアストリッド。
だが、彼女を待っていたのは、異なる風習、そして七人の側室を抱える一夫多妻の宮廷。
常識すら違う異国の地で過ごしながら傷ついた心を少しずつ癒していく。
侍女イヴァとの友情、故国に残してきた思い、そしてザファルとの静かな絆──
奪われた地位と尊厳の中でも、彼女は再び“自分”という種を芽吹かせようとしていた。
「王妃ではなくなった今、ただ一人の女として生きてみたいの」
忘れられない人がいる。愛してやまない人がいる。
それでも、その苦しみの中で新たな愛を知ったとき──
文字数 170,269
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.08.01
5
【週4話更新中】
第一部完結まで執筆済み。
「覚醒しなければ、生きられない———
しかし、覚醒すれば滅びの呪いが発動する」
100年前、ヴァンパイアの王家は滅び、純血種は絶えたはずだった。
しかし、その血を引く最後の姫ルナフィエラは古城の影で静かに息を潜めていた。
戦う術を持たぬ彼女は紅き月の夜に覚醒しなければ命を落とすという宿命を背負っていた。
しかし、覚醒すれば王族を滅ぼした「呪い」が発動するかもしれない———。
そんな彼女の前に現れたのは4人の騎士たち。
「100年間、貴女を探し続けていた———
もう二度と離れない」
ヴィクトル・エーベルヴァイン(ヴァンパイア)
——忠誠と本能の狭間で揺れる、王家の騎士。
「君が目覚めたとき、世界はどう変わるのか......僕はそれを見届けたい」
ユリウス・フォン・エルム(エルフ)
——知的な観察者として接近し、次第に執着を深めていく魔法騎士。
「お前は弱い。だから、俺が守る」
シグ・ヴァルガス(魔族)
——かつてルナフィエラに助けられた恩を返すため、寡黙に寄り添う戦士。
「君が苦しむくらいなら、僕が全部引き受ける」
フィン・ローゼン(人間)
——人間社会を捨てて、彼女のそばにいることを選んだ治癒魔法使い。
それぞれの想いを抱えてルナフィエラの騎士となる彼ら。
忠誠か、執着か。
守護か、支配か。
愛か、呪いか——。
運命の紅き月の夜、ルナフィエラは「覚醒」か「死」かの選択を迫られる。
その先に待つのは、破滅か、それとも奇跡か———。
——紅き誓いが交わされるとき、彼らの運命は交差する。
文字数 259,555
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.02.17
6
文字数 25,535
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.08
7
『王冠の乙女』と呼ばれる存在、彼女に愛された者は国の頂点に立つ。
インカラナータ王国の王子アーサーに囲われたフェリーチェは
何も知らないまま政治の道具として理不尽に生きることを強いられる。
しかしフェリーチェが全てを知ったとき彼女を利用した者たちは報いを受ける。
フェリーチェが幸せになるまでのお話。
文字数 4,731
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.19
8
怪異に囚われた後宮。
帝からの密命を受け、若き陰陽師の少女は女房「朝霞」として身分を偽い潜入した。彼女の正体を知るのは、上司である陰陽頭・香茂直継、そして仕える病弱な桐壺女御・光子とその女房・梅だけ。
夜な夜な響く奇妙な泣き声。香炉から立ちのぼる冷気。女房たちを次々と襲う昏倒の怪。
そして、香袋に縫い込まれた呪詛の糸と、不可解な和歌――。
次々と仕掛けられる異変に、千早の胸は高鳴る。
呪詛が編み込まれた衣を見て「上質な怨念!」と興奮し、裂け目から漏れる冷気に「美しい…!」と目を輝かせる。彼女にとって怪異とは、恐怖ではなく探求すべき最高の「謎」なのだ。
これは、術オタクの陰陽師が、雅やかな都に潜む怪異の謎を追う物語。
※本作は平安時代をモチーフにした架空の世界を舞台としています。
登場する文化・習慣・陰陽術はすべて創作であり、史実とは関係ありません。
また、ネタバレや乱暴なコメントはご遠慮いただけると嬉しいです。
文字数 41,480
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.12
9
人気爆発中の有名な配信グループ「パンキッシュ・ファミリー」のリーダーであるスノーの中の人、岸光牙(きしこうが)と出会った御堂紗由(みどうさゆ)は、恋に落ちる。大好きな彼と結婚までしたが、どうしても我慢できないことがあり離婚してしまう。
そんな一方で、とある夕暮れ。安毛(あたげ)の名で個人配信を行う宇多野泰人(うたのやすと)は、コメント賑わうリスナーに向けて重大な「告白」と「注意喚起」を行っていた。宇多野の友人、二川幸見(にがわゆきみ)は、配信界隈で起きていた脅迫事件には裏があることを突き止める。
配信界隈・業界の日常を中心に描くミステリー要素含む長編小説。
★は、リアルな配信アーカイブのエピソードです。
※本作は完全フィクションのオリジナル作品であり、紗由と二川の2視点構成。「あらすじ」「タグ」「登場人物」は、連載過程で適宜変化します。
※配信者の推し活をされている方にはお勧めしない作品です。読まれる場合には別物という覚悟をもってください。この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
文字数 299,229
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.02.01
10
「あら!? もしかして貴方、アリアン!?」
かつてわたしは孤児院で暮らしていて、姉妹のように育ったソリーヌという大切な人がいました。そんなソリーヌは突然孤児院を去ってしまい行方が分からなくなっていたのですが、街に買い物に出かけた際に9年ぶりの再会を果たしたのでした。
もう会えないと思っていた人に出会えて、わたしは本当に嬉しかったのですが――。現状を聞かれたため「とても幸せに暮らしています」と伝えると、ソリーヌは激しく怒りだしてしまったのでした。
文字数 16,287
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.14
11
伯爵家の大広間。豪奢なシャンデリアの下で、カンヌ=アヴィニヨンは思いがけない言葉を突きつけられた。
婚約者であるはずのサンオリ=ポール伯爵令息が、冷徹な眼差しで告げたのだ。
「お前のようなわがままは嫌いだ。結婚しても、生涯お前を愛することはない」
胸に抱いていた未来が、瞬時に崩れ落ちる。愛され、幸せな結婚を夢見ていたはずが、彼の瞳は一度たりとも自分に向けられてはいなかった。絶望の底で、思わず叫ぶ。
「婚約者のわたしを愛せないのなら――あなたが夢中のナンテールを殺す!」
大広間にどよめきが走り、サンオリの氷のような眼差しが向けられた瞬間、カンヌの頭に激しい衝撃が走った。そして――押し寄せてきたのは、前世の記憶。
彼女は思い出す。かつて自分が遊んでいた恋愛ゲーム『ときめき記念日』の世界に転生していることを。そして、今の自分は嫉妬に狂い、ヒロインを害そうとして断罪される運命の悪役令嬢カンヌであることを。
(……なんて馬鹿げているのかしら。こんな男に執着して、最後は破滅だなんて)
そう気づいた瞬間、胸を締め付けていた恋心はすっと冷めていった。サンオリがナンテールを庇う姿を一瞥すると、彼女は冷ややかに吐き捨てる。
「男爵令嬢が好きなら……お好きにどうぞ」
ドレスの裾を翻し、視線を浴びながら大広間を去る。そこには、不思議なほどの解放感があった。
◆
伯爵邸へ帰る馬車の中で、カンヌは静かに息を吐く。
「……破滅する未来なんて、御免だわ」
もし決められた筋書きに従えば、断罪と破滅が待っている。ならば、違う道を選べばいい。
そう考えた彼女の脳裏に浮かんだのは、前世で心を癒してくれた小さな楽しみ――アルバイト帰りに立ち寄った喫茶店のショートケーキだった。
「せっかく異世界に来たのだから……今度はここで、カフェ巡りをしてみようかしら」
文字数 40,332
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.13
12
桜ヶ丘学院に通う女子高生、長谷川 梛月。幼少期より家庭の事情で、父方の伯母である伊集院家で3人の従兄弟たちと一緒に生活をしてきた。
従兄弟たち同様、芸能事務所に幼少期から研修生として所属していた梛月は、高校入学を期に兄弟のように育ってきた同じ年の従兄弟である、咲弥と会社の寮で一緒に住むことになる。
声優としてのお仕事や、歌手としてのお仕事が増えていく。
男性が多い環境で育ったために、好意と言うものには基本的に鈍く
カクヨム・小説家になろうにも同じ作品を投稿させて頂いております。
文字数 66,693
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.08.11
13
私の理想の容姿は「人形の様な整った顔」。
クールビューティーっていうの? 華やかで目を引くタイプじゃなくて、ちょっと近寄りがたい感じの正統派美人。
皆の人気者でいつも人に囲まれて‥ってのじゃなくて、「高嶺の花だ‥」って遠巻きに憧れられる‥そういうのに憧れる。
そりゃね、モテたいって願望はあるよ? 自分の(密かな)願望にまで嘘は言いません。だけど、チヤホヤ持ち上げられて「あの子、天狗になってない? 」とか陰口叩かれるのはヤなんだよ。「そんなんやっかみだろ」っていやあ、それまでだよ? 自分がホントに天狗になってないんなら。‥そういうことじゃなくて、どうせなら「お高く留まってるのよね」「綺麗な人は一般人とは違う‥って思ってんじゃない? 」って風に‥やっかまれたい。
‥とこれは、密かな願望。
生まれ変わる度に自分の容姿に落胆していた『死んで、生まれ変わって‥前世の記憶が残る特殊なタイプの魂(限定10)』のハヅキは、次第に「ままならない転生」に見切りをつけて、「現実的に」「少しでも幸せになれる生き方を送る」に目標をシフトチェンジして頑張ってきた。本当の「密かな願望」に蓋をして‥。
そして、ラスト10回目。最後の転生。
生まれ落ちるハヅキの魂に神様は「今世は貴女の理想を叶えて上げる」と言った。歓喜して神様に祈りをささげたところで暗転。生まれ変わったハヅキは「前世の記憶が思い出される」3歳の誕生日に期待と祈りを込めて鏡を覗き込む。そこに映っていたのは‥
今まで散々見て来た、地味顔の自分だった。
は? 神様‥あんだけ期待させといて‥これはないんじゃない?!
落胆するハヅキは知らない。
この世界は、今までの世界と美醜の感覚が全然違う世界だということに‥
この世界で、ハヅキは「(この世界的に)理想的で、人形のように美しい」「絶世の美女」で「恐れ多くて容易に近づけない高嶺の花」の存在だということに‥。
神様が叶えたのは「ハヅキの理想の容姿」ではなく、「高嶺の花的存在になりたい」という願望だったのだ!
この話は、無自覚(この世界的に)美人・ハヅキが「最後の人生だし! 」ってぶっちゃけて(ハヅキ的に)理想の男性にアプローチしていくお話しです。
文字数 220,870
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.04.19
14
エリック・フィゼリ子息子爵とキャロル・ラシリア令嬢子爵は親同士で決めた婚約で、エリックは不満があった。
十五歳になって突然婚約者を決められエリックは不満だった。婚約者のキャロルは大人しい性格で目立たない彼女がイヤだった。十六歳になったエリックには付き合っている彼女が出来た。
我慢の限界に来たエリックはキャロルと婚約破棄をする事に決めた。
誤字脱字があります不定期ですがよろしくお願いします。
文字数 17,950
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.17
16
ローズウェル公爵家の令嬢ミュリーナは、生まれた瞬間から王太子ケアリオットの婚約者として、完璧な王妃教育を受けてきた。自由など許されない日々だったが、それが自分の運命だと受け入れ、民のため王国のために尽くそうと覚悟を決めていた。
しかし、王様が病に倒れた混乱の中、ケアリオットは突然の爆弾発言をする。平民女性カーラを正妃にし、ミュリーナには第二王妃になってほしいというのだ。初めての恋愛に浮かれた王太子の身勝手な要求に、ミュリーナは毅然と答える。
「私は、正妃以外の立場など認められません。ですから、婚約を破棄してください」
運命を受け入れてきた令嬢の、人生初の反抗。この決断が王国を揺るがし、愚かな王太子と欲に溺れた平民女性に相応の報いをもたらすことになる――。
文字数 60,884
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.11
17
「お前なんていらない」――都で婚約者に突き落とされ、海に沈んだはずの私。
流れ着いたのは、辺境の小さな漁村。
そこで出会ったのは、剣を捨てた無口な元騎士団長・レオン。
無愛想で言葉は少ないのに、不器用な優しさで支えてくれる。
魚を焼いて食べたり、村の子供たちと過ごしたり……騒がしさも戦いもない、ただ穏やかな日々。
気づけば私は、彼の隣で過ごす時間が何よりの幸せになっていた。
けれど都の影は追ってくる。
「不要」と切り捨てられたはずの私を巡って、権力争いの火種が広がっていく――。
波にさらわれ、辿り着いた新しい居場所。
無口な彼の背中に守られながら、「いらない」と言われた私が見つけた、本当の愛の物語。
文字数 70,631
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.20
18
初恋は実らないって言うけれど、僕の場合は初恋を自覚する前に失恋した。
「ねえヒューゴ様、アンソニー殿下って素敵な方ね!」
その瞬間、僕の淡い初恋は言葉にすることも出来ずに終わった…。
バルチェスター王国の公爵家嫡男ヒューゴは侯爵令嬢サマンサに恋をするが、彼女は第一王子アンソニーを慕い彼の婚約者となった。
しかし、アンソニー殿下とサマンサ嬢の仲はうまくいかず次第に溝が深まっていく。そんな中アンソニー殿下がお忍びの旅で出会った平民の少女マイアと学院で再会し…。
本編17話+後日談9話+αの全27話
本編1・2話は8/31公開、以降9/14迄毎朝6:30公開、17話(本編最終話)09/14 7:00公開予約済
後日談:9/15~9/21毎朝6:30公開、9/17は7:00にもう一話、9/21は7:00と7:30にも一話ずつ公開予約済
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※ご都合主義
※名称などは読みやすさや響きを優先して付けたものです。
※作中に登場するすべては架空のものです。作者の勝手な創作によるものですので広い心で受け止めて頂けると幸いです。
※作中に登場する刑罰等は創作したもので、実在の刑罰等とは一切関係がありません。
※無断転載及び転用等はご遠慮ください。(おまじない)
文字数 69,173
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.08.31
19
20
「俺はね、前世で果たせなかった約束を守るために――君と結婚をするために、生まれ変わったんだ」
ある日突然レトローザ伯爵令息ロドルフ様がいらっしゃり、ロドルフ様から前世で婚約関係にあったと知らされました。
――生まれ変わる前は相思相愛で式を心待ちにしていたものの、結婚直前でロドルフ様が亡くなってしまい来世での結婚を誓い合った――。
わたしにはその記憶はありませんでしたがやがて生まれ変わりを信じるようになり、わたし達は婚約をすることとなりました。
ロドルフ様は、とてもお優しい方。そのため記憶が戻らずとも好意を抱いており、結婚式を心待ちにしていたのですが――。
直前になってロドルフ様は、わたしの妹アンジェルと結婚すると言い出したのでした。
※9月9日、分かりやすくするために一部キャラクターの名字を変更いたしました(ストーリーへの影響は一切ございません)。
文字数 32,301
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.02
21
数えきれないほどの甘いキスと熱いセックスに溺れる……。
♦︎♢♦︎
夏。日常から逃れ、東京から海沿いのとある街にやってきた僕は、彼女に出会った。
偶然の出会いを重ね、彼女と一緒の時間を過ごすうちに、僕は恋に落ちた。
彼女が人妻であるのを知っていても、気持ちを止められなかった。
そして僕は彼女を、貴女を抱いた。
貴女を抱き、貴女に抱かれ、数えきれないほどの甘いキスと熱いセックスに溺れながら、夏の日が過ぎていく。
♦︎登場人物
加納美沙希(かのうみさき)
29歳
夫と別居中
一級建築士の資格を持つ
池嶋隼人(いけじまはやと)
25歳
N大学美術学部卒
画家・イラストレーターだが仕事が無い
叔父の別荘に滞在中に美沙希に出会う
※⭐️←タイトルにコレがある章はR18なシーンです
※他サイト(note)でも連載中
文字数 2,376
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.20
22
私は行方不明になってしまったレイラ・アルトワ様の代わりだった。
だが、ある日、本物のレイラ様が現れた。
ニセモノはもう必要ない。私はやっとレイラ様の代わりから解放される。
そう思っていたのに。
義弟も婚約者も何故かそれを許さなかった。
私はアナタたちのレイラ・アルトワではないのに。
*****
約半年前に馬車の事故により、行方不明となったアルトワ伯爵家の長女、レイラと容姿が瓜二つだという理由でアルトワ伯爵家の養子となった没落寸前の男爵家の娘、主人公、リリー(12)。
リリーはレイラとしてアルトワ伯爵夫妻に大切に大切に扱われるが、レイラの弟はリリーがレイラであることを認めず、レイラの婚約者はリリーの置かれている状況を知り、リリーを試すように嫌がらせを繰り返す。
義弟や婚約者からどんな嫌がらせを受けても、立場上、逆らえず、耐えるしかないリリー。
だが、それも限度があり、リリーなりに2人と時にぶつかり、時に2人を受け流しながら、2人との関係を築いていく。
リリーの態度により、義弟と婚約者も少しずつ変わっていく。
そして歪ながらも良好だと思われる関係を続けて6年。
3人の前に死んだと思われていたホンモノのレイラが現れる。
リリーはレイラが現れたことによって、やっと解放されるのだと思っていた。
レイラのニセモノは役割を終えたのだ、と。
*****
前半はリリー12歳編、中盤からリリー18歳編です。
タイトル通りのお話になる予定。
毎度のことながら出てくる男たちみんな愛重いし歪んでいます。クソなところもありです。
また男たち以外からも主人公は嫌がらせを受けます。苦手な方はご注意ください。
中編予定だったものが、長編になったものです。書きたいとこだけ書いているので急に終わる予定です。
好き勝手に書いております!
よろしくお願いします!
文字数 82,719
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.12
23
無実の罪で国外追放された地味顔の元公爵令嬢セリ・ディオンが、38歳の人生を終えた。 しかし、次に目覚めた時、彼女は、赤ん坊に戻っていた。 処刑された両親と兄。 共に娼婦に貶められた専属メイドクローバー。 前世で唯一自分を気遣ってくれた、骸骨(しゃれこうべ)と渾名される公爵令息ルドベキア。 皆を幸せに導く為、彼女は、前世で、娼館の女将から与えられた本により得た薬草の知識を使い、地味な戦いを挑んでいく。 そして、それは、前世での出会いをも巻き込み、次第に大きな成果を出していくこととなる。 頑張れ、セリ! どんなに地味で、空気と渾名されてもへこたれない! 本当は、精神マックス鋼鉄並みの公爵令嬢の大逆転物語。
文字数 1,539
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.21
24
前世の記憶を取り戻した伯爵令嬢のリンシア。
自分の婚約者は、最近現れた聖女様につききっきりである。
そんなある日、彼女は見てしまう。
婚約者に詰め寄る聖女の姿を。
「いつになったら婚約破棄するの!?」
「もうすぐだよ。リンシアの有責で婚約は破棄される」
なんと、リンシアは聖女への嫌がらせ(やってない)で婚約破棄されるらしい。
それを目撃したリンシアは、決意する。
「婚約破棄される前に、こちらから破棄してしてさしあげるわ」
もう泣いていた過去の自分はいない。
前世の記憶を取り戻したリンシアは強い。吹っ切れた彼女は、魔法道具を作ったり、文官を目指したりと、勝手に幸せになることにした。
☆ご心配なく、婚約者様。の修正版です。詳しくは近況ボードをご確認くださいm(_ _)m
☆10万文字前後完結予定です
文字数 84,995
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.11
25
ビアトリスは初め、叔母が呪いをかけているのだと思った。
叔母は父の末の妹で、当時は十八歳、貴族学園に通う学生だった。
ビアトリスとは十歳しか違わない叔母は、叔母というより年の離れた姉のような存在だった。
その叔母が、小箱に向かって何か囁いていた。それから、小箱の中に今しがた囁いた言葉を閉じ込めるように、叔母はすぐに蓋を閉じた。
「ごめんなさい、アーノルド様」
両手で持った小箱に向かって叔母が謝るのが聞こえて、ビアトリスはそんな彼女に声をかけることができないまま、小さく開けた扉から動けずにいた。
小箱に何ごとかを吹き込むように囁いた叔母はきっと、間違いなく婚約者との破談の呪詛を込めたのだと、そう幼いビアトリスが思い込んだとしても仕方ないことだったろう。
叔母は当時、婚約者が関わる厄介な物事に巻き込まれていた。
アーノルドとの破談を願った呪詛の詰まった象牙の小箱は、今、ビアトリスのもとにある。
そしてビアトリスもまた、婚約者に関わる厄介事に巻き込まれていた。
❇こちらの作品は、他サイトへも別名義にて公開致しております。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
文字数 30,875
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.15
26
27
“出来損ない”の烙印を押された士官候補生、レオ。
彼が最新鋭機『ヴァルキュリア』のサブパイロットとして組むことになったのは、帝国最強のエースにして“氷の聖女”と謳われるエルゼ・フォン・リヒトだった。
周囲からは不釣り合いだと嘲笑され、絶望的な性能差を前に、レオは自分の無力さを噛み締める。
だが、絶体絶命のシミュレーション中、エルゼは彼に禁断の提案を持ちかけた。
「――貴様のすべてを、私に捧げろ」
それは、互いの肌を、粘膜を重ね合わせることで魂を同期させる、あまりに甘美で背徳的な“直接マナ伝導”。
冷たいはずの聖女が零した熱い涙。
屈辱から始まったはずの関係は、やがて二人だけの秘密の儀式となり、互いの孤独を癒していく。
これは、落ちこぼれの少年と完璧すぎた少女が、誰にも言えない快感の先に、本当の絆を見つける物語。
文字数 30,331
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.14
28
ベルサイユ学院の卒業式。煌びやかなシャンデリアが吊るされた大広間に、王都中から集まった貴族の若者たちが並んでいた。
その中央で、思いもよらぬ宣告が響き渡った。
「公爵令嬢マレーネ=シュタイン! 今日をもって、君との婚約を破棄する!」
声の主は侯爵家の三男、ルドルフ=フォン=グランデル。茶色の髪をきれいに整え、堂々とした表情で言い放った。場内がざわつく。誰もが驚きを隠せなかった。
婚約破棄。しかも公爵家令嬢に対して、式典の場で。
「……は?」
マレーネは澄んだ青い瞳を瞬かせた。腰まで流れる金髪が揺れる。十五歳、誰もが憧れる学院一の美少女。その彼女の唇が、震えることなく開かれた。
「理由を、聞かせてもらえるかしら」
ルドルフは胸を張って答えた。
「君が、男爵令嬢アーガリーをいじめたからだ!」
場にいた生徒たちが、一斉にアーガリーのほうを見た。桃色の髪を揺らし、潤んだ瞳を伏せる小柄な少女。両手を胸の前で組み、か弱いふりをしている。
「ルドルフ様……わたくし、耐えられなくて……」
その姿に、マレーネはふっと鼻で笑った。
「ふざけないで」
場の空気が一瞬で変わった。マレーネの声は、冷たく、鋭かった。
「私がいじめた? そんな事実はないわ。ただ、この女がぶりっ子して、あなたたちの前で涙を浮かべているだけでしょう」
アーガリーの顔から血の気が引く。だが、ルドルフは必死に彼女を庇った。
「嘘をつくな! 彼女は泣きながら訴えていたんだ! 君が陰で冷たく突き放したと!」
「突き放した? そうね、無意味にまとわりつかれるのは迷惑だったわ。だから一度距離を置いただけ。あれを“いじめ”と呼ぶのなら、この場の誰もが罪人になるんじゃなくて?」
会場に小さな笑いが起きた。何人かの生徒はうなずいている。アーガリーが日頃から小芝居が多いのは、皆も知っていたのだ。
ルドルフの顔に焦りが浮かぶ。しかし、彼は引き下がらない。
「と、とにかく! 君の性格の悪さは明らかだ! そんな女とは婚約を続けられない!」
「……そう」
マレーネの笑顔がふっと消え、青い瞳が鋭く光った。その瞬間、周囲の空気がピリピリと震える。
彼女の体から、圧倒的な魔力があふれ出したのだ。
「な、なに……っ」
ルドルフとアーガリーが同時に後ずさる。床がビリビリと振動し、会場の壁が一部、音を立てて崩れ落ちた。魔力の衝撃にシャンデリアが揺れ、悲鳴が飛び交う。
文字数 60,199
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.07
29
メイベル・ホワイトは目立たない平凡な少女で、美人な姉といつも比べられてきた。
求婚者の殺到する姉とは反対に、全く縁談のなかったメイベル。
そんなある日、ブラッドという美少年が婚約を持ちかけてくる。姉より自分を選んでくれたブラッドに感謝したメイベルは、彼のために何でもしようとひたすら努力する。
しかしそんな態度を重いと告げられ、君といると疲れると言われてしまう。
ショックを受けたメイベルは、ブラッドばかりの生活を改め、好きだった魔法に打ち込むために魔術院に入ることを決意するが……
◆なろうにも掲載しています
文字数 63,678
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.07.24
30
文字数 217,022
最終更新日 2025.09.21
登録日 2024.01.07
31
アントシュ王国に生まれたルーチェ王女は精霊付きのため、他人と関わらないように隔離されていたが、家族には愛され不自由でも幸せに育っていた。そんなある日、父と兄が叔父に毒を盛られ捕縛される事件が起こり、精霊に守られ無事だったルーチェは塔へと閉じ込められる。半年後、ルーチェを助けてくれたのは隣国の国王の命令で派遣されてきた王弟アルフレッド。保護されたルーチェは隣国へと連れて行かれるが、そこでは生き別れの双子の妹シンディが王女として育てられていた。※9話が途中までで話が切れていました。修正しています。
文字数 41,645
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.02
32
地味で目立たない、大学2年生の篠宮 沙良(しのみや さら)。
誰にも気づかれないその魅力に、八神 朔夜(やがみ さくや)だけは1年生の頃から気づいていた。
〝メガネを外したら可愛いのに〟
朔夜からの、ふとした言葉がきっかけで、沙良は少しずつ朔夜に心を開き始める。
逃げたかった相手の出現で、朔夜へ依存するようになっていく沙良。
それが、朔夜からの罠とも知らずに――。
「大丈夫。僕だけは、君の味方だから」
これは、執着と依存が織りなす、歪んだ〝愛〟の物語。
誰にも見せたくない――僕だけの君でいて?
※30,000字くらいで完結。
(2025/07/19〜2025/08/30)
文字数 17,820
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.11
33
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットに転生していた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
文字数 33,446
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.18
34
グレイフォアガウス王国の第二王女、シャーロット。
フォーサイス公爵家の次期公爵、セオドア。
二人は婚約者であるけれど、婚約者であるだけだった。
形だけの婚約者。二人の仲は冷め切っているし冷え切っている。
そもそも温度など、最初から存在していない。愛も恋も、友情も親しみも、二人の間には存在しない。
周知の事実のようなそれを、シャーロットもセオドアも否定しない。
お互いにほとんど関わりを持とうとしない、交流しようとしない、シャーロットとセオドアは。
婚約者としての親睦を深める茶会でだけ、顔を合わせる。
親睦を深める茶会だというのに、親睦は全く深まらない。親睦を深めるつもりも深める意味も、二人にはない。
形だけの婚約者との、形だけの親睦を深める茶会。
今日もまた、同じように。
「久しぶりに見る君が、いつにも増して愛らしく見えるし愛おしく思えて、僕は今にも天に召されそうなほどの幸福を味わっている。──?!」
「あたしのほうこそセオ様とお顔を合わせること、夢みたいに思ってるんですからね。大好きなセオ様を独り占めしているみたいに思えるんですよ。はっ?!」
顔を合わせて確認事項を本当に『確認』するだけの茶会が始まるはずが、それどころじゃない事態に陥った。
文字数 28,918
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.17
35
この日は辺境伯家の令嬢ジネット・ベルジエは、親友である公爵令嬢マリーズの招待を受け、久々に領地を離れてお茶会に参加していた。
穏やかな社交の場―になるはずだったその日、突然、会場のど真ん中でジネットは公開プロポーズをされる。
「君の神秘的な美しさに心を奪われた。どうか、私の伴侶に……」
果たしてこの出会いは、運命の始まりなのか、それとも――?
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文字数 3,307
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.21
36
①男性の心の声だけが聞こえる立花はるか(23歳)。聞きたくなくても聞こえてくる声に悩み会社の屋上から飛び降りようとしたとき、木島先輩が現れる。会社の帰りに、二人は居酒屋へ。木島先輩の心の声だけは聞こえないのだが……
②三十路を気にする田中可奈子(29歳)。会社の屋上で飛び降りようとしている男を発見。可奈子はその男と夜、居酒屋で会う約束をするのだが。
③33歳OLの時田佳奈は運命の人が33年間も近くにいたのに、それに気づかず生きて来た。
④山本里香(30歳)が勤める会社に事務所荒らしを逮捕するために刑事が張り込みにやって来た。1人残業で残る里香。夜、刑事と2人きりになる。先日痴漢で駅員に連行された男と刑事の顔が同じことに気づく里香。刑事は部屋の窓の鍵を確認し始め、ドアの鍵も閉めた。そして里香を見た……
⑤小野田麻衣(29歳)はプロポーズの返事をするため待ち合わせのレストランで待っていた。食事も終わり今から返事をしようと麻衣が話し始めた時、ポンという音がしてワインのコルクが彼の頭に落ちて来た。
⑥美智子(39歳)が仕事の帰りに大衆食堂で食事をしていたら、男が話しかけてきた。
⑦佐藤綾(27歳)は同僚の中田友梨(27歳)の頼みで残業を引き受ける。残業は麻生賢治(28歳)と石山太郎(28歳)と3人で棚卸しをすることだった。もう少しで棚卸しが終わりそうになった時に送り状の貼ってない箱が出て来た。そこへ見知らぬ5人の男たちが現れて……
⑧江川恵理子(26歳)は夫の浩司(28歳)と幸せに暮していた。ある日、夫が頭に怪我をして帰って来た。夜、頭に怪我をしているのにもかかわらず夫は恵理子の体を求めて来た。恵理子は思わず夫を押し返していた。
⑨消費者金融に勤める山田五郎(25歳)の事務所に昔の彼女が連れて来られた。彼女の債権を他社に売却した社長を突き飛ばし彼女を連れて逃げるが。
⑩「この子、死んでいるんだ、ママ。どうやら俺は、その子の元彼らしくてさ、俺から離れないで、ついて来るんだよ」男はスナックのママにそう言った。
⑪内田陽子(29歳)は榎田達治(35歳)と恋人である。結婚を望む陽子は煮え切らない態度の榎田にプロポーズさせようと作戦を実行する。
⑫武田真奈(25歳)は仕事中に意識を失い、気がつけば異世界にいた。そこには現実世界の同僚山下くんにそっくりな男性がいた。夜屋敷を抜け出してジャスパー(山下くん)と夜の街へと繰り出すが……
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過去作のショートショートを一つにしました。加筆修正してあります。
文字数 33,931
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.21
37
ランゲル王国の王太子ヘンリックは結婚式を挙げた夜の寝室で、妻となったローゼリアに白い結婚を宣言する、
……つもりだった。
夫婦の寝室に姿を見せたヘンリックを待っていたのは、妻と同じ髪と瞳の色を持った見知らぬ美しい女性だった。
「『愛するマリーナのために、私はキミとは白い結婚とする』でしたか? 早くおっしゃってくださいな」
そう言って椅子に座っていた美しい女性は悠然と立ち上がる。
「そ、その声はっ、ローゼリア……なのか?」
女性の声を聞いた事で、ヘンリックはやっと彼女が自分の妻となったローゼリアなのだと気付いたのだが、驚きのあまり白い結婚を宣言する事も出来ずに逃げるように自分の部屋へと戻ってしまうのだった。
※こちらは「裏切られた令嬢は、30歳も年上の伯爵さまに嫁ぎましたが、白い結婚ですわ。」のIFストーリーです。
ヘンリック(王太子)が主役となります。
また、上記作品をお読みにならなくてもお楽しみ頂ける内容となっております。
文字数 37,097
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.13
38
転生した元アラフォー翻訳家×執着強めの王子
ルーナは、村はずれに引っ越してきた少年オリヴァーを見た瞬間に、ここが自分が翻訳をしていた恋愛ファンタジー小説の中だということに気づく。
しかも、転生したのは、山間の村に住む老婆の孫。本編には1ミリも出てこない。
前世を思い出したせいで、どうしても王子と仲良くなりたくて、勝手に関わり続けた挙句、ラブラブな関係になってしまう。
これは、転生前、恋愛に縁の無かった反動か...
小説の流れは変えないように細心の注意を払い、その欄外で、王子と恋愛できたこと。
それだけで大満足だった。
聖女によって側妃の呪いを解呪された王子オリヴァーは、王都に帰って行く。この後の人生は、小説の本編を崩さないように、美しい思い出を胸に幸せに生きていこう、そう思っていた。ところが、王子はルーナに本気なようで……
※だいたい22時頃更新予定※
文字数 31,390
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.14
39
小さい頃から、私には前世の記憶があった。その記憶を活かして、愛する婚約者の為、国の為の発展を願っていた。
願っていたのだ。
『お前のような悪女な婚約者など、いらん!!婚約破棄だ!!!』
婚約者や家族からも、国に捨てられた私はなんとか1人で、図太く、生き延びていた時だった。
盗賊達が小さな女の子を攫っていたのを、私は助けた。
金髪で瞳が青い小さな女の子を見て、私は前世でよくやりこんでいた………
『聖なる乙女と王子様』という乙女ゲーム。
そしてこの小さな女の子が、そう将来悪役令嬢である
レイラ様だった。
彼女に懐かれて、屋敷のメイドと過ごす。
なら!メイド•ナターシャである私は完璧に悪女にさせてあげましょう!そう思っていたのに、お嬢様はとても良い子になっています。何故でしょうか。
そして攻略対象者である兄達に、何故か好かれてるいるような……
あの、近いので距離を置いてもらえませんでしょうか。
文字数 22,919
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.09.18