『ラズーン』第一部 10.花祭(2)(個人サイトでアップ)
「ぐ、ああっ!」
絶叫が耳を圧する。痙攣した刺客が剣を落とし、がつっとユーノの肩を掴む。その10本の指が食い込む感触に、泣きながらユーノは剣を突き上げた。
「がはっ」
ばしゃっ、と被ったシーツに血が降った。同時に男が崩れてきた。肩を掴まれたまま巻き込まれ押し倒されそうになって初めて、剣を引き抜き飛び退る。
いや、ユーノは飛び退ったつもりだったが、実際は後ずさりしてシーツに引っ掛かり、腰から背後に転がっただけ、それでも空いた空間にどぅ、と音をたてて刺客の体が丸太のように倒れてきた。
咄嗟に剣を構えたが、もうピクリとも動かない。
絶叫が耳を圧する。痙攣した刺客が剣を落とし、がつっとユーノの肩を掴む。その10本の指が食い込む感触に、泣きながらユーノは剣を突き上げた。
「がはっ」
ばしゃっ、と被ったシーツに血が降った。同時に男が崩れてきた。肩を掴まれたまま巻き込まれ押し倒されそうになって初めて、剣を引き抜き飛び退る。
いや、ユーノは飛び退ったつもりだったが、実際は後ずさりしてシーツに引っ掛かり、腰から背後に転がっただけ、それでも空いた空間にどぅ、と音をたてて刺客の体が丸太のように倒れてきた。
咄嗟に剣を構えたが、もうピクリとも動かない。
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登録日 2017.02.13 22:43
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