番外編『クリス・アシュレイの肖像』(5)アップ。
どうして、こんなところで、彼は私とお昼を食べてるのかしら。
2つ目のサンドイッチに手を伸ばしながら、マリアはそっとクリスを盗み見る。
微かな風が吹き渡る四阿は、確かに少し冷えていたけれど、それでも温もりを感じるほど間近に腰掛けた相手が満足そうにコーヒーカップを傾けているから苦にならない。
ついさっきまで、クリスはこれまで植えた木々のこと、これから広げる庭のデザインのことを話してくれていた。
「…意外」
「うん?」
「あなたはもっと澄ました人だと思ってた」
「書斎で書類しかいじらないような?」
「ええ」
「昔から手仕事は好きだったよ」
クリスは残ったコーヒーをゆっくりと飲み干した。
「…時間はたくさんあったからね」
2つ目のサンドイッチに手を伸ばしながら、マリアはそっとクリスを盗み見る。
微かな風が吹き渡る四阿は、確かに少し冷えていたけれど、それでも温もりを感じるほど間近に腰掛けた相手が満足そうにコーヒーカップを傾けているから苦にならない。
ついさっきまで、クリスはこれまで植えた木々のこと、これから広げる庭のデザインのことを話してくれていた。
「…意外」
「うん?」
「あなたはもっと澄ました人だと思ってた」
「書斎で書類しかいじらないような?」
「ええ」
「昔から手仕事は好きだったよ」
クリスは残ったコーヒーをゆっくりと飲み干した。
「…時間はたくさんあったからね」
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登録日 2017.03.04 22:48
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