『コニファーガーデン』(13) アップ。
「『コニファーガーデン』って曲を知ってる?」
向かい合って、温かなコーヒーのカップを包みながら尋ねた。
「ええ」
「昨日クリスと食事に出たの。『樫と雄牛亭』」
「それで?」
ちら、と芽理の黒い瞳が自分の分のコーヒーを淹れに行ったマースに動く。
「そこで、『コニファーガーデン』という歌を聴いたの。そうしたら、急にクリスが食事を止めようって言い出して」
「『樫と雄牛亭』で歌? 誰が歌っていたの?」
「名前は知らないわ。茶色のふわふわの髪をしてて、紫のチュニックを着てた。首に」
「金と革と赤い石のネックレス」
間髪入れずに芽理が諳んじて、驚きに目を見張る。
向かい合って、温かなコーヒーのカップを包みながら尋ねた。
「ええ」
「昨日クリスと食事に出たの。『樫と雄牛亭』」
「それで?」
ちら、と芽理の黒い瞳が自分の分のコーヒーを淹れに行ったマースに動く。
「そこで、『コニファーガーデン』という歌を聴いたの。そうしたら、急にクリスが食事を止めようって言い出して」
「『樫と雄牛亭』で歌? 誰が歌っていたの?」
「名前は知らないわ。茶色のふわふわの髪をしてて、紫のチュニックを着てた。首に」
「金と革と赤い石のネックレス」
間髪入れずに芽理が諳んじて、驚きに目を見張る。
コメント 0件
登録日 2017.03.12 21:55
0
件