『ラズーン』第一部 12.盲目の導師(3)アップ。
それはない、あんまりだろう、初めての出会いのときにはちゃんと俺を見つめてくれたぞ。
どきん、と微かに拍動を強めた胸に、ミネルバの嘲笑を思い出して情けなさが募った。
「何?」
「あ、ああ、その、つまり」
ぐるぐるしつつ、急いで話題を逸らせる。
「俺も加わろう、か、と思って、な」
「珍しいな、こういう遊びは馬に負担を与えるとか何とか言って嫌がってたくせに」
「ほら、その、たまにはいいだろう、悪いが腕が違うぞ」
「いったな…じゃ」
行くよ!
朗らかな声を上げてユーノが体を伏せる。きゃあ、とレスファートがはしゃぎ、イルファが大声で馬を励ます。
あっという間に自分を引き離すユーノの後ろ姿に、アシャは眩しく目を細めた。
どきん、と微かに拍動を強めた胸に、ミネルバの嘲笑を思い出して情けなさが募った。
「何?」
「あ、ああ、その、つまり」
ぐるぐるしつつ、急いで話題を逸らせる。
「俺も加わろう、か、と思って、な」
「珍しいな、こういう遊びは馬に負担を与えるとか何とか言って嫌がってたくせに」
「ほら、その、たまにはいいだろう、悪いが腕が違うぞ」
「いったな…じゃ」
行くよ!
朗らかな声を上げてユーノが体を伏せる。きゃあ、とレスファートがはしゃぎ、イルファが大声で馬を励ます。
あっという間に自分を引き離すユーノの後ろ姿に、アシャは眩しく目を細めた。
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登録日 2017.03.25 00:41
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