『パセリがつぶやく』
台所で、おかあさんが、料理をしている。
ごとごと、まないたが鳴る。
切られ、ちぎられ、むしられていく、野菜たち。
魚、と肉、はばらばらにされて。
悲鳴が、お皿に、いっぱい。
まきの病院は、郊外に建てられた小規模な病院だ。
これといった公的機関の補助もないが、それでもなんとかやっていけてるのは、他の病院に比べて食事療法を重視した治療を行っており、幸いにもそれが効果を上げているところからベッドの稼働率がよく、評判もいいからだ。
「何……これ…」
まきの病院の管理栄養士、谷望美は、回されてきた入院患者の栄養箋を見て、あきれ声を上げた。ショートカットに大きなくるんとした目を瞬かせて、信じられないという顔で紙をしげしげ覗き込む。
そこに書かれた処方には、普通の食事よりかなり多くのカロリーが求められているばかりか、そのほとんどを脂肪と糖分で賄うように指示されている。
ごとごと、まないたが鳴る。
切られ、ちぎられ、むしられていく、野菜たち。
魚、と肉、はばらばらにされて。
悲鳴が、お皿に、いっぱい。
まきの病院は、郊外に建てられた小規模な病院だ。
これといった公的機関の補助もないが、それでもなんとかやっていけてるのは、他の病院に比べて食事療法を重視した治療を行っており、幸いにもそれが効果を上げているところからベッドの稼働率がよく、評判もいいからだ。
「何……これ…」
まきの病院の管理栄養士、谷望美は、回されてきた入院患者の栄養箋を見て、あきれ声を上げた。ショートカットに大きなくるんとした目を瞬かせて、信じられないという顔で紙をしげしげ覗き込む。
そこに書かれた処方には、普通の食事よりかなり多くのカロリーが求められているばかりか、そのほとんどを脂肪と糖分で賄うように指示されている。
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登録日 2017.04.07 16:25
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