『ラズーン』第一部 14.ダノマの赤い華(9)(個人サイトでアップ)
「つっ!」
「痛い?」
「い…いたくないもん、これ…っぐらい…っ」
答えながらレスファートの目は涙で歪んでいる。今にも溢れて零れ落ちそうだ。
「無理しなくていいから」
「むり…じゃな…いっ」
整えられた客用のベッドに腰をかけ、ユーノの手当てに泣くまいとしているが、駆け上がってくる痛みはどんどん強くなってくる。体が勝手に震えてくる。
「もう少しで終わるから」
案じてくれるユーノに、大丈夫だよと笑い返したい。けれど、痛み止めが切れていて、我慢するので精一杯だ。
(こんなの、痛くない)
ユーノの負った傷に比べれば。
真っ青になって今にも死にそうになっていたユーノを思い出しながら、レスファートは歯を食いしばる。
「痛い?」
「い…いたくないもん、これ…っぐらい…っ」
答えながらレスファートの目は涙で歪んでいる。今にも溢れて零れ落ちそうだ。
「無理しなくていいから」
「むり…じゃな…いっ」
整えられた客用のベッドに腰をかけ、ユーノの手当てに泣くまいとしているが、駆け上がってくる痛みはどんどん強くなってくる。体が勝手に震えてくる。
「もう少しで終わるから」
案じてくれるユーノに、大丈夫だよと笑い返したい。けれど、痛み止めが切れていて、我慢するので精一杯だ。
(こんなの、痛くない)
ユーノの負った傷に比べれば。
真っ青になって今にも死にそうになっていたユーノを思い出しながら、レスファートは歯を食いしばる。
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登録日 2017.04.18 12:27
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