『十分間』3アップ。
唇を噛んで見送った浅川が、いからせていた肩を落としてため息をつく。
「……あの人と働くの、嫌です…」
晶子だけになった気軽さからか、浅川はぽつりと愚痴をもらした。
「この前も、大学上がりなのに採血も満足にできないって散々言われて……経験なかったら、できないじゃないですか。本を読んできたんでしょ、って言われたんですよ」
「でも……いい看護師、だわ」
晶子は言った。
納得できないといった顔で浅川が見返す。
今夜は片野について弁護する日なのかもしれないと思いながら、晶子は続けた。
「水野さんの睡眠薬の中毒傾向を見抜いたのも片野さんだし、日崎さんが発作を起こしたときの対応は研修医より的確だったって言われてるでしょ?」
「腕はいいです……でも、あの人、自分以外はまともな看護じゃないって言ってるんですよ。私達の看護はチームでしょう?」
「……あの人と働くの、嫌です…」
晶子だけになった気軽さからか、浅川はぽつりと愚痴をもらした。
「この前も、大学上がりなのに採血も満足にできないって散々言われて……経験なかったら、できないじゃないですか。本を読んできたんでしょ、って言われたんですよ」
「でも……いい看護師、だわ」
晶子は言った。
納得できないといった顔で浅川が見返す。
今夜は片野について弁護する日なのかもしれないと思いながら、晶子は続けた。
「水野さんの睡眠薬の中毒傾向を見抜いたのも片野さんだし、日崎さんが発作を起こしたときの対応は研修医より的確だったって言われてるでしょ?」
「腕はいいです……でも、あの人、自分以外はまともな看護じゃないって言ってるんですよ。私達の看護はチームでしょう?」
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登録日 2017.04.24 21:57
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