『密約』8アップ。
玄関のベルが鳴って、俺は立ち上がった。
「お帰り、時間がかかったね、秋野さん…」
秋野さんだと思い込んで勢いよくドアを開け、のっそり立っていた男にぶつかりそうになった。
「ったく、なあんだよ、なんで、てめえが出迎えるんだ?」
「…のお父さん」
俺は慌ててことばを継いだ。
「お父さんは早えって言ってんだろ、ああ?」
相手はむっつりとした顔でうなるように応じて、ズボンのポケットに手を突っ込んだままじろじろと俺を見ていた。
「で、入っていいのか、だめなのか?」
「あ、どうぞ」
「お帰り、時間がかかったね、秋野さん…」
秋野さんだと思い込んで勢いよくドアを開け、のっそり立っていた男にぶつかりそうになった。
「ったく、なあんだよ、なんで、てめえが出迎えるんだ?」
「…のお父さん」
俺は慌ててことばを継いだ。
「お父さんは早えって言ってんだろ、ああ?」
相手はむっつりとした顔でうなるように応じて、ズボンのポケットに手を突っ込んだままじろじろと俺を見ていた。
「で、入っていいのか、だめなのか?」
「あ、どうぞ」
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登録日 2017.05.12 01:03
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