『ラズーン』第一部 16.鳥たちの森(4)(個人サイトでアップ)
小さく声を上げるユーノの目の前で、枝へ顔を突っ込むように体を仰け反らせたかと思うと、いきなり黄金の髪をまきつかせながら白くて長い脚が零れてきた。そのままふわりと体が持ち上がり、まるで空気に浮かぶ羽毛のようにくるりくるりと白い衣を翻らせながら落ちてきて、足音一つたてずに草の上に降り立つ。
「ふぅん…」
相手は腰に手をあてて、ユーノをゆっくり眺めた。
光を帯びている滑らかな肌、体の陰りも透けそうな薄衣一枚のドレス姿、風に押されたようにふいっと側まで近寄られて、殺気のなさに攻撃の機会を失った。
「なぁに、この荒れた顔」
「…っ」
「ふぅん…」
相手は腰に手をあてて、ユーノをゆっくり眺めた。
光を帯びている滑らかな肌、体の陰りも透けそうな薄衣一枚のドレス姿、風に押されたようにふいっと側まで近寄られて、殺気のなさに攻撃の機会を失った。
「なぁに、この荒れた顔」
「…っ」
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登録日 2017.05.12 08:55
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