『ドリーム・ウォーカー』3.武士と僧侶(5)アップ。
「いるよ」
穏やかな落ち着いた声がすぐに答えて、ほっとした。
春日は出て行かなかった、ずっとそこにいてくれた。
安心すると同時に、今度はなぜ何もしてくれないのかといらいらした。
「夢の話、しろよ」
背中を向けたまま唸る。
「したくない」
相変わらず明瞭なためらいのない声だった。
「何でさ」
からんでいる、とわかっていた。けれど、そこには春日しかいなかったし、背中を向けて布団にもぐりこんでいる僕には、それ以外にはうまくことばがでなかった。
「夢は…扱いが難しい」
穏やかな落ち着いた声がすぐに答えて、ほっとした。
春日は出て行かなかった、ずっとそこにいてくれた。
安心すると同時に、今度はなぜ何もしてくれないのかといらいらした。
「夢の話、しろよ」
背中を向けたまま唸る。
「したくない」
相変わらず明瞭なためらいのない声だった。
「何でさ」
からんでいる、とわかっていた。けれど、そこには春日しかいなかったし、背中を向けて布団にもぐりこんでいる僕には、それ以外にはうまくことばがでなかった。
「夢は…扱いが難しい」
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登録日 2017.06.04 19:55
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