『BLUE RAIN』13.SEPIA SYMPATHY アップ。
スープは服を脱いで半透明の繭に入る。
「っん」
銀色のコードを首に刺す。一瞬吐きそうになってたじろいだ。次第にコネクションが辛くなるのは性能限界だろうか。詰めていた息を吐き、目を閉じる。暗くなった視界にふっとオレンジの灯がともって安心する。
『おかえりなさい、SUP/20032』
「始めます」
『何か変化は?』
「シーンの唾液を回収しました」
『わかりました。確認します』
「他の検体がどうしても必要ですか?」
『唾液では不十分です』
「DNAは確認できますが」
『条件を満たしません』
提案はにべもなく断られた。
『どうしたのですか?』
「彼を傷つけたくありません」
『なぜ傷つくと?』
「機能的に適切ではありません」
『想定済みです。人類の許容範囲です』
「気持ちも傷つきます」
『仮定の根拠は?』
「それを意図してキスしたとき、震えていました」
「っん」
銀色のコードを首に刺す。一瞬吐きそうになってたじろいだ。次第にコネクションが辛くなるのは性能限界だろうか。詰めていた息を吐き、目を閉じる。暗くなった視界にふっとオレンジの灯がともって安心する。
『おかえりなさい、SUP/20032』
「始めます」
『何か変化は?』
「シーンの唾液を回収しました」
『わかりました。確認します』
「他の検体がどうしても必要ですか?」
『唾液では不十分です』
「DNAは確認できますが」
『条件を満たしません』
提案はにべもなく断られた。
『どうしたのですか?』
「彼を傷つけたくありません」
『なぜ傷つくと?』
「機能的に適切ではありません」
『想定済みです。人類の許容範囲です』
「気持ちも傷つきます」
『仮定の根拠は?』
「それを意図してキスしたとき、震えていました」
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登録日 2016.09.28 20:52
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