少年のシーグラス
正月に親戚が集まった日に、私と従兄弟は二人で、シーグラスを集めて遊びました。それは子供だった私達にとっては、まさに宝石同然の価値のあるものに感じました。そして、持って帰ったらみんな喜ぶだろうと思ったのです。
私達が持ち帰ったシーグラスは、宴会中のこたつの上に並べられて、しばらく話題の種になりました。私達はますます有頂天となり、親戚達が各自持ち帰れるように、袋に分けて配りました。
親戚達はみな笑顔で受け取ってくれました。しかし、全員が帰った後のこたつの上には、袋に入ったままのシーグラスが全て残されていたのです。
私は少し淋しくなって、「みんな忘れていっちゃった」と呟いたのですが、それに対して父親が一言。
「忘れたんじゃない、置いていったんだ、ゴミだもん」。
シーグラスという素敵な名前で呼ばれていることは、最近知りました。
観光地のお土産用に、わざわざ工業的に生産したりもしているそうです。
そうして作られたものと区別して、浜辺に流れ着いたものは「天然の」シーグラスと言われているそうな。
この話をあの時することができたら、親戚達はちゃんと持ち帰ってくれたかなあ…なんて思ったりして。
私達が持ち帰ったシーグラスは、宴会中のこたつの上に並べられて、しばらく話題の種になりました。私達はますます有頂天となり、親戚達が各自持ち帰れるように、袋に分けて配りました。
親戚達はみな笑顔で受け取ってくれました。しかし、全員が帰った後のこたつの上には、袋に入ったままのシーグラスが全て残されていたのです。
私は少し淋しくなって、「みんな忘れていっちゃった」と呟いたのですが、それに対して父親が一言。
「忘れたんじゃない、置いていったんだ、ゴミだもん」。
シーグラスという素敵な名前で呼ばれていることは、最近知りました。
観光地のお土産用に、わざわざ工業的に生産したりもしているそうです。
そうして作られたものと区別して、浜辺に流れ着いたものは「天然の」シーグラスと言われているそうな。
この話をあの時することができたら、親戚達はちゃんと持ち帰ってくれたかなあ…なんて思ったりして。
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登録日 2022.03.03 14:19
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