『飛ばない天使達の中』13アップ。
桂木は東子が乗り込んだのを確かめると、一階のボタンを押した。扉が軽く揺れてから、するする閉まっていく。見るともなしに、それを見ていた東子の耳に、
「どうして、あんなことを言ったの?」
ゆっくりとしみ込むような桂木の声が届いた。
「麻衣子ちゃん、物事のわからない子じゃなかったわ。あのままでも、二、三日すれば、わかってくれたと思う。………どうして? かわいそうだから? 母親の身代わりになったつもりなの?」
「どうして、あんなことを言ったの?」
ゆっくりとしみ込むような桂木の声が届いた。
「麻衣子ちゃん、物事のわからない子じゃなかったわ。あのままでも、二、三日すれば、わかってくれたと思う。………どうして? かわいそうだから? 母親の身代わりになったつもりなの?」
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登録日 2017.06.08 23:04
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