『ドリーム・ウォーカー』5.夢のかけら(1)アップ。
僕はもう粉々になってしまった。粉々になった僕が、空っぽの僕の中に詰め込まれている。
だから、母さんがどれだけ何を話そうとも、もう何も入らない。なのに、母さんはまったく気づかずに、どんどん話し続けている。
学校が休みで、土曜日家にぼんやりいた僕がまずかったのかもしれないけど。
「もう、高校生なんでしょう? ちょっとはあれこれ、家の事情というものを考えられるんじゃないの? 学校は休みでも家の仕事ってものがあるのよ。お父さんもお仕事があって忙しいんだから、こういうときにこそ、和樹が手伝ってくれないと」
だから、母さんがどれだけ何を話そうとも、もう何も入らない。なのに、母さんはまったく気づかずに、どんどん話し続けている。
学校が休みで、土曜日家にぼんやりいた僕がまずかったのかもしれないけど。
「もう、高校生なんでしょう? ちょっとはあれこれ、家の事情というものを考えられるんじゃないの? 学校は休みでも家の仕事ってものがあるのよ。お父さんもお仕事があって忙しいんだから、こういうときにこそ、和樹が手伝ってくれないと」
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登録日 2017.06.09 17:43
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