『ドリーム・ウォーカー』10.ドリーム・ウォーカー(1) アップ。
燃え上がるような熱い闇の中を逃げていた。後ろから、刺激的に瞬く〇△□が追いかけてくる。
ああ、またあの夢だ。
夢だとわかっているのに、立ち止まれもしないし、目覚めもできない。息を切らせてあえぎながら、ひたすら僕は逃げ続ける。
助けて。
助けて。
誰か助けて。
心の中で叫びながら、誰も助けてくれないんだ、と思っている。
誰も助けてくれやしない。
僕は『まずい』んだから。僕は『困った』奴だから。春日さえ見放すような奴だから。
そう思うと、前方の高みに、ぽうと今まで見たことのないものが浮かんだ。
白い光。
熱くてうだるようなこもった闇の世界に、それはひどくひんやりと清浄に見えた。
ああ、またあの夢だ。
夢だとわかっているのに、立ち止まれもしないし、目覚めもできない。息を切らせてあえぎながら、ひたすら僕は逃げ続ける。
助けて。
助けて。
誰か助けて。
心の中で叫びながら、誰も助けてくれないんだ、と思っている。
誰も助けてくれやしない。
僕は『まずい』んだから。僕は『困った』奴だから。春日さえ見放すような奴だから。
そう思うと、前方の高みに、ぽうと今まで見たことのないものが浮かんだ。
白い光。
熱くてうだるようなこもった闇の世界に、それはひどくひんやりと清浄に見えた。
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登録日 2017.06.29 10:10
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