『闇を闇から』2.闇から見る眼(4)アップ。
さりげなく、ごくさりげなく京介は動き方を変えた。
伊吹を一人にしないように、微妙な頃合で仕事を始めたり、電話をかけだしたりする。
気付いたのはやはり石塚だ。
「課長?」
「んー」
何、と書類を繰りながら応じると返答が戻らない。ちらっと横目で見遣ると相手は眼鏡の奥から冷えた視線を投げてきている。
「お昼、どうぞ」
「でも、これ始めちゃったしなあ」
束になっている書類を示してしらっと続ける。
伊吹を一人にしないように、微妙な頃合で仕事を始めたり、電話をかけだしたりする。
気付いたのはやはり石塚だ。
「課長?」
「んー」
何、と書類を繰りながら応じると返答が戻らない。ちらっと横目で見遣ると相手は眼鏡の奥から冷えた視線を投げてきている。
「お昼、どうぞ」
「でも、これ始めちゃったしなあ」
束になっている書類を示してしらっと続ける。
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登録日 2017.07.18 10:14
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