『ラズーン』第一部 5.ソクーラの貴婦人(1)(個人サイトでアップ)
空は、澄み渡った蒼い天蓋の端に、薄紅を滲ませつつあった。
くすんだ緑色の短い葉を持つテップの草原にはそよとも風が吹かず、真昼の熱気を未だ立ちのぼらせている。
「ソクーラまで、あと、どのくらい?」
ぐったりしたレスファートが、のろのろとアシャを振り仰いで尋ねる。笑んだアシャが、
「もう少しだ。ここまで来たんだから、頑張ろうな」
少年を励ました。
「う…ん。でも、おしり、いたあい」
くすんだ緑色の短い葉を持つテップの草原にはそよとも風が吹かず、真昼の熱気を未だ立ちのぼらせている。
「ソクーラまで、あと、どのくらい?」
ぐったりしたレスファートが、のろのろとアシャを振り仰いで尋ねる。笑んだアシャが、
「もう少しだ。ここまで来たんだから、頑張ろうな」
少年を励ました。
「う…ん。でも、おしり、いたあい」
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登録日 2017.07.28 07:15
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