『闇を闇から』4.闇の中身(4)アップ。
長時間揺られたバスは土煙を立てて道を遠ざかっていく。
「課長」
「はい」
「……動物霊園に行くって言ってませんでしたか」
「近くにないって言ったよね?」
「ここ、山の中じゃないですか」
「環境はいいんだ、何にもないけど」
「そんなこと聞いてません」
美並はじろりといつものスーツ姿ではない、ポロシャツスラックスの真崎を睨む。
「電車で二時間、バスで三時間、一体ここはどこなんですか」
「僕の故郷」
「…はぁ?」
「課長」
「はい」
「……動物霊園に行くって言ってませんでしたか」
「近くにないって言ったよね?」
「ここ、山の中じゃないですか」
「環境はいいんだ、何にもないけど」
「そんなこと聞いてません」
美並はじろりといつものスーツ姿ではない、ポロシャツスラックスの真崎を睨む。
「電車で二時間、バスで三時間、一体ここはどこなんですか」
「僕の故郷」
「…はぁ?」
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登録日 2017.07.30 19:03
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