『ラズーン』第二部 5.ソクーラの貴婦人(4)(個人サイトでアップ)。
宮殿に招かれ、ユーノ達は早々に各々部屋をあてがわれた。
「どうぞ、この部屋をお使い下さい」
「は、い」
戸惑いながら応答する。いささか宮殿の豪華さ壮麗さにあてられている。
「必要なものは遠慮なくおっしゃって下さい。すぐに揃えさせます」
「ありがとうございます」
「それでは、後ほど」
エタが足取り軽く立ち去っていくのに、部屋を見渡して溜め息をつく。
「凄いな」
磨き抜かれた高価な石板を惜しげもなく使っている。壁を支える支柱には、腕のいい細工師が彫り込んだ細かな浮き彫りが嵌め込まれ、香木を使っているのだろう、柔らかな薫りが漂っている。灰色の石板の表面にはところどころに宝石がちりばめられ、互いに反射しあって輝き、眩く美しい。
「どうぞ、この部屋をお使い下さい」
「は、い」
戸惑いながら応答する。いささか宮殿の豪華さ壮麗さにあてられている。
「必要なものは遠慮なくおっしゃって下さい。すぐに揃えさせます」
「ありがとうございます」
「それでは、後ほど」
エタが足取り軽く立ち去っていくのに、部屋を見渡して溜め息をつく。
「凄いな」
磨き抜かれた高価な石板を惜しげもなく使っている。壁を支える支柱には、腕のいい細工師が彫り込んだ細かな浮き彫りが嵌め込まれ、香木を使っているのだろう、柔らかな薫りが漂っている。灰色の石板の表面にはところどころに宝石がちりばめられ、互いに反射しあって輝き、眩く美しい。
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登録日 2017.07.31 13:10
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