『闇を闇から』4.闇の中身(5)アップ。
「いや、まさかね、ほんとにこいつが女を連れてくる日が来るとは思ってなくて!」
がははは、と相手は豪快にハンドルを切りながら、切り立った崖に張り付くような山道を上っていく。
「男を連れてくれば不思議じゃなかった、大輔」
「ああ、一時そうかと思ったことがあったぞ、えーと、ほら、何だっけな」
どん、っとジープが跳ねて三人の体が一瞬浮く。車輪の下から転がった石が割れ砕けて薄いガードレールを潜り抜け谷底へ落ちていくのを見ながら、美並はぞっとした。
「ほら、あいつ、ほら、行方不明になった、ほら、お前と仲のよかった」
「孝」
「そうそう! 孝、難波、孝な!」
がははは、と相手は豪快にハンドルを切りながら、切り立った崖に張り付くような山道を上っていく。
「男を連れてくれば不思議じゃなかった、大輔」
「ああ、一時そうかと思ったことがあったぞ、えーと、ほら、何だっけな」
どん、っとジープが跳ねて三人の体が一瞬浮く。車輪の下から転がった石が割れ砕けて薄いガードレールを潜り抜け谷底へ落ちていくのを見ながら、美並はぞっとした。
「ほら、あいつ、ほら、行方不明になった、ほら、お前と仲のよかった」
「孝」
「そうそう! 孝、難波、孝な!」
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登録日 2017.07.31 13:11
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