『ラズーン』第二部 5.ソクーラの貴婦人(8)(個人サイトでアップ)。
「アシャ」
「はい、姫君」
柔らかな声が何を尋ねようとしているのか、おおよその察しはつく。
「あなたは、いつも私をそう呼んでいましたね」
アシャが振り向いた先でメーネは瞳に微かな憂いを浮かべている。
「あの時の問いには、まだ答えられませんか?」
メーネは片手を差し伸べた。その手を受け止め、踊る人々の中へアシャがメーネを導いて入っていくと、周囲は二人の美しさにざわめき、しばし踊りが中断する。
懐かしい、何度もあった穏やかな光景。
「はい、姫君」
柔らかな声が何を尋ねようとしているのか、おおよその察しはつく。
「あなたは、いつも私をそう呼んでいましたね」
アシャが振り向いた先でメーネは瞳に微かな憂いを浮かべている。
「あの時の問いには、まだ答えられませんか?」
メーネは片手を差し伸べた。その手を受け止め、踊る人々の中へアシャがメーネを導いて入っていくと、周囲は二人の美しさにざわめき、しばし踊りが中断する。
懐かしい、何度もあった穏やかな光景。
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登録日 2017.08.05 08:55
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