『ラズーン』第二部 6.『風の申し子』(2)(個人サイトでアップ)
(間に合うか?)
ユーノはヒストの走りにぴたりと体を同調させて、馬を駆り立て続けた。
近づくに従って、雪白(レコーマー)の群れの大きさが実感として迫ってきた。
昼間見た群れの十倍はある。それに、さすがに王の雪白(レコーマー)というだけあって、雪白(レコーマー)自体の大きさもかなりのものだ。白い毛に空気を含ませて大地を蹴立てて走っているところは、巨大な白い渦に巻き込まれていくような恐怖を感じさせる。
(一体何に怯えたんだろう)
突風や雨風はない。突然の光、稲妻の気配もない。
(こんな夜に、逃げ回りたくなるほどの恐怖を何に感じた?)
ユーノはヒストの走りにぴたりと体を同調させて、馬を駆り立て続けた。
近づくに従って、雪白(レコーマー)の群れの大きさが実感として迫ってきた。
昼間見た群れの十倍はある。それに、さすがに王の雪白(レコーマー)というだけあって、雪白(レコーマー)自体の大きさもかなりのものだ。白い毛に空気を含ませて大地を蹴立てて走っているところは、巨大な白い渦に巻き込まれていくような恐怖を感じさせる。
(一体何に怯えたんだろう)
突風や雨風はない。突然の光、稲妻の気配もない。
(こんな夜に、逃げ回りたくなるほどの恐怖を何に感じた?)
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登録日 2017.08.09 08:55
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