『ラズーン』第二部 6.『風の申し子』(7)(個人サイトでアップ)
「一体どうして、こんな夜更けに?」
知らせを聞き、それでも周囲を慮ってユーノの部屋に集まった顔の中、真っ先に問い正したのはメーネだった。
「まさか、あなたがラズーン支配下(ロダ)にいるとは思わなかった……とんでもない失態だ」
『風の申し子』は難しい顔で呟き、眩そうにアシャを見た。相手が浮かべた複雑な微笑にすぐに目を逸らせ、メーネ、イルファ、ユーノと視線を移して、再びメーネを見つめ、深く頭を下げる。
「申し訳ありません、お許し下さい、姫。お話しできない私の役目があるのです」
知らせを聞き、それでも周囲を慮ってユーノの部屋に集まった顔の中、真っ先に問い正したのはメーネだった。
「まさか、あなたがラズーン支配下(ロダ)にいるとは思わなかった……とんでもない失態だ」
『風の申し子』は難しい顔で呟き、眩そうにアシャを見た。相手が浮かべた複雑な微笑にすぐに目を逸らせ、メーネ、イルファ、ユーノと視線を移して、再びメーネを見つめ、深く頭を下げる。
「申し訳ありません、お許し下さい、姫。お話しできない私の役目があるのです」
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登録日 2017.08.14 23:21
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