『ラズーン』第二部 8.月獣(ハーン)(6)(個人サイトでアップ)。
その少し後。
「ん…」
ごろん、と寝返りを打ったレスファートは、夢に怯えて手探りでユーノの手を求めた。
「ユーノ?」
寝ぼけ眼で起き上がり、どうして側に眠っているはずのユーノの手が見つからないのか怪しんで、のろのろと周囲を見回す。
あまり大きくない家だった。一部屋にレス達四人が横になるともう一杯だ。右の壁に沿って、毛皮を敷いてイルファが寝転がっている。炉には赤く火が燃え、それを挟んで左の壁には、布を巻き付けたアシャが静かな寝息をたてていた。その隣は頑丈そうな木の扉で、赤茶けた表面に横に二本、幅の広い鉄が打ち付けてある。横には細工を施した石の窓、外には明けていない深い夜が身を潜ませている。
「ん…」
ごろん、と寝返りを打ったレスファートは、夢に怯えて手探りでユーノの手を求めた。
「ユーノ?」
寝ぼけ眼で起き上がり、どうして側に眠っているはずのユーノの手が見つからないのか怪しんで、のろのろと周囲を見回す。
あまり大きくない家だった。一部屋にレス達四人が横になるともう一杯だ。右の壁に沿って、毛皮を敷いてイルファが寝転がっている。炉には赤く火が燃え、それを挟んで左の壁には、布を巻き付けたアシャが静かな寝息をたてていた。その隣は頑丈そうな木の扉で、赤茶けた表面に横に二本、幅の広い鉄が打ち付けてある。横には細工を施した石の窓、外には明けていない深い夜が身を潜ませている。
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登録日 2017.09.02 09:06
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