『開かない箱』4 アップ。
みやは普通の女子高校生だと言っている。
けれども、ときどきどきりとするほど容赦のないところがあって(それは、保護され庇われている学生が身につけられるほど甘いものではなく)、僕はそのたびに、みやの本当の姿を感じ取ってこわくなる。
ひょっとして、このグループの中で現実にこれという拠り所を持っていないのは僕だけなんじゃないのか、と。
まるで、それを裏付けるように、オオトモの声が響いた。
『酸、あるいは塩基性の腐食剤』
いつもへらへらとして軟派ぶっている奴にしては、ひどく現実的な声だった。
けれども、ときどきどきりとするほど容赦のないところがあって(それは、保護され庇われている学生が身につけられるほど甘いものではなく)、僕はそのたびに、みやの本当の姿を感じ取ってこわくなる。
ひょっとして、このグループの中で現実にこれという拠り所を持っていないのは僕だけなんじゃないのか、と。
まるで、それを裏付けるように、オオトモの声が響いた。
『酸、あるいは塩基性の腐食剤』
いつもへらへらとして軟派ぶっている奴にしては、ひどく現実的な声だった。
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登録日 2017.09.09 08:52
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