『BLUE RAIN』25.SALMON CLAY アップ。
ファレルが駆け付けて来たのは、それから数分たっていなかっただろう。
「残念です、パターソン管理官」
「……」
「『グランドファーム』があなたに事情聴取したいと」
「ROBOTどもの手先が」
吐き捨てるようにつぶやいたパターソンは、車に乗せられる前に俺を振り返った。酷薄な紺に近い青の目に嘲りを込めて問いかけてくる。
「お前は自分が何をしてるのかわかってるのか」
「……」
「そいつは男だぞ? ROBOTだぞ?」
「……」
「この世界に何ももたらさない。破壊だけだ」
びく、と腕の中でぐったりしていたスープが震えた。
「お前が人類を滅ぼすんだ」
「あんたは」
「なんだ」
「誰かを必要としたことがあるか?」
「なに?」
俺は尋ねた。
「誰かを大切だと思ったことがあるか?」
「なんのことだ」
「あんたの目に入ってるのは『人類』ってやつなんだろうが、どこにそんなやつがいるのか教えてくれ」
「……」
「それとも、あんたが『人類』を必要としてたのか?」
「残念です、パターソン管理官」
「……」
「『グランドファーム』があなたに事情聴取したいと」
「ROBOTどもの手先が」
吐き捨てるようにつぶやいたパターソンは、車に乗せられる前に俺を振り返った。酷薄な紺に近い青の目に嘲りを込めて問いかけてくる。
「お前は自分が何をしてるのかわかってるのか」
「……」
「そいつは男だぞ? ROBOTだぞ?」
「……」
「この世界に何ももたらさない。破壊だけだ」
びく、と腕の中でぐったりしていたスープが震えた。
「お前が人類を滅ぼすんだ」
「あんたは」
「なんだ」
「誰かを必要としたことがあるか?」
「なに?」
俺は尋ねた。
「誰かを大切だと思ったことがあるか?」
「なんのことだ」
「あんたの目に入ってるのは『人類』ってやつなんだろうが、どこにそんなやつがいるのか教えてくれ」
「……」
「それとも、あんたが『人類』を必要としてたのか?」
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登録日 2016.10.11 21:01
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