『彼岸の光景』6 アップ。
ピンポーン。
間抜けたベルが唐突になった。
そうそう、忘れていた。今日は温水器の点検の日、この前のときはぼんやりしていて、用事を入れて出掛けてしまったので、再度点検に来たのだ。
あわてて玄関を開けて、のっそりと顔を出した相手は無骨そうな男の人で、しまったまずかったかなと一瞬ひやりとした。
両隣は留守がちで、お向かいといっても斜めになり、しかも扉はお互い閉め切っているのだから、万が一何かがあっても、たとえ、この場でこの人に殺されて家の中へひきずりこまれたとしても、きっとたぶん子どもが帰ってくる夕方か、そのままとりあえずカバンも置かずに遊びにいってしまえば、夫が帰る夜まで私の死体はこの部屋に放置されてるのだろうな。
間抜けたベルが唐突になった。
そうそう、忘れていた。今日は温水器の点検の日、この前のときはぼんやりしていて、用事を入れて出掛けてしまったので、再度点検に来たのだ。
あわてて玄関を開けて、のっそりと顔を出した相手は無骨そうな男の人で、しまったまずかったかなと一瞬ひやりとした。
両隣は留守がちで、お向かいといっても斜めになり、しかも扉はお互い閉め切っているのだから、万が一何かがあっても、たとえ、この場でこの人に殺されて家の中へひきずりこまれたとしても、きっとたぶん子どもが帰ってくる夕方か、そのままとりあえずカバンも置かずに遊びにいってしまえば、夫が帰る夜まで私の死体はこの部屋に放置されてるのだろうな。
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登録日 2017.09.21 11:45
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