『闇を闇から』12.絶対零度の領域から(4)アップ。『闇を見る眼』35追加。
「それ、何?」
しばらく伊吹を抱き締めていてようやく落ち着いたのだろう、真崎が体を離して起き上がった伊吹が髪を整えながらキッチンに向かうのに呼び掛けてくる。
「ミルクホイッパー」
「みるく、ほいっぱー……?」
「課長でも知らないことがあるんですね」
「んー」
知らないと言われてちょっとむっとしたのか、眼鏡をかけながら真崎は伊吹が手にしたものに眉を寄せる。
「牛乳……泡立て、器?」
「直訳でしょうが」
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登録日 2017.09.29 09:41
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