『BLUE RAIN』最終話 27.VIRIDIAN CIRCLE アップ。
あれからもう30年たったなんて信じられねえ。
俺は少しよろめきながら街の一画にある墓を訪れていた。
微かな雨が降っている。やつとの思い出は雪のときのことが多いのに、どうしてだろう、墓参りの日にはいつも雨が降っている。
足元にはやつの瞳によく似た緑の草の間に黒い大理石の墓碑があって、そこに『スープ、ここに眠る』と書かれている。
「ここに眠っちゃいねえけどな」
俺は苦笑し、墓地の片隅にあるオレンジの樹からもいできたばかりの実をそこに置く。
「そら、毎年どんどんいい実になるだろ? 俺があのとき植えといてよかっただろ」
俺は少しよろめきながら街の一画にある墓を訪れていた。
微かな雨が降っている。やつとの思い出は雪のときのことが多いのに、どうしてだろう、墓参りの日にはいつも雨が降っている。
足元にはやつの瞳によく似た緑の草の間に黒い大理石の墓碑があって、そこに『スープ、ここに眠る』と書かれている。
「ここに眠っちゃいねえけどな」
俺は苦笑し、墓地の片隅にあるオレンジの樹からもいできたばかりの実をそこに置く。
「そら、毎年どんどんいい実になるだろ? 俺があのとき植えといてよかっただろ」
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登録日 2016.10.15 02:05
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