「僕のΩ」突発SS
突発的に書きたくなったSSネタを上げておきます。
二人の高校時代の出会いの話なり。
~~初対面の二人~~
その日、高校の入学式だった。
新入生たちは校門を入って直ぐの場所に張り出された看板にあるクラス分けをそれぞれに確認すると、それぞれに振り分けられたクラスへと散っていく。それは前島稔と香坂怜とて同じことだった。
前島は先にクラスに到着していて、黒板に貼られている紙に書かれた席順にある席へ着く。
後からやってきた香坂はあからさまに目立っていた。まずは不良じみているのが普通に制服を着ていてもわかるし、鍛えてあるのが制服の上からもわかる体躯に、鋭い目つきは恐怖を抱かせる。一方で色白で容姿が整っているイケメンで、その絶妙なバランス加減が特に女子にウケていた。
その香坂はどういうルールで決められているのか謎な席順によると、前島の隣であった。
目立つヤツが隣に座るのは嫌だな、と前島は思う。それに周囲が「アレ、絶対にαだって」とヒソヒソとし始めるのも嫌だ。自分がクラスに入った時は、そんなヒソヒソはしていなかったくせに。顔か、イケメン度か、αとは見目良いことのみで決められるのか?と拗ねたくなってしまうのは仕方ないだろう。
そうして隣の席が自分の存在でぶーたれたのは、入って来た香坂にだってわかるもの。二人は同時にちらっと互いを見やり、バチッと視線を合わせる。
(嫌そうな顔、俺だって好きで騒がれてねぇし)
(色っぽいうなじしているなぁ、エロそう)
二人の、そんな互いの第一印象だった。
二人の高校時代の出会いの話なり。
~~初対面の二人~~
その日、高校の入学式だった。
新入生たちは校門を入って直ぐの場所に張り出された看板にあるクラス分けをそれぞれに確認すると、それぞれに振り分けられたクラスへと散っていく。それは前島稔と香坂怜とて同じことだった。
前島は先にクラスに到着していて、黒板に貼られている紙に書かれた席順にある席へ着く。
後からやってきた香坂はあからさまに目立っていた。まずは不良じみているのが普通に制服を着ていてもわかるし、鍛えてあるのが制服の上からもわかる体躯に、鋭い目つきは恐怖を抱かせる。一方で色白で容姿が整っているイケメンで、その絶妙なバランス加減が特に女子にウケていた。
その香坂はどういうルールで決められているのか謎な席順によると、前島の隣であった。
目立つヤツが隣に座るのは嫌だな、と前島は思う。それに周囲が「アレ、絶対にαだって」とヒソヒソとし始めるのも嫌だ。自分がクラスに入った時は、そんなヒソヒソはしていなかったくせに。顔か、イケメン度か、αとは見目良いことのみで決められるのか?と拗ねたくなってしまうのは仕方ないだろう。
そうして隣の席が自分の存在でぶーたれたのは、入って来た香坂にだってわかるもの。二人は同時にちらっと互いを見やり、バチッと視線を合わせる。
(嫌そうな顔、俺だって好きで騒がれてねぇし)
(色っぽいうなじしているなぁ、エロそう)
二人の、そんな互いの第一印象だった。
コメント 0件
登録日 2025.01.29 17:44
0
件