『後宮の隠れ薬師…』書籍化のお知らせ
すでに刊行予定に情報が出ておりますが、拙作が『後宮の隠れ薬師は闇夜を照らす』と改題の上、書籍化いたします。五月中旬に刊行予定です。
キャラ文芸大賞で後宮賞をいただいた作品であり、皆さまの応援があって書籍という形になることができました。本当にありがとうございます。
書籍化作業中の、まさに改稿が始まるというその日に父が倒れまして。実家の方の家族は母もきょうだいも事故で亡くしておりますので、わたし一人で遠距離ながら介護に当たっておりました。
父と連絡がつかず、遠方の実家に不安を抱えつつ駆けつけ。発見から救急車での搬送、入院、その間に急遽施設への入居を決め、それらすべての手続き。退院後は、我が家からは往復で4時間かかる専門病院へ連日のように付き添っておりました。
自分の仕事や家族の生活もままならず。夜も細切れの睡眠しかとれず、忙しさに食事もまともにとれぬ状態が続く中。
編集さんや、父の入居する施設のスタッフの優しさに救われ、
ああ、自分は、責任を負うことを余儀なくされた人に届けたくて物語を綴っているのだと実感しました。
大人になれば、自分のことに目を向ける余裕がとれなくなります。仕事や家族、自分は過労であっても決して倒れることの許されない状況。休日は名ばかりで、実質休みとはいえない。
そんな経験をなさっている方は、実はとても多いのではないでしょうか?
家族のための献身や自己犠牲……それらは美談ではありますが、当人にとってはあまりにも過酷です。立ち続けなければならないのですから。
辛抱強く頑張る大人がほんのひと時でもワクワクできる、頬が緩んで笑顔になる。そんな物語を届けたいと願い、書籍化作業に取り組みました。
表紙はあまりにも美麗すぎて、拝見した時に思わず「うわっ! すごい」と声が出てしまいました。
加筆部分も3万5千文字以上あります。
お手に取っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
キャラ文芸大賞で後宮賞をいただいた作品であり、皆さまの応援があって書籍という形になることができました。本当にありがとうございます。
書籍化作業中の、まさに改稿が始まるというその日に父が倒れまして。実家の方の家族は母もきょうだいも事故で亡くしておりますので、わたし一人で遠距離ながら介護に当たっておりました。
父と連絡がつかず、遠方の実家に不安を抱えつつ駆けつけ。発見から救急車での搬送、入院、その間に急遽施設への入居を決め、それらすべての手続き。退院後は、我が家からは往復で4時間かかる専門病院へ連日のように付き添っておりました。
自分の仕事や家族の生活もままならず。夜も細切れの睡眠しかとれず、忙しさに食事もまともにとれぬ状態が続く中。
編集さんや、父の入居する施設のスタッフの優しさに救われ、
ああ、自分は、責任を負うことを余儀なくされた人に届けたくて物語を綴っているのだと実感しました。
大人になれば、自分のことに目を向ける余裕がとれなくなります。仕事や家族、自分は過労であっても決して倒れることの許されない状況。休日は名ばかりで、実質休みとはいえない。
そんな経験をなさっている方は、実はとても多いのではないでしょうか?
家族のための献身や自己犠牲……それらは美談ではありますが、当人にとってはあまりにも過酷です。立ち続けなければならないのですから。
辛抱強く頑張る大人がほんのひと時でもワクワクできる、頬が緩んで笑顔になる。そんな物語を届けたいと願い、書籍化作業に取り組みました。
表紙はあまりにも美麗すぎて、拝見した時に思わず「うわっ! すごい」と声が出てしまいました。
加筆部分も3万5千文字以上あります。
お手に取っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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登録日 2025.04.17 13:58
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